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【灘五郷:西宮郷】『蔵開き』酒蔵巡り 西宮えびす〜白鹿蔵開き〜白鷹 禄水館〜アンリシャルパンティエ  今後の情報も(甘党女性の酒蔵巡り:2023年2月情報)

日本酒の聖地!灘五郷では2023年2月、新酒できあがりの蔵開きのシーズンが到来しました。しかも、今年は3年ぶりのイベント復活です。

西宮郷の蔵開きイベント、2023年は2月11日・18日・25日と3週に渡って実施されますが、初日の白鹿さん蔵開きに行って参りました。

蔵開き ポスター

出発地点は阪神電車西宮駅 マップ・博物館割引券はおでかけ案内所で

スタートとなるのは阪神電車西宮駅。

阪神西宮駅

この駅の中におでかけ案内所があり、そちらで酒蔵巡りマップと白鹿の酒ミュージアムに行く場合の割引券を受け取りました。白鹿酒ミュージアムh蔵開き日に限らず常設ですので、訪問される方は案内所の立ち寄りをおすすめします。

阪神西宮おでかけ案内所

蔵開きの前による方が多いのか、蔵開き訪問ですかと聞かれたあと丁寧に行き方を教えて下さいます。

西宮 酒蔵通りマップ

福男神事で有名な西宮えびすさんに参拝

阪神西宮駅から白鹿、蔵開きイベント会場へはえべっさん筋を真っ直ぐ南下。えべっさん筋を通りながら西宮えびすさんを素通りなんてできるはずもなく、お参りしてからスタートです。

西宮えびす 表大門

西宮えびす正殿

白鹿 『蔵開き』イベントは工場敷地内での青空試飲!

白鹿の蔵開きイベントは、大きな工場の敷地内を利用したテント販売の青空試飲です。試飲したものと同じお酒も販売されています。今年の白鹿さんイベントは1日限定ですので、イベントは来年の参考に。

白鹿 酒めぐり会場

イベント会場の雰囲気

2023年の蔵開き時は本当に気持ち良い晴れ!で、暖かい日。外での試飲が心地よいぐらい快適です。

蔵開き試飲お品書き

まずはお品書きを確認。その場での試飲価格とお持ち帰り販売価格が掲示されています。

場内案内図をお持ちの方がいらっしゃったので撮影させていただきました。撮影時間はおおよそ午前11時ごろでしたが、もう福袋は完売していました。

飲食エリアは3ヶ所ありますが、そのうち中央の入り口に近いテントではお菓子セットなども販売していますので、空腹で日本酒が飲めない方にも安心です。

場内案内図

すみません、ここからは蔵開きの行動としては邪道かもしれませんが、甘党ゆえの行動です…..。いきなり向かったのはリキュール売り場。ゆず日向夏と梅を購入。いずれも試飲は100円です。

リキュール売り場

そして、甘口酒のコーナーへ。本醸造山田錦熟成12年もの200円も。

甘口酒のコーナー

複数の売り場で買ってもトレイに並べていける方式で1トレイ4種を。

3種の試飲

いやあ、古酒ってまろやかで良いですねz。そしてリキュールはフレッシュ!

甘党でない方は、本来のおすすめセット案内だけ撮影してみました。

おすすめセットの案内

そして、お菓子販売箇所でお煎餅(100円/枚)とマカロンとお猪口のセット(ピンク・ネイビー各500円)をお土産で購入したら…..マカロンが入ってませんでした。私の見間違いだったのかもしれません。

お土産のお菓子とお猪口

白鹿酒ミュージアム

白鹿 酒ミュージアムでは『変化する酒蔵建築のイベント展示が開催中です。このミュージアムは有料(500円)ですが、西宮駅のおでかけ案内所でいただいた割引券を提示すると2割引となりました。

常設展示

私はこちらのミュージアム2回目の訪問で、訪問時は別のコラボイベント実施中(リンク先は西宮郷モデルルート)を実施していたため気づきませんでしたが、3Dマッピングのように記念撮影スポットなどもあったようです。常設展示の内容は前回記事をご参照ください。

展示物 大八車

展示会場

樽内への案内表示

他、菰樽を作る様子なども展示されています。

樽を作る様子

変化する酒蔵建築

特集展示は酒ミュージアムの方はかなり小規模ですが、写真撮影不可の白鹿記念館(酒ミュージアムの入場券は共通券)の展示とセットで見学する構成となっています。

そちらでは1木造から、レンガ造り、コンクリート造りと建築技術のの変遷を見ることができます。

酒蔵として日本最初の鉄筋コンクリート造りとして、月桂冠昭和蔵紹介されていたりなど、灘五郷以外にも清酒発祥の地の伊丹酒造組合や京都伏見の月桂冠など広く資料集められています。

旧白鹿館で利用していた辰マーク

銘板など

『白鹿クラシックス』でも新酒イベント

常設でのレストランである白鹿クラシックス。

白鹿クラシックスでお食事の場合は予約を(一休レストラン予約サイト)はこちら

そちらでも新酒イベントは実施中でした。お土産品のショップはずらりと人が並んでいましたので、屋外のワゴンで、飲み忘れていた新酒(何しに来たんだか….)試飲しました。しぼりたて原酒100円から。鳳凰白鹿といった高級酒まで楽しむことができます。

試飲メニュー

新米新酒は甘口と辛口が選べるのが嬉しいところ。甘口にすると非常に飲みやすい一杯が出てきました。

新米新酒 甘口

白鷹 禄水苑で新酒大吟醸飲み比べセットと雛人形見学

酒BARで大吟醸飲み比べ

次に2023年1月のお伊勢参りでは混みすぎてお店でいただけなかった『白鷹』をいただきに、白鷹禄水苑へ。白鹿クラシックスからは徒歩5分ぐらいです。

西宮蔵開きイベントで混み合う日ですので、蔵BARは飲み比べセット2種類のいずれかのメニューのみの提供となっています。

※通常営業時は、珍しい古酒や、限定酒単品やコーヒーなども楽しめるBARです。

飲み比べ2種メニュー

一つはしぼりたて生原酒1種を含むレギュラー飲み比べ(1,000円)。

もう一つは、純米酒1種の生原酒と大吟醸2種しぼりたて(1,500円)。

いずれも酒肴がついています。

せっかくなので大吟醸飲み比べを。

飲み比べのボトル

壱号仕込み!のラベル

大吟醸飲み比べセット

1番左は『純米生原酒』、100%米と水でできていて火入れしておらず、アルコール度数の調整もしていないお酒です。

中央は、禄水苑限定の『袋しぼり生酛純米大吟醸 直汲み生原酒 あらしばり』。

昔ながらの、酒袋に詰めたもろみを酒槽にかけて自然の重みで最初にほとばしり出た酒のみを汲んだ、まさに生まれたばかりの純米大吟醸(後略)

白鷹禄水苑商品パンフより文言引用

まさに蔵開き酒蔵巡りにふさわしいお酒ですね。

そして右側は、『袋しぼり生酛純米大吟醸 活性生原酒 うすにごり』です。活性生原酒とは生きた酵母や酵素がそのまま瓶詰めされているお酒です。

淡雪のようなもろみがほんのりからむ、大吟醸のうすにごり生原酒。もろみ自身の自然な旨味が凝縮されています。酵母が生きているので、かすかな微発泡の刺激も楽しめます。

白鷹禄水苑商品パンフより文言引用

甘党には芳醇で飲みやすい『あらしばり』がマイベストでしたが、うすにごりの方は、酸味をかなり感じました。(酸味でなくて微発泡の刺激なのでしょうが、私にはその繊細な違いを感じる能力が不足….)。

禄水苑の酒BAR。美味しいのはお酒だけではありません。このセットについている、たけのこ鰊(にしん)がもう絶品!日本酒とのバランスもとても良いのです。

雛人形展示

白鷹禄水苑は、酒蔵の御当主家の文化などをご紹介されている展示が無料で見学できますが、酒蔵BARで2023年2月に展示されているのはお雛様とのこと。

手前の展示物では、『あら、小ぶり?』と感じたのですが、これは稚児雛。江戸時代文政の頃に流行った公家の童の様子を表したものだそうです。

離れ座敷 雛人形

私の中で雛人形のお道具は漆塗りのイメージがあり、手前のお道具は雛人形というよりドールハウスっぽいと感じたのですが(完全に素人の誤解です)。

江戸時代後期に取り入れられた町家の台所用具(流し周辺)を模したものだとか。

本座敷の十五人揃い

奥のお部屋には、本座敷の十五人揃い。五世大木平蔵氏の作品とのことです。男雛が向かって右側に配置される並びは、大正天皇が西洋に合わせて右側に皇后をという方向にされるのにならう配置とは逆になっています。

お酒を冷ますには….アンリシャルパンティエ休憩

さて、酒蔵巡りはどうしても日本酒を多く飲んでしまうため帰る前に休憩という方も多いと思います。

禄水苑では、コーヒーが飲めなくても酒蔵通り沿いにはアンリシャルパンティエ工場併設店があるので安心です。

出来立てのカリふわフィナンシェやマドレーヌなどの焼き菓子セット(3個ドリンクセット825円)、目の前でフランベして仕上げてくれるクレープシュゼット(セット1705円)など。本格デザートが楽しめます。

アンリ・シャルパンティエのブランド名の由来は人名で、炎のデザートであるクレープシュゼットをイギリス皇太子殿下のために作った料理人の方だとか。

クレープ・シュゼットはまさにアンリシャルパンティエのお店でいただくのにふさわしいデザートですね。

クレープシュゼットフランベ

焼き菓子3個セット

2023年の西宮蔵開きイベント日はあと2回

この記事をアップするタイミングでは1日限定の白鹿の蔵開きイベントは必然的に終了していますが。西宮の蔵開きイベントは2月18日『大関』・2月25日には『日本盛』(いずれも最寄り駅は阪神今津駅)もあります。

西宮蔵開きイベント日程

また、蔵開きイベントをされない酒蔵さんでも新酒販売をされているところもありますので是非。

西宮周辺新酒イベント

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