あの梅酒で有名なCHOYAさんの京都で梅酒作りが体験できる専門店があると聞いて是非行きたいと考えていました。
梅体験専門店の予約は2週間前からの激戦!
蝶矢 梅体験専門店は2022年7月現在1枠(1時間枠)4名で2週間前から予約可能。前回の京都旅行の時も公式の予約サイトチェックをしていましたが、常に満席(平日も!)
ただ、この度何度かチェックをしたところ、平日の午後にポツンと1箇所1名限定の空き表示が!ということで、半日のお休みを取ってまでの参加です。週末の予約を取るのは本当に大変そう。
予約が取れない場合は、キット購入やドリンク販売のみだと予約なしでも訪問できます。
また、公式の通販サイトでキットのみも買えますが、その場合お酒は市販品を使ってくださいと書かれていました。
梅体験専門店 蝶矢 京都店の場所は?
梅体験専門店 蝶矢の場所は、阪急電鉄京都線 烏丸駅から徒歩6分。その他、1Km程度歩きますが、市営地下鉄御池駅・市役所前駅、阪急電鉄 河原町駅からもアクセスができる場所となります。
場所は柳の番場通りと六角通りの交差点近くです。
梅酒作りの始まりはまず試飲から
梅酒作り体験は、1枠4名。
梅酒作り体験会場に入ると席(立って実施ですので場所?)用意されているのは説明書と梅のヘタを取るスプーン、そして写真左上にある小さなグラスは試飲用です。
梅選びは甘いものも酸っぱいものも
試飲第一弾は梅選び。この日は通常の5種に加えて群馬の『白加賀』も選択できました。
各梅の氷砂糖で作った梅シロップを4倍に希釈したものを6杯試飲します。
①白加賀….酸味が特徴。梅干しにも適した品種(普段はありません)
②完熟南高….CHOYAの代表品種。採取前に完熟させた梅で甘味が特徴
③古城(ごじろ)….完熟南高の前に梅酒の主流であった品種。懐かしの梅酒の味わいを感じられる
④有機南高….完熟南高より2週間早く収穫した梅。珍しい『甘くない梅酒』が作れるという特徴で人気
⑤鶯宿(おうしゅく)…700年前からある品種。ともかく優しい味。はじめてお酒を嗜むなどの初々しい人におすすめ。
⑥パープルクイーン….小粒の梅。甘味と赤い色づきが特徴。女性人気が高い。
私は甘味に惹かれて、パープルクイーンを選択しました。
パープルクイーンは試飲シロップもほんのりパープルカラーがついています。
砂糖選びの一番人気は『金平糖で映える』梅酒
次の試飲は砂糖選び。氷砂糖と金平糖は見た目の違いは大きいけれども味の特徴は同じであるため氷砂糖で試飲。
そのあと別の3種も試飲します。
①氷砂糖・金平糖….オーソドックスな梅酒の材料。金平糖の見た目が映えるとして人気
②てんさい糖….茶色の見た目。コクのある甘味に仕上がる
③アガペシロップ…..健康志向の人に人気の糖分。吸収が穏やか。
③ハチミツ…..ハチミツ感が強いが甘味は最も弱い。酸っぱい仕上がりにできる。
これだけ試飲をしても、参加者4名とも見た目重視で『金平糖』を選択する結果に。梅酒作りは、味も見た目も楽しみの一つです!
お酒は4種類(なしの場合梅シロップに)
お酒は試飲なしの説明のみ。4種類あります。お酒を入れないと、梅シロップの仕上がりとなります。
①ウォッカ….基本のお酒。アルコール感のみがつきます。
②ジン…さっぱりとした風合い。辛口好みの方向け。
③ホワイトラム….ジンと真逆。甘味が特徴。
④ブランデー….フルーツ感がマッチ。芳醇になり熟成度が高くなる。
私は甘味大好きですので、ホワイトラムを選択しました。
ボトルと材料のオーダー
ボトルは3サイズ 複数オーダー可能
ボトルは3サイズ。Sは1杯(1100円)、Mは3杯(2200円)、L6杯用(3300円)です。
体験料はこのボトル費用プラスオプション代プラスお酒代です。
梅オプション….古城、有機南高、パープルクイーンのみ (S32円 M97円 L194円)。
砂糖オプション….金平糖、ハチミツ、アガペシロップのみ(S54円 M162円 L325円)
お酒代….全種(S275円 M550円 L825円)
完熟南高の場合、杯数と同じ数量の梅がついています。パープルクイーンは小粒ですので個数は5倍になります。
飛行機移動など、立ててボトルを持ち帰りできない人用に密閉型のシリコン蓋が別売されています(440円。電車で紙袋に入れて縦に持ち帰れるぐらいだとシリコン蓋なしでも大丈夫な様子です。
梅酒作りは梅のヘタ取りとボトル詰
オーダーに合わせて、梅(パープルクイーン)と金平糖が配られます。
梅は冷蔵庫から出された冷凍梅。キット持ち帰りの場合、冷凍梅の持ち時間は2時間。2時間以内に漬け込みが必要です。
パープルクイーンは個数が多く、Mサイズで15個。お皿に開けて小さなヘタ取りスプーンでヘタを掬い取ります。すでに取れているものや取れないものは無理にえぐらないように
ボトルには梅5粒→金平糖一袋→梅5粒….と交互に入れていきます。
梅と金平糖を入れ終わったら写真を撮影して、上からホワイトラムを注ぎます。
蓋をして、梅に貼っていたシールをボトルに貼り直せば本日の作業は終了です。
翌日からは2週間攪拌して1ヶ月後に完成
梅酒作りはこの日がスタート。あとは毎日砂糖と梅、お酒が混ざり合うよう2週間は毎日15秒から30秒攪拌します。そしてさらに2週間置くと出来上がりです。(梅シロップの場合は攪拌1週間と放置1週間)
梅シロップは、1週間後に冷蔵庫保管を要しますが、梅酒は常温保存可能。ただし日光は避けて置いておきます。
壁にはスタッフさんが毎日つけている梅酒の日々の変遷状況が飾られています。金平糖が形状を維持しているのは1日程度のようですね。
梅酒はボックスに入れて紙袋もあわせてつけてくれます。完成日の書いたカードもくれるため一緒に保管をすると便利です。
お会計時にテイクアウトの梅ドリンクもあわえてオーダーできます。写真はアイスの梅シロップ紅茶わり(540円)です。テイクアウトを合わせたトータルコストは3549円でした。
お会計はクレジットカード、QR決済も可能です。
パープルクイーン翌朝はほんのりピンク
パープルクイーンを翌日攪拌のために取り出すとほんのりピンクに。金平糖は沈んでいました。2週間でしっかりと混ぜないといけませんね。
体験完了から3日後の朝 フォローメールまで!
梅体験をした3日後、もう金平糖も大方溶けて形がなくなったころ。
「うまく混ざっていますか」という混ぜ方のコツのフォローメールが送られてきました。
2週間混ぜつづけて2週間置いてという作業。日常生活に入ると忘れてしまいそうになる。そんなことまで配慮してくださる蝶矢さん。ますますファンになりました!