ダーワ・悠洛 京都ホテルはバニヤンツリーグループ
ダーワ・悠洛と聞かれても、まだ新しいためブランド名を聞かれたことがない方もいらっしゃるかもしれませんが。『ダーワ』は2015年スパで有名なバニヤンツリーグループに新しく登場したブランド。
そして、2022年日本に初上陸したのが『ダーワ・悠洛 京都』です。
ダーワ・悠洛 京都ホテルは三条駅前
ダーワ・悠洛 京都ホテルは河原町通から東に位置する鴨川を超えた川端通りに位置する京阪電鉄・京都市営地下鉄の『三条』駅すぐにあります。
海外目線から見た京都を感じるロビー
ダーワ悠洛・京都のロビーはどこか海外からの目線も感じる洗練された京都らしさ。
ロビーの松と遥か高く見上げる浮世絵の織物見ながら階段を下りると。
竹藪の前に置かれた人力車。嵐山風に見えます。
ラウンジ&バー1867
ダーワ悠洛 京都のロビー横にある落ち着いたラウンジが『ラウンジ&バー1867』。通常バーの名前にある数字4桁は、創業年を指すことが多いと思うのですが、バニヤンツリーの創業年は1994年タイのプーケット。思った以上に新しいのです。
では、1867年には何があったか。この京都二条城の地で行われた『大政奉還』を指しているのかもしれません(未確認ですが)。
さすがバニヤンツリーグループのラウンジだけあってどの席についてもゆったりとくつろげそうです。
ダーワ悠洛京都のアフタヌーンティ
2022年9月は亀屋良長とのコラボ
アフターヌーンティは1名から利用でき、一休レストランにて予約可能です。今回私は一人アフタヌーンティーではありませんでしたが、周囲には女性一人の方も複数テーブルいらっしゃって一人アフタヌーンティーにも良さげでした。
2022年9月のアフタヌーンティーは、四条堀川に本店のある和菓子店『亀屋良長』とのコラボ(4500円)。
亀屋良長は小倉バタートーストのためのスライス羊羹があることでも有名です。
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【ふるさと納税】京菓子司 亀屋良長 スライスようかん4袋 小倉羊羹 丹波大納言小豆 食パン 小倉バタートースト 和菓子 老舗 お土産 価格:10,000円 |
日本茶は、ダーワ悠洛からも歩いて15分ほどで行ける京都市役所前に近い柳櫻園(りゅうおうえん)茶舗とのコラボになります。
始まりは、柳櫻園の抹茶から。その後で好きな飲み物の90分間のフリーフローが楽しめます。
和の雰囲気を醸し出す畳敷きのトレイ?にのって抹茶が運ばれてきます。
その後に運ばれてくるのは3段のお重(積み上げ方式)。
3つのお皿を広げて並べて下さいます。広いテーブルがありがたいです。
セイボリー
一番右側のお皿はセイボリー(甘くないお皿)です。
右上から時計回りに、サーモンリエット(りんごと最中)、秋刀魚と湯葉、チキン胸肉、鯛です。
サーモンの最中が、甘く煮たりんごが少量入っていて、甘みと食感旨味が広がる感じがします。秋刀魚と湯葉ももっちりさに秋刀魚の旨味。
一つ一つ個性のある味わいが楽しいお食事です。
『亀屋良長さんの〇〇』シリーズ
そして、次のお皿がコラボスイーツ。全てのメニューに『亀屋良長さんの』というタイトルがつくお皿です。
右上が『亀屋良長さんのあんみつ』、その下が『亀屋良長さんのきなこ』、左が『亀屋良長さんのまろん』(敢えてのひらがな表記)です。
あんみつは、あんみつとみつ豆を同時に食べられるとあります。定義上はあんみつはみつ豆の一つでみつ豆にあんをトッピングしたものなような。
と、調べると元祖はみつ豆。求肥、赤えんどう、角寒天などに蜜をかけたもの、そこに別のお店があんをトッピングしたものを売り出して)『あんみつ』となったようです。
このスイーツはそのみつ豆の部分を真ん中に凝縮させて外側にあんをトッピングした層があり、プルプルに固められているので両方の層を味わえるということなのかもしれません。
『亀屋良長さんのきなこ』は真ん中の層がきなこガナッシュとなっているスポンジ生地のお菓子。きなこガナッシュがしつこすぎないのにじんわり味わいが残る印象的なものでした。
まろんは栗の餡玉をラム酒入りの寒天で包んだお菓子で小さいのに栗の風味が満喫できるものでした。
GRILL54THのスイーツ
3つ目のお皿はダーワ悠洛京都、ラウンジ&バー1867のワンフロア下にあるレストラン『GRILL54TH』のスイーツです。
右上から、抹茶黒豆チーズケーキ、左下がぼんぼんショコラ、左上がほうじ茶とふじりんごです。
抹茶チーズケーキは抹茶風味が濃すぎずチーズケーキとしてのまったり感があります。ぼんぼんショコラの中には柚子のジュレが。和の要素を取り入れつつもしっかりショコラが優勢で、チョコ好きには嬉しいもの。
ほうじ茶とふじりんごは凝った逸品で、ほうじ茶チョコでできた蓋を開けると、メレンゲの器にふじりんごの甘露が詰まっているもの。この一品だけで紅茶が一杯いただけそうな立派なスイーツです。
ダーワ悠洛京都アフタヌーンティの醍醐味はドリンクフリーフロー
ダーワ悠洛京都のアフタヌーンティの醍醐味は、充実したドリンク類にもあります。
紅茶:ロンネフェルトポットサービス
紅茶はバリエーションが豊富なロンネフェルト。ロンネフェルトは1823年創業、もうすぐ200年という歴史を持つドイツの最高級紅茶ブランドです。
私がいただいたのはアイリッシュモルト。ウィスキーとカカオの芳醇さをたっぷりのミルクとポットサービスで味わえます。アイスの選択もできるそうです。
コーヒーはブランド名がありませんでしたがラテなどもオーダーは可能です。
日本茶:柳櫻園
ウェルカムドリンクでいただく抹茶の後も日本茶で合わせたい人は、柳櫻園のほうじ茶・緑茶・玉露から選択可能です。
玉露をオーダーすると最適温度の60度で淹れましたというポットで提供されました(ポットには茶葉は入っていません)
和のモクテル2種は飲むスイーツレベル!
和のモクテル2種は、飲むスイーツレベルのしっかりとした甘さと食感をもたらすものでした。
和ごころ
お抹茶ベースのものは和ごころ。抹茶と和三盆・豆乳柚子パウダーに加えて、ごく小さな粒まで感じることのできる栗が入っています。栗のスイーツをいただいている雰囲気です。
ジャパニーズカルーアミルク
ジャパニーズカルーアミルクは日本酒のマスの氷の上に乗った見た目も楽しいもの。ほうじ茶・和三盆・豆乳のベースに黒豆きなこが入っていてこちらはきなこのスイーツ風の味わいです。