大阪万博公園では11月3日から、紅葉祭りが開催されています。別途ご紹介するニフレルの訪問後、(迷って)歩いて、トレインに乗ってと3時間かけても全部は見て回れませんでしたが、紅葉おすすめスポットを交えてご紹介します。
大阪万博公園の最寄駅はそのまま万博記念公園
大阪万博公園は、大阪空港から直結している大阪モノレールの万博記念公園駅が最寄り駅となります。(最寄りといっても巨大公園のため、どこに行くにも入ってからが遠いのが万博公園というものですので、おすすめスポット2箇所も併せて地図でルート表示をしています。)
日本庭園の紅葉と茶室公開
万博記念公園は、大きく分けると自然文化園と日本庭園があり、静謐な雰囲気の紅葉を見る場合は日本庭園側がおすすめです。なお、日本庭園の正面玄関前、自然文化園側の景色も紅葉する大木が見事ですのでお見逃しなく。
正面入り口を入ると若干事務的な建物があるのですが、その階段を登った先には。
心字池
紅葉の色合いがグラデーションを見せる美しい池の情景が広がっています。人が結構いらっしゃって全景は撮れずでしたが、池に移り込むと紅葉は風情が出るなあと感じるスポットです。
松の州浜
もう1箇所日本庭園として美しい紅葉の景色を。
心字池とは少し色合いが変わってまた、違うイメージの紅葉です。
紅葉まつり 茶室 凡庵・万里庵の特別公開
万博公園は2022年11月3日から12月4日まで紅葉まつり。週末日程では夜間ライトアップも行われています。
また、日本庭園にある凡庵・万里庵という茶室が2022年12月4日まで特別公開されている他、11月5日の10時から15時半(受付時間)までは呈茶のサービス(有料:700円)もあります。入園料とのセットの場合割引があります (960円→890円)もありますので、絶対にお茶をという方は入園前に買われると良いと思います。
(11月3日・4日は開催されていませんでしたので、私の訪問時はお茶のサービスはありませんでしたので、お茶写真はありません)
万里庵は檜皮葺きの草庵のイメージとのことです。
対して武家住宅様式のものが凡庵とのことです。
この大きな凡庵が呈茶の会場かもしれません。
秋に咲く桜
少し道に迷い気味でしたので、大雑把な場所となりますが、下の写真の丸をつけた場所に11月上旬だというのに桜が咲いていました。
これは十月桜というもので、秋に咲くという習性があるそうです。紅葉を見に来た場所で桜も鑑賞。春爛漫の咲き方ではないですが、不思議気分を楽しめます。
トレイン車掌さんの一推しスポットはメタセコイアの紅葉景色 もみの池
万博公園は非常に広く、どこを歩いても綺麗な景色が見られますが、西半分のあたりを30分程度かけて走っているトレインに乗ると、座ったままで広い範囲の紅葉を見学できます。乗車は1回350円です。
時報の鐘が最近は時間がくるってしまっているなど、車掌さんからのプチ情報も楽しみながらのゆったり見学です。
遠目に見えていたよくわからなかったものも、万博BEASTという巨大クライミングアトラクションであることが判明しました。
歩くと途方に暮れそうな真っ直ぐに長い長い西大路などもトレインだと真っ直ぐな道を楽しむ気分となります。
途中は、紅葉のみではなく、ススキの景色が楽しめる場所も。
万博公園の南西、紅葉渓も通過時に教えてくれます。
そんな車掌さんが最も推している紅葉スポットがもみの池のメタセコイヤの紅葉とのことでした。メタセコイヤは、紅葉の中でも少し早めの時期に最も美しい色となり、その後は針葉樹のように葉が落ちてしまうとのこと。
早めの紅葉見学に行かれる方にはおすすめです。
そして万博といえば岡本太郎氏の作品、太陽の塔。教えていただけたことが3つ。一つは背後からの太陽の塔は万博公園内に入らないと見えないものであること。もう一つは背後の黒い顔は塗っているのではなく、陶器を貼り付けた貼り絵状態になっていること。
そして、70年代の大阪万博を知っている人も少なくなってきたからという理由付きで、太陽の塔には3つの顔があり、正面中央の白い顔が現在、その上にある金色の顔が未来、そして背後の黒い顔が過去の顔を表しているそうです。