さて、旅館に泊まる予算を外食に当てて贅沢使用が今回の旅行のテーマ。
インターコンチネンタル別府ワンランク上の領域 「アトリエ」
1つ目は、ポイント宿泊中のインターコンチネンタルホテル別府の「アトリエ」。インターコンチネンタルのメインレストランは朝食レストランであるエレメンツだと思いますが、その横に併設されているカウンターレストラン。これこそが、実はワンランク上の贅沢をする高級店「アトリエ」です。

大きなお皿に彩りが綺麗なお料理、そのお料理とワインを合わせてマリアージュを楽しむレストランです。ハイカウンター雰囲気で隣との間隔が近いのは外国風仕様でしょうか。お料理のベストは宮崎牛のステーキ。柔らかくて美味しいものでした。
ちなみに、おそらく良いコースをオーダーしてワインを楽しんでいたお隣の方のお会計はおふたりで69000円!だそう。普段使いにはし辛い高級レストランです。その金額が露天風呂付客室1泊2日の料金に見えなくなる身分になれるよう、頑張ってから再訪して挑戦します(笑)。
本当にそのお値段で良いのですか?沢山の食材と豊かな品数 会席四季亭 はな村
次はコストパフォーマンスが並ではない。高級食材を惜しげもなく使っているのにお手頃な会席料理がいただける 四季亭 はな村。そこで料理長おまかせ会席8800円/人の一休レストラン掲載分ではお店最上級のコースを予約しました。駐車場利用時はあらかじめお店に連絡が必要ですので、お忘れなく。
お部屋は料亭というより個人のお家の応接室の様な感じ。二人の予約では恐縮するほど広いお部屋で、窓の外には小鳥が水を飲みにきてというのどかな時間を過ごせます。(冬だと日が短くてお庭は堪能出来ないかもしれませんが。)
料理長おまかせ会席なだけにメニューの確認はドキドキします。
目が釘付けになったのうちわ海老!実はうちわ海老の存在自体知ったのはこの日から遡ること数ヶ月。某中華の良いクラスのコースに使われていて、いつか何かの記念日にでも食べたいなとメニューを熟読して知ったものでした。その憧れ食材にこんなところで出会えるなんて。
そしてこの品数。これ、本当に大台を超えない価格で良いんですか?と目を疑います。
前菜からはじまってうちわ海老の直前まで。良いペースでしっかり手をかけられたお料理が運ばれてきます。
そしてうちわ海老の甘味を焼き物で味わう。至福の時です。いや、数品前のかぼす平目のうす造りでも白焼きでも至福のひと時と感じてしまいましたので、至福のひととき溢れている状態でした。
豆知識として、かぼす平目とはひらめの中でも高級な部類で、かぼす果汁を混ぜた餌で育てた爽やかな味わいがするものだとのことです。
そして、至福に満たされた時にしっかりとしたデザート。満足度100%超です。
ミシュラン熊本・大分特別版 二つ星 ホテル白菊 スイート宿泊者のお食事処に外来で日本料理 菊彩香
お次はこの旅のテーマをグルメ旅のメイン 日本料理 菊彩香。別府について調べる度に気になっていて いつか行きたいと思っていたこのお店。この夏はお昼の営業はしていなくて、夜だとホテル白菊の温泉付きスイートに泊まる以外いただけないかなと、インターコンチネンタルのポイント宿泊が奇跡的に3連泊とれていただけにかなり迷いました。
そして、一休レストランにはその前月まで外来予約ができる様になっていたため、毎日一休レストランで4連休だけど外来利用発表されないかなと経過観察していたところ、3泊目の最後の夜リクエスト予約が可能と表示されました。そして、すぐにリクエスト。無事に伺うことが出来ました。
ホテル白菊の駐車場に車を入れると、係の人がすぐに用件を聞きにきてくれて、レストラン利用伝えるとすぐお迎えの人が。なんて、大切ゲスト扱いして下さるのかとお部屋に入る前から気分よくなってしまいます。そして、お部屋は。前室のある趣き和室。靴を脱げる和室に食べやすいテーブル席は私の中で最上に取り合わせ。日本料理で夫婦の場合は、妻は下座。床の間を見ながらの食事も風情があります。
一品目の 生雲丹玉蜀黍(なまうにとうもろこし)。漢字で書くと格が上がった感じがします。最高の甘みが蕩ける取り合わせ。
その後も続く、芸術的なお料理。品のあるお食事ってこういうことなんですねと思わせる王道に日本料理。お椀の出汁の良さ、お肉の焼き加減、どれをとっても繊細という言葉が似合う絶品です。昨日のお料理とは違った方向性ですが、こちらも旅の最高の思い出になる良いお食事だったと思います。
次は、王道 別府地獄巡りの楽しみ方を書く予定です。