神戸市立博物館で開催されている)『ジブリパークとジブリ展』兵庫会場に訪問してきました。土日の写真撮影スポットは人物撮影完全シャットダウンのおかげで存分にジブリの世界の写真撮影も可能。入場者しか入れないお土産グッズ売り場は大混雑ですが、神戸限定品もありました。
ジブリパークとジブリ展は完全時間予約制
ジブリパークとジブリ展は30分刻みの完全時間予約制完全予約制。
私は事前チケットをアソビューサイトで購入していましたので、『入場券をお持ちの方』向け時間予約サイトで時間指定のみを実施しました。
入場可能時間は30分刻みです。入場指定時間の15分前程度から館外に列ができ、エントランスでの事前チェックを受けて時間ちょうどに展示自体の入り口に入れる感じでした。
入場料は大人1800円、大学生と神戸市在住の65歳以上の方は900円で、なんと高校生以下無料です。
ただ、無料の方の分も入場時間予約がないと入れませんので要注意です。
アソビューでジブリパークとジブリ展のチケットを購入する場合はこちら
ジブリパークとジブリ展開催場所は神戸市立博物館
開催場所の神戸市立博物館は、阪急・阪神・JR三宮駅から徒歩圏内。旧居留地方面にあります。
撮影スポット1.カオナシと沼の底へ
入場チケットチェックの横の巨大なトトロが第一の展示物となると思いますが、スムーズな入場チェックを妨げないようさらっと見て次へ。次が第一の撮影スポットカオナシです。
ジブリのなりきり名場面展コーナーで、『千と千尋の神隠し』のカオナシとともに沼の底へ出かける気持ちを味わえます。
平日は横に座っての撮影が許諾されていますが、土日は人物撮影はできません。
撮影スポット2.ネコバス
カオナシの撮影の後は、ポスター展で懐かしの『崖の上のポニョ』なども含むジブリ作品のポスターが一覧展示されています。
それを抜けるとババンッと現れるのネコバスです。
中には入ることができて、ぬいぐるみ素材の椅子にも座れますが、人物を入れて外側から撮影は禁止です。
中に入ると正面から見える窓の景色部分を車窓風景的に眺められます。
なお、この撮影箇所とは別の展示会場で、ネコバスに使われているボタンの大きさ(大人の手を広げたよりも大きい!)や天井に乗っている鼠の尻尾の柄の違いなど詳細を知ることもできますので、まずはじっくり眺めてから先に進みたいですね。
三鷹の森ジブリ美術館はリアルに現れた幻想世界
三鷹の森ジブリ美術館に関する展示では、宮崎駿氏の描く膨大なイメージボード(ラフ絵)は見ているだけで、すでにテーマパークの中にいるような気持ちになれます。
水道のコックの部分がネコになっていたりといった意匠詳細をじっくり味わうことも可能です。
蛇口を撮影した写真が低い視点から取られていることから、子どもがこの世界をどう味わえているかという点にも非常に配慮されて作られた意匠だということがわかります。
コクリコ坂の建築物『カルチェラタン』の美術背景が圧巻
また、別のじっくり味わいたいのは、コクリコ坂コーナーのコーナーで取り上げられている美術背景『カルチェラタン』という建築物の様子。遠くで見るとリアルそのもののアニメーション画像なのに近づくとそれはやっぱりイラストの世界で。緻密な計算に感嘆させられます。
『アーヤと魔女』の展示で3DCGで作る人物の世界を
『アーヤと魔女』は3DCGで作られた世界。人の表情や体型など緻密な設計に基づいて作られている裏側を学ぶことができます。
この展示の最後の解説に書かれていた3DCGの大変さは実は非常にアナログな大変さ(原文メモできていないためイメージ表現です)という部分が充分にわかる展示です。
撮影スポット3.サツキとメイの家の実際のパーゴラ
サツキとメイの家は、愛知県で2005年に開催された万博『愛・地球博』のパビリオンとして建築されたとなりのトトロに出てくる家です。
その中のお父さんの書斎に取り付けられたパーゴラが撮影可能ポイントとなっています。
パーゴラというのは、家の庭先や軒下に作られた日除のあるところ。語源は葡萄棚です。
ここでの注目ポイントは柱の朽ちた部分。映画の中で古い家に引っ越してきて柱の根元がぐらぐらするという部分が再現されています。
撮影スポット4.サツキとメイの家 ミニチュア全景
サツキとメイの家の柱を見た後に別に用意されているのは全景のミニチュアです。(人混みで離れて全景を撮ることはできませんでしたのでパーツ写真でご紹介しています)。
ジブリ展らしく、家屋の中も詳細部分まで再現されています。
撮影スポット5.にせの館長室
場内撮影スポットの最後は千と千尋の神隠しの『にせの館長室』。このスケールは1分の1。リアルサイズで湯婆婆(ゆばあば)の頭の大きさはもちろん、指輪の宝石の大きさなども感じられるところが、見どころです。
その宝石を裏から支えるかのような(ひどい)契約書は文字までしっかり。
契約書
ジブリパーク紹介展示
入場口のある2階の展示会場に続くのは、3階のジブリパーク紹介展示。こちらは、写真撮影はできません。
ジブリパークは『青春の丘』『大倉庫』『どんどこの森』の3つのコーナーからなるテーマパーク。アトラクションを楽しむのではなく、歩いて世界感を感じる場所です。
数々のイメージスケッチや、ネコの像などの造形物を見ていると、空想の中で(笑)ジブリパークを訪れられます。
ジブリ展入場者限定入場のお土産グッズ売り場
博物館ではグッズコーナーのみ誰でも入れるようにしているところもありますが、こちらではグッズ売り場の入り口でチケットに当日の日付印があるかまで確認されています。(アソビューなどで電子チケットを購入した場合も入り口で確認用の紙のチケットを貰えますので問題ありません)
購入時間がない場合は通販もできますが、通販サイトにアクセスするためのキーコードも会場内でしか見ることができません。
会場内は撮影禁止ですが、兵庫県会場限定グッズや各作品のグッズが沢山あります。
購入したグッズを以下にご紹介します。
上のボールペンはトトログッズで440円。赤-・青・緑の3色展開ですが、その世界観から緑色が素敵に見えました。
そして左下が兵庫開催の限定ビンズ(880円)です。
見えにくいかもしれませんがビンズ自体に兵庫の文字も書かれています。
そして右下はジブリパークの青春の丘のイメージスケッチの描かれたマグネット。マグネットを買う気はなかったのにあまりにも心惹かれるスケッチでしたので購入となりました。
パンフレットは1200円と意外とお手頃。いつかジブリパークを訪れる方はガイドブック代わりにもなりそうですね。そして有料のショッパー(紙袋)は200円で購入できます。
