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【京都祗園祭】宵山(後祭)は7月23日まで 宵山 山鉾見学出発地点・見どころおすすめは?立ち寄り美術館紹介も(2022年7月情報)

京都祗園祭が今年再開していることはニュースで何度も取り上げられていますが、まだなんの制限もない頃、前祭初日の四条通りで一歩も歩けないほどの喧騒に怯んだ事がある私。

ということで、四条通りの歩行者天国のない後祭の初日の金曜日、山鉾を見学なら、ほどほど?と見に行きました。

山鉾見学出発地点おすすめ

山鉾見学は、巡航の日(24日午前中)の前でも所定の場所で見る事ができ、駅などでマップも置かれています(宵山)

歩いて回る起点とするには阪急京都線 烏丸駅が便利です。

以下のリンクでGPSつきの宵山ガイドにアクセスできます。

阪急電鉄に置かれていた宵山ガイド 後祭用(〜2022年7月23日)

祗園祭ガイド(駅構内設置チラシ)

祇園祭とは?

全国的にも有名すぎる京都のお祭りで語らせれば、一家言ある方も少なくないはず。ということで、私ごときには語れず、『祗園祭とは』については京都観光ナビさんの説明を引用いたします。

祇園祭は八坂神社の祭礼で、その祭事は、7月1日の「吉符入」に始まり7月31日の「疫神社夏越祭」まで、およそ1か月にわたって行われます。なかでも、祭のハイライトは7月17日と7月24日に行われる八坂神社の神輿渡御と34基の山鉾巡行。「京都祇園祭の山鉾行事」はユネスコ無形文化遺産にも登録されています。

京都観光ナビ

後祭の山鉾巡り

全てはまわれませんでしたが巡行の最後を努める大船鉾や200年ぶりの巡行で話題の鷹山などを見て参りました。

大船鉾

阪急電鉄 烏丸駅を最も大阪側の出口(西側)で下りて四条通を烏丸通から更に2本、西の通である新町通りまで歩くと大船鉾が見えます。

大船鉾の付近は車両通行できません。

山鉾巡行 後祭の最後を飾る大船鉾は神功皇后の朝鮮出兵伝説に因んだもので、船の形をしています。

平成26年に新たに復興したこの鉾の、前身は『蛤御門の変』(1864年)の大火でほとんど消失されており150年間休んでいたものです。

京都の歴史って数百年単位だったりするなあと実感するエピソードです。

大船鉾解説

大船鉾提灯

舳先(へさき)には竜頭。四条町は裕福で、金幣と竜頭の2種類を持っており隔年で付け替えているのだそう。

舳先竜頭

提灯の様子

山鉾授与品

各山鉾の前後には大きなテント、そこで授与品となる『ちまき』などが用意されています。

ちまきは食べ物ではなくてお札のような意味合いのものです。

ちまき(1,000円)

記念切手

大船鉾付近に郵便局も出店されていて、祇園祭の切手が販売されていましたのでシートを購入(1300円)。おまけにうちわと絵葉書も付けてくれました。

祗園祭記念切手シート

南観音山・北観音山

大船鉾を見た後は、新町通りを北に上がり、200年ぶりの復興鷹山に向かうため新町通を(北に)上がります。

四条通より一つ北の錦小路の付近に南観音山があり、更にもう一つ北の蛸薬師通に北観音山があります。

南観音山の恋心をおさめる儀式 あばれ観音

北観音山は男性、南観音山は女性と言われており、一説には北観音山への恋心をおさめるためという目的で23日の深夜にあばれ観音という儀式があるそうです。あばれ観音の儀式とは、楊柳観音像を御輿に縛りつけ町内を3週するものです。

南観音山

北観音山

屏風祭

北観音・南観音の付近新町通でも、屏風祭と言われる宵山中に秘蔵の屏風や書画を公開して下さる行事を行う各山鉾町の旧家がいくつか見られます。

屏風祭の実施場所は、沢山の方が、中を眺めているためすぐに分かると思います。

屏風祭で公開されていた秘蔵品

200年ぶりの巡行 『鷹山』

2022年の祗園祭の話題の多くをさらっていったのは200年ぶりに居祭(巡行に参加できない山が御神体などの展示を行うこと)からあけ巡行するというものでしょう。

鷹山①

中を拝見するのは500円ですが、平日の日中でももう整理券方式という盛況ぶりでした。

鷹山②

山鉾巡行は?

山鉾巡行は7月24日の9時30分からです。スタートは京都市営地下鉄 烏丸御池、10時には京都市役所前を通り、南下して四条河原町から四条烏丸に向かいます。

山鉾巡行マップ(阪急電鉄情報誌TOKK掲載地図)

山鉾見学の際のおすすめ立ち寄り 手拭いの美術館『細辻伊兵衛美術館』

私も不勉強で知らなかったのですが、三条通りを東へすぐ、室町通りのあたりに細辻伊兵衛美術館があります。

こちらは後日詳述しようと思っておりますが、400年続く綿布商さんの手拭いを拝見できる美術館です。

何よりまず面白いのですが、入場券(1,000円)を購入すると渡されるのはシリアル番号付きの手拭い!

その手拭いの一片に切り口がついていて、入場券の半券切り取りに変えて、半券???部分を引き裂いてくれるというスタイルです。

半券を切り取った手拭いは、記念に持ち帰ることができます。

中の展示も祗園祭り特有のものが多くあり、必見です。

細辻伊兵衛美術館

細辻伊兵衛美術館の入場券????

足を伸ばして京都市役所の蒔絵エレベーター

新町通りを御池通りまで上がって、一駅歩くと京都市役所。

京都市役所には、蒔絵エレベーターがあることはニュース等で報じられていたからご存じでしょうか。

漆保護のためさわれませんが、本当に綺麗な入り口です。場所は市役所内1階です。

京都市役所エレベーター

さらに地下街との連絡通路には、2022年7月京都の工芸品とディズニーキャラクターのコラボ展示も行われています。無料で見ることができますので足を伸ばせる方は是非。


犬山・岐阜の旅の旅行記途中ですが、祗園祭宵山は期間が短いため、訪問記を速報ベースでお伝えいたしました。

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