今回の愛媛旅の目的は3,000円の破格のアップ料金のプレミアムクラスに搭乗することでもあるため、クラスが存在する便を選択して搭乗しました。その復路の搭乗の様子をレポートいたします。
松山空港ラウンジは羽田便遅延でとほほ状態
松山→伊丹便は2022年10月時点で1日9便ありますが、その中でプレミアムクラスが存在するものは2便しかありません(羽田は6便中1便)。
羽田や伊丹だとANAの上級会員が多数いるから混んでいるけれども、松山ぐらいだと空いているだろうと偏見を持ってラウンジに行って見たところ。なんと満席!本来1時間前に出発する予定だった羽田便が1時間遅延でその上級クラス会員さんたちが、沢山……。
ストレス満載のラウンジでしたが、一応お飲み物・お食事ラインナップだけはチェックを。
ビールはラウンジでは珍しいかと思いますが、1社固定でアサヒスーパードライ一択でした。その隣、見切れていますが、ソフトドリンクカップサービスもあります。
コーヒーメーカーはカフェラテ系もでます。
嬉しいのは、アロフト大阪堂島のお部屋備え付けのものを飲んで以来大ファンとなったJaf Teaがあったこと。少しでも変わり種があるとラウンジ訪問のテンションが上がります。このバニラルイボスフレーバーふんわり甘い香りがして幸せ気分に浸れます。
松山空港はお菓子がちょっとオプション的な物があったりという旅行記を読んで期待していましたが、満席のためかお菓子は伊丹空港のANAラウンジとほぼ同じでした。
座席は満席のため、自席以外は撮影できず。使えるスペースはこの(エコノミー的な)座席1つのみ。コンセントはあります。これがずらっと数十人分並んでいて満席、向かい席にも人がいるという状況のため早々に退散となりました。羽田便が遅れていなければ余裕はありそうな感じだったのですが、こればっかりはやむなしですね。
プレミアムクラスで離陸
搭乗は、小さなお子さまや体の不自由な方の優先搭乗のあと、ANAダイヤモンドなどの最上級クラスの方に続いて優先搭乗が可能です。
プレミアムクラス座席は伊丹→松山と同様前後2列✖️2席✖️左右の8席です。
今回の搭乗に際しては、ご挨拶はあったものの出発前にドリンクは聞かれませんでした。
そして、出発。伊丹から松山に向かう際は、着陸体制で長く瀬戸内の島を鑑賞できましたが、松山出発の場合は島の景色は一瞬ですぐ雲の上となってしまいます(考えてみれば当たり前なのですが、ちょっと残念)
と、景色を楽しんでいられるのもシートベルト着用サインが消えるまで。上空でシートベルト着用サインが消えると同時にコックピットからの放送で…..。15分後には着陸態勢に入りますとのこと。
ちなみに、一般席ではドリンクは選択制ではなくりんごジュース一択。それでも希望者の方に配りきれないほどの時間しかなかったとお詫びの放送があったほどの短い水平区間です。
機内昼食・日本酒とスパークリングワイン
この15分の間に機内食が配られ、食べて片付けまでと往路と変わらずお食事時間は7分少々。
気持ちは焦りますが、レンタカーを返して夫も運転から解放されたため、日本酒もお願いしてみましたが、2種類中1種類は在庫切れのため、スパークリングワインに。こちらがスパークリングワインと昼食のセットです
メニューはチキンカツと玉子のサンドイッチ・明太子パイ・鮭の香草焼きにアンチョビポテト。フルーツにはタピオカも入っています。
ほぼ味わっている時間は正直ありませんが、食べた写真左上の青いボックスに入っているお菓子メゾンカカオが絶品でした。生チョコレートがしっかり溶け込んだチョコレートクッキーで、これを食べるためにまたプレミアムクラスに乗りたいなと思うほどです。
ちなみにスパークリングワインの銘柄はヴーヴオリヴィエ。辛口のフランス産とありましたが、甘党の私にも辛すぎず飲みやすい味でした。アルコール度数も12度と程よい物です。ただ、7分間のお食事で炭酸を飲むのに時間がかかる私には厳しい……。200mlあけるのに時間と競争となってしまいます。
日本酒は、越の誉の『清吟』。新潟産の純米吟醸です。量は通販の小瓶でも見ない100mlのサイズ。でも、ふんわりと甘やかに(そして超短時間で)日本酒を味わうにはぴったりのお味と量です。
松山⇄大阪のプレミアムクラスは記事を書いているだけでも忙しい気持ちになるほどですが、なんといってもアップ料金3,000円のお試しお得プレミアム路線。お安く楽しめるのも魅力です。
プレミアムクラスの他の搭乗特典等は往路の記事をご参照くださいますようお願いいたします。