別府旅行は3年連続行っていますが、いつも悩むのが出発日、帰着日に何をするか。別府以外に空港までの途中で何かないかなと、検索していたら、国指定の重要文化財でお食事ができるという観光とグルメを兼ね備えたプランが見つかりました。
ベルトラという現地ツアーの会社で予約したのち、ネット等でよく調べてみましたが、あまり情報が得られずとりあえず行ってみることに。
日出町とは?
大分空港から大分空港道路経由で別府方面に向かうと30分ほどで日出町という町に下りる道があります。日出町は日出城跡の城下町を見学できる街で、城下カレイという高級カレイ(お魚のカレイです)が有名な街です。
観光に力を入れられているようで、観光客向けの観光案内所・駐車場や休憩所も備わっていました。
焼酎で有名な二階堂美術館(近現代の日本画中心)
時間に余裕があれば、焼酎で有名な二階堂が保有している美術品を展示している二階堂美術館も立ち寄りスポットとして存在します。ただ、展示物に二階堂感は皆無ですので、お酒好きの方向けではなく美術好きの方におすすめの場所となります。美術品に造詣のない人は所要時間30分未満というところでしょうか。
重要文化財が料亭に お庭も見事な「的山荘(てきざんそう)」
無料駐車場に車を止めて、徒歩で的山荘へ。立派な門構えは気分が上がります。門から玄関までは1分ほどですが、皇族の方々の植樹された樹木が多くあって一つの見どころとなっています。
玄関も重要文化財らしい趣です。席に案内されるとまず目がいくのが初代内閣総理大臣 伊藤博文の書です。そのお立場を考えると国の礎という書は思い意味合いを持つのだろうなと、思いながら眺めます。
座席は料亭という名ですが、個室ではありません。その分昼食は4000円程度からという価格帯ですので、ありがたいですね。もちろん城下カレイなどを味わう高級価格帯のお料理もあるようです。
いただいたのは最も標準的なコース。盛り付けはちょっとした和風お茶席のような盛付の前菜にはじまるコースです。お肉の焼き加減が、かりふわで食感が良かったです。
空港までの道 立ち寄り観光「杵築城」
その他、空港別府間の観光では杵築城という手もあります。
杵築城は昨年立ち寄ったのですが、残念ながらご時世事情により閉鎖されていたため遠くから撮った写真のみご紹介します。
大分別府2021年夏の旅行記は本旅行記が最終です。明日、「HIYORIチャプター京都トリビュートポートフォリオ」の宿泊記を挟んで、その後はGW旅行「八重山紀行+与那国」をご紹介予定です。