アップ料金3,000円⁉︎のプレミアムクラス
片道一人あたり12960円…..、この金額がANAプレミアムクラスの搭乗運賃であると思う人は少ないのではないでしょうか。
この金額はANA株主優待チケット(通常クラスの正規料金の半額となるのが株主優待価格)を使って、プレミアムクラスアップ料金3000円を追加して大阪から松山空港に移動できる価格なのです。
『プレミアムクラス』は空港ラウンジ(ステータスがない方の外来オプションだとこれだけで3,000円)も使えるクラス。更に!機内でお食事も出るのです。その価格を考えると、破格のお値段ではありませんか。
という情報がきっかけとなった愛媛・高知旅行。
大阪⇆高知便もプレミアムクラス3,000円の正価ですが、あいにく2022年10月発着の便ではプレミアムクラスの設定自体がありませんので往復とも松山空港を利用しました。
なお、プレミアムクラスの価格(2022年10月現在の事前アップグレード価格)他の路線はどうかというと、距離ではなく需要なのか東京⇆大阪は10,000円なのに大阪より遠いはずの東京⇆岡山は7,000円だったりします。
大阪から福岡だと7,000円ですが、それより遠い長崎だと5,000円。
旅行予約好きにはこの表を見ているだけで、1時間ぐらい楽しめそうな面白い価格設定です。
ANAアップグレード運賃価格表(2022年10月30日から2023年3月25日(ANA公式サイト中のPDF)
プレミアムクラス搭乗メリットは9つ
プレミアムクラスに搭乗して良いことは、ほんの小さい部分も入れると全部で9個。
お試し路線として初めてプレミアムクラスに乗る方は小さなメリットも折角ですので充分味わいましょう。お預け荷物だけは超近距離路線のため20kg無理には超えられませんが。
筆者はJALではJGC会員で一部のメリットが享受できているため、ANAの平会員でその差異を日頃実感していた小さなストレスたちが消え去ります。JGCでのメリットに加えてあるのは、❸の荷物重量アップ40kgと❼の機内食までついてきます。
(JALダイヤモンド会員さんだとANAプレミアムクラス搭乗だけではスイートラウンジじゃないことなどが更に気になってしまうかもしれませんが、そんな方はANA平会員の私の本記事なんてきっと興味ないはず…..。)
❶座席が良いこと(当然すぎてすみません)
❷プレミアムクラス用カウンターチェックイン
❸お預け荷物重量アップ(40kgまで普通席の2倍)
❹プレミアムクラス専用保安検査場の利用
❺ANAラウンジの利用‼️
❻機内への優先搭乗
❼機内食‼️
❽優先降機
❾優先荷物引き渡し
プレミアムクラスチェックイン
チェックインは大阪伊丹空港の2階 モノレールからの直結階であり、保安検査場のあるフロア。
モノレールで来た場合は一般受付の1階に降りることなく保安検査場まで1フロア移動が可能となります。
プレミアムクラスカウンターは一般保安検査場横。
10月3連休初日の朝でも待ちは1組のみ。
ビジネス需要の少ない連休はステータス保有の方も少ないのかもしれませんね。
優先手荷物を預けてカウンターの出口に向かうとそこがプレミアムクラス専用保安検査場(当然、撮影不可)。
保安検査を終えると、そこがラウンジ入り口前エスカレーターという合理的な造りです。
ANAラウンジ
入ってすぐにはロッカー、進むとコピー機ビジネスコーナー、反対側には携帯電話利用ブースと喫煙コーナーがあって、メインのラウンジエリアへと進みます。
ラウンジは、基本的に感染対策で一人づつ区切り席です。
飛行機の見える座席も、奥まったソファライクなお席もあってコンセント付き。
ソファ席は椅子下コンセントの場合もありますのでご注意を。
ドリンクはビールはスタンダードクラスの四社分。サントリーさんのは糖質ゼロのパーフェクトビール。
最近海外で売り切れ続出と噂の角ハイボールもあります。あとは焼酎と、バーボンウィスキーメーカーズマーク。
健康系は伊藤園さんの熟トマト。あとは、JALラウンジからなくなって恋しい青汁。おすすめは牛乳割りです。
あとはソフトドリンクと珈琲・紅茶・illyのエスプレッソもありました。
ラウンジを出て、優先搭乗で機内へ。入れる順番はお子さま連れや、上級会員クラスの方の次となります。(休日地方路線のため上級方は1名のみ。)
ラウンジのおつまみはブルボンさんのおつまみMIXのみ。おすすめの青汁ミルクのおともにいただきます。
伊丹発松山行きプレミアムクラス搭乗
プレミアムクラスは2名並び✖️2✖️2列の8席のみ。
コンセントは万国共通タイプ、上空に行くまでは通電していません。日本のACコンセントも対応ですが、USB充電はありません。
あまり楽しむ暇はありませんが、スリッパとしっかりしたヘッドホンが。
スリッパには靴べらと持ち帰り用の袋も付いています。
搭乗御礼のご挨拶は平会員の私たちにもして下さいました。
機内食食べる時間ある?
そして、地上にいるうちにドリンクの確認が。上空では迷っている時間はないということですよね⁉︎
ドリンクはスパークリングワイン・日本酒・ビールもありますが、朝食サンドイッチだと流石にソフトドリンクですよね。あ、でも旅行朝食の朝シャン感覚の方もいらっしゃるかも。(朝シャン→朝食にシャンパンを合わせること)
機内食は10時29分初便までは朝食対応 サインドイッチです。
サンドイッチはパン3枚分を一口で!のタイプ。ごぼうスープにカボチャのオープンサンド、ビーツのサラダなど。
上の写真を撮ってから7分後、私の席のトレイは下げられました。食べるの早い人でないと、結構大変かもしれません。超近距離のため、最大で15分ぐらいで食べ終わるぐらいしか食事時間は取れないかもしれません。
食事のあとは瀬戸内の絶景を
大阪⇆松山は晴れると瀬戸内の絶景を堪能できるフライトとなります。
上空から見ると島って表情豊かなのだなと実感できます。
島の形をいるかに見立てたりして一人遊びしたりと全く飽きることのない景色です。
そして島が途切れて、船の跡のみを追うようになったらもう着陸の時間です。
松山空港に着いたらまた優先で荷物を取って。
そして愛媛最初の撮影ポイントはみかんの蛇口のオブジェです。
何組も写真を撮られていて大人気なスポットです。