名護パイナップルパークのお隣にあるOKINAWAフルーツらんど。こちらは、ナゴパイナップルパーク帰りに寄ったコンビニの駐車場から「昭和がテーマでーす」というような宣伝放送が聞こえていました。
昭和がテーマって子ども向けなのか高齢者向けなのか?と思って当日は時間もなく訪問しなかったのですが、本部半島の中山コーヒー農園体験前に1時間半ほど空き時間ができたので、訪問してみました。
結果的に冬場のため南国トロピカル感はかなり弱まっていますが、歩くロールプレイングゲーム要素があり、大人でも初めて知る内容が沢山ありましたので、訪問記をご紹介します。
OKINAWAフルーツらんどの場所は?
美ら海水族館のある本部半島の中ほどにあります。ナゴパイナップルパーク内のワイナリーを挟んでお隣という関係性ですが、系列は別のようです。
入場料は大人1,200円
入場料は大人1,200円。アソビューでチケットを購入してから入ると1割引の1,080円でした。
歩くロールプレイング 最後と思ってからの所要時間に注意
OKINAWAフルーツらんどの見学ルートがそのまま1つのストーリーで『妖精の国へさらわれた王様を助け出して』というテーマのロールプレイングゲーム仕様となっています。
4つの模様キーを探し出すことと19個のスタンプを集めた魔法陣造りを進めて、最後の『妖精の国入り口』に向かいます。

初めに動画を見て指令を受ける感じです。
その後園内に出てクイズの書かれているポイント19個を探しつつ、4つのミニゲーム的なクイズの回答を覚えておきます。
クイズポイント
園内は緑は枯れていないのですが、実際のフルーツがなっている季節(訪問したのはお正月)でもないため、ひたすらクイズに回答する周り方となりました。物理的に解説書きを上に持ち上げるとヒントが描かれていたり、サイドの看板があるためフルーツの内容はそこで知る感じです。
そして、スタンプ押下だけは機械式で差し込み口にシートを差し込んでクイズが正解した時のみスタンプが押下されます。
ミニゲーム
そして、クイズ以外に押さえておくべきポイント情報は、木でできたハート型の中を覗き込んで内容を確認するようになっています。
こういう物理的な仕掛けが『昭和』なのだなと思いますが、逆に生まれた頃からスマホ画面でなんでも取り込める時代のお子さまたちは、目新しいのか分かり易いからなのかキャッキャとテンション高めに盛り上がっていました。
今の時代だからこそ、こういう若干手作り感のある情景の中を歩くことが貴重な経験になったりするのかも、と感じます。
現在のように大容量の画像データを使ったゲームができなかった時代にゲームを楽しんだ方から『鬼ゲー』だったと言われていたもの。定点から歩く歩数だけが指定されていて、それに沿ってひたすら丁寧にボタンを押すことで答えにたどり着く。そのレベルのゲーム内容をリアルにできるようになっているのがミニゲームだったりします。昭和の時代にゲームをしたことがある方ならロールプレイングのイメージが一致するかもしれませんね。
妖精の国入り口へ(所要時間15分が必要)
ミニゲームの答えと19のスタンプが押されたシートを持って、妖精の国入り口へ。
ここで、シートにある記号やゲームの答えを使って入力していくと。
ドラゴンクエスト1ガラケー版のような、静止画+コマンド(攻撃する・逃げる・防御するなど)を入れていくゲームを実施します。
これがなかなかに長くて、所要時間は15分ぐらい。園内を回る時間を加えるとトータル所要時間は1時間を少し超えるぐらいかかりました。
なお、機械が壊れていたりして押せなかったスタンプがあれば、出口のところで手で押せる補完用のスタンプが利用できます。
そして、そのすべて押し終わったスタンプシートを売店に持参すると宝箱の中から1つおもちゃの指輪などがもらえる仕組みです。私だったら販促のためにここにフルーツパーラー割引券入れておくな…などとファンタジーとは無縁の感想を持ってしまったりしていました。
フルーツパーラー・バーガーショップ
売店にはフルーツパーラーが併設されていて、300円ぐらいのお手頃なジュースから3,600円もする総量1.5kgのフルーツアドベンチャーまで座っていただくことができます。
フルーツパーラーと売店はフルーツらんどを出た後に設置されているため、入場料なしでも立ち寄りは可能です。
なお、この日は利用していませんが、屋外にはハンバーガーショップがあり、ご当地バーガーがいただけるようです。おそらくOKINAWAフルーツらんど全施設内で最もオシャレっぽいお店です。ご当地というからにはゴーヤとかフルーツとか?と思いましたが、そうではなく沖縄ですので、アメリカンといった感じかと思います。
そのバーガーショップ隣に記念撮影ポイントがありますので、行き帰りに一枚撮影も可能です。