ANAクラウン松山の駐車場は有料 出し入れは可能
松山空港から車で20分の場所にあるANAクラウンプラザホテル松山。
車は大型車以外は立体駐車場に停車させます。駐車場入り口が大通りとなる国道11号線沿いになく焦りますが、松山三越と反対側の角を曲がったところに入り口がありました。下の写真の矢印の方向(道が見切れてしまいましたが)に曲がったところです。
駐車場料金は1,200円/泊ですが,滞在中の出し入れは可能です。ただ、精算はチェックアウト時1回のみですが、出し入れした場合は、新たに発券された駐車券を都度フロントに提示して検印をいただく必要があります。
公共交通機関で行く場合は、坊ちゃん列車も止まる伊予鉄道城南線(市電のような電車)の『大街道』駅から徒歩1分程度です。
坊ちゃん列車は下の写真の電車です。普通の市電タイプの電車ももちろん走っています。坊ちゃん列車は普通の市電タイプのものとは料金が違い、1乗車1,300円です。が、朝のホテル前散策で見かけた時には満席らしき人気具合でした。
天井の高いロビーの先、フロントでチェックインしてお部屋へ。
スタンダードツインのお部屋 パジャマはワンピースタイプ
お部屋はスタンダードツイン。11Fの国道側をアサインされました。
このホテルの国道側からは、映画等の撮影の舞台となっている国の重要文化財萬翠荘(ばんすいそう)が良く見えます。※萬翠荘については別記事掲載予定
スタンダードツインルームのお部屋はその名の通りこれこそスタンダード!的な作りです。
ツインですが、くつろぐタイプの椅子は一つ。テーブルは小さめでした。
お風呂は美しいものの残念ながらユニットとなります。道後温泉が近いため、温泉日帰り入浴に行ってしまうのも一つの策ですね。
アメニティは充実していてぎっしりです。ソーイングセットまで二つついているからかと思います。
ANAクラウンのアメニティといえば、標準のアメニティ以外にスリーププログラムのものがあり、もちろんそちらもついています。
このプログラムのセットはホットアイマスク・入浴剤(バスクリン)・夜用ほうじ茶・朝用ミント緑茶です。リクエスト式で枕の追加や、香りのプログラムもあります。
もちろんプログラム外のコーヒーもスティックタイプですがあり、カフェインレスも対応しています。
パジャマはワッフル記事でワンピースタイプでした。
日本料理雲海『料理長おすすめ会席』とは?
予約
今回宿泊は食事なしで予約していたため、夕食は別に一休レストランから『料理長おすすめ会席』(10,000円/人)を予約していました。京都のANAクラウンの日本料理店も雲海でしたので、直営レストランなのかもしれませんね。
ドリンク
1杯目のドリンクは、プラチナ会員宿泊者特典でサービス。ビールとカシスオレンジテイストのジュースです。
通常オーダーでいただいた日本酒の山丹正宗は1合1,500円。これがお米の甘味が効いて美味しい。令和3年の全国新種鑑評会で金賞を取った酒造メーカーの作ったお酒です(金賞だったのはいただいたものではなくて雫取り大吟醸)。
失敗したかなと思ったのは、ブラッドオレンジ梅酒を水割りにしたこと。薄いオレンジジュースを水でさらに割った感じ。ブラッドオレンジ梅酒はロックがお勧めです。
お料理
先付けは無花果(いちじく)の白和えです。みずみずしいいちじくは一品目にもピッタリです。
2品目はメニューとしては季節の前菜。菊名のおひたしとさつまいもの仲間の芋(聞き漏らしました)、鮎の甘露煮と栗でした。
3品目は、松茸の土瓶蒸し。土瓶蒸しは日本料理店に来て良かったなあと思うメニューですね。松茸と鱧が入っていて、飾り切りのすだちが、流石の凝り具合でした。
お刺身は、まぐろとコチ、さいまき海老です。
さいまき海老とは、出世魚(魚ではありませんが)の車海老の10cm以下の時の名前です。その後、5cmほど成長して中まき海老となり、さらに大きくなってはじめて車海老となります。
そして、次が焚き合わせで小鯛の煮付けです。
焼物として帆立貝の醤油焼きに続きます。
メインは選択制で穴子の天ぷらか、和牛ロースステーキ。選択したのは和牛です。
食事は鯛めし(鯛も一緒に炊き上げられたもの)か、お刺身鯛を使った鯛丼の選択制です。
鯛丼は宇和島の名産で宇和島では醤油ダレでいただくそうですが、ここ雲海は特製でごまだれ!私個人としてはごまだれ大歓迎です。
季節の果物はみかんと柿と梨です。
愛媛といえばみかんは欠かせませんね。