マリオットのカジュアルホテルでアロフト大阪堂島からシップスキャットで有名な中之島美術館までは徒歩10分。その周辺堂島は新しいラグジュアリービルも多く、ビジネスやアカデミックな施設訪問客の訪れる飲食店も多々あります。
今回の旅のテーマはラーメン
先般は、『響』やラフィエットひらまつを先日ご紹介しましたが、今回は、カップヌードルミュージアム訪問に合わせて、ラーメンをテーマにした堂島宿泊旅。近隣ラーメン店を2軒巡りました。
堂島のラグジュアリービル フェスティバルタワーと中之島ダイビル
私の勝手なイメージの平屋1F建てラーメン店さん(偏ったイメージですみません)とは異なりいずれも堂島らしいラグジュアリービルの中。
『世界一暇なラーメン屋』は中之島ダイビル2F、『而今(zikon)』は高級ホテルコンラッドの入るフェスティバルタワーの地下にあります。

暇でないことで有名な『世界一暇なラーメン屋』
まずご紹介するのは『世界一暇なラーメン屋』。といっても、このお店お昼時などは早いうちから行列ができていることで有名らしく、暇ではなさそう。
そして、本当に世界一暇なラーメン屋さんだったら絶対に家賃払えないだろうなと思わせる綺麗なビルの2F、赤枠で囲った部分にあり、名前とのギャップが激しいお店です。
混雑していなさそうな休日の16時ぐらいに伺ったところ行列はなく、座席は概ね埋まっているかなという状況でした。お店はガラス貼り、店名は『世界一暇なラーメン屋』ですが、お店の種別は『ラーメンレストラン』とのこと。そう言われると納得の雰囲気です。
店内にはプロジェクターでミスチルのコンサート画像が流れていて、BGMもミスチルでした。
ラーメンは6種、16時からは世界一晩酌セットも
この『世界一暇なラーメン屋』さんは、『人類みな麺類』なども運営されているチェーンの中の一店舗ということで、各店の店長さんをイメージされたラーメンがラインナップされていました。今回は、貝の旨味に特徴があるらしい醤油ラーメンの『WITCHS RED』と濃い醤油ラーメンの『KUROFUNE』(各902円)。それに16時から提供されている世界一の晩酌セット(880円)、それに豚丼(250円)と餃子(250円)、KUROFUNEへの味付け卵トッピング(65円)。
実は前回中之島美術館帰りに通りすがったところ、行列を見ていけなかったことを受けての期待を込めた再訪のため、2人では多いかなと思いつつ、頼みたいものは全部!頼んでみました。
世界一の晩酌セットがこちら。琥珀色が特徴の紅赤のビールとチャーシュー2枚、味玉とメンマもついていて880円というコスパも良い商品。ただ、唯一残念なのは、セットにできるものがビールのみで、ソフトドリンクを含め他の選択肢がないためビールが飲めない私は諦めるしかないことでした。
このチャーシュー!柔らかさの中にしっかりした味付けがあってとても美味しかったです。
豚丼もとってもお得。お肉にキムチとたっぷりで250円とは。
そしてラーメンはこちらが貝柱の旨味入りの醤油ラーメン。ちょっと複雑系なお味でした。KUROFUNEはメニューに記載されていた通り、真っ黒で濃い!見た目に合わせて味も濃い!醤油らしい辛みの強いの醤油ラーメンです。シェアする場合は食べる順番を考慮しないとKUROFUNEの味に飲み込まれてしまいそうです。KUROFUNEは味わいを和らげる意味でも味付け卵トッピング正解だったと思います。
これだけのものを堂島のお洒落な店内でいただいて二人で3,000円と少し。行列の理由がわかります。
あさり塩そばが味わえる而今(zikon)
お次はフェスティバルタワーの地下にある而今(zikon)。
人が多い場所でしたのでお店の看板付近のみ撮影しています。写真に写っている範囲がお店の全体ですので、小さなお店ですが、天井が高く快適な空間です。
こちらは2年連続で「食べログ 大阪ベストラーメン」にて1位を獲得したラーメン屋さんだそうです。
オーダーはラーメンについては券売機方式。代表メニューらしき『あさり塩そば』(850円)をいただきました。もう名前からして美味しさが漂ってきそうですが、名前負けしない美味しさで、スープの味わいを堪能できます。
券売機では買えないメニューですが、スタッフさんにお願いしてオーダーできる居酒屋メニューもあり、写真はちょい飲みのセット。ドリンクとおつまみが3種もついて、なんと500円という破格のお値段です。
ドリンクはビール以外にもハイボール屋レモンサワーが選べました。写真はざらめレモンサワー。ザラメレモンサワーを飲んだのは初めてでしたが、甘党にも嬉しいお味でした。夏の駆け込み1杯!はビジネスマン、ビジネスウーマンがホッと気を抜ける感じ。
堂島らしい気分も堪能できるラインナップでした。