(姫路記事①から③は2020年ごろ訪問の書き溜め記事で非公開にしていたものを公開に変えたものです 最新記事ではありません ご注意下さい。)
姫路駅から定期送迎バス(予約制)
セトレハイランドヴィラは姫路駅から送迎バスで30分。姫路の高台にあるホテルです。バスで行かれる方は完全予約制ですのでご注意を。
3室のコンセプトルーム
セトレハイランドヴィラには3室、それぞれ個性を持ったコンセプトルームがあります。
コンセプトルームにはそれぞれ名前が付けられていて、「愉」(WISE・WISE)・「和」(和える)・「樹」(西粟倉・森の学校)と名付けられています。和と樹はなんとなくその感じだけでコンセプトが伝わってきますね。
ただ、「WISE・WISE」と「愉」のタイトルを持つコンセプトルーム、この中身が気になって予約時に調べて見ました。WISE・WISEさんというのは国産の材料を使った宮城県の家具の製造販売をされている会社であることはわかりました。
家具以外にも小物類等を取り扱われているとのこと。そのこだわりの国産ツールを楽しめるそんなコンセプトルーム。とのことで、調べたもののその良さがわかるにはやっぱり行ってみないと!とその「愉」のお部屋を予約しました。
WISE・WISEコンセプトルーム「愉」とは?
チェックインしてお部屋に入ると、まず雰囲気はモダンジャパニーズなイメージ。ざっと見えているだけでも、事前調査した内容と照らし合わせるといくつかの拘りを発見できます。
まず、窓にかかっているレースのカーテン。これ「ささ和紙」という素材を使われています。笹は長野県産、和紙は愛媛で製造されているとのこと。冷房効果を高めて湿度コントロールをしてくれ、さらには埃が立たないと。優秀すぎます。
そして、障子は越前和紙、1500年もの歴史をもつ産地だとか。寝具はなんと190年の歴史を持つ老舗で自然素材を使ったオーダーシングのお店滋賀の「イワタ」さん製。
椅子には江戸時代に袴や帯に使われていた福岡県の小倉織を現代に合わせたデザインで復元した「縞縞SHIMASHIMA」というブランドのものが使われているとのこと。
飾られている一輪挿しは、山崎 美和のものと、小物類は説明し出すとエンドレスになりそうなほど、こだわりに溢れたお部屋です。でも、「別世界」といった雰囲気ではなくて、素敵な日常の中のこだわりのような心地よさを感じるお部屋です。
シアタールームに瞑想ルーム共用設備も特徴的
セトレハイランドヴィラに宿泊して、コンセプトルームの中をしっかり探索した後は、館内散歩もおすすめです。
共用スペースにはここでしかないようなスペースが。一つは瞑想ルーム。
こんな小道が屋内に出現し、右の壁沿いにくるっと回ると。小さな入り口が
かがみこみつつ中に入ると瞑想ルームです。金魚の絵柄をながめながら物思いにふけるような時間、忙しい日常の中では取れないですよね。
シアタールームはDVDを持ち込むと、大画面と音響で見られる設備です。予約制ですので、ご注意を。
その他屋上には山並みを見ながらのんびり座れるチェアなども開放されています(写真はどん曇りですが、晴れた日には気持ち良いかと。)
ドリンクフリーと宿泊者に開放されているラウンジ
セトレの特徴の一つとして、ドリンクが含まれるドリンクフリーのプランが選択できることがあげられます。こちらはラウンジやお部屋のドリンクに限らず、夕朝食時も含めてドリンクはフリー(一部有料のものもあります)。そのため、色々な味を楽しむことができます。
ラウンジでは、自分で豆を引ける珈琲があるなどが特徴的だと見たのですが、訪問時は、感染症予防対策のため残念ながら体験できませんでした。2021年12月現在の公式サイトには載っているようですので、再開したのかもしれませんね。
珈琲は体験できずですが、夕刻タイムにはセルフで、充実したアルコールタイムを過ごすことができました。スパークリングワインに梅酒、日本酒数種に焼酎は芋と麦と、夕食前にすでに酔っ払ってしまわないように注意が必要な程のラインナップです。
おつまみも個包装でずらり。いつまででも飲んでいられそうな雰囲気は危険ですね!
飲み過ぎ注意!目にも美味しい夕食はしっかりと味わいたい和洋折衷料理
ラウンジで飲みすぎないように注意しつつ夕食会場へ。夕食会場は和洋のバランスの良いインテリアで快適です。掘り炬燵席以外に写真は撮影できませんでしたが、個別テーブル席もあります。また、石造り風のテーブルセッティングも素敵です。
お料理にも和洋がうまく取り入れられていて、飽きさせません。何気に嬉しかったのが一口サイズに盛り付けられたカレーでした。カレーって物足りないぐらいが1番美味しいような。盛り付けもとても凝っていて1枚の絵としても見えるような綺麗なお皿です。
そして、ここでも効いてくるのがドリンクフリー、ついつい日本酒を頼んでしまうのですが、器がまた変化があって良い感じです。
セトレハイランドヴィラがあるのは姫路 朝食には「姫路おでん」
「姫路おでん」という名物はご存知でしょうか。姫路おでんは生姜醤油で食べるものを指します。姫路では昔からおでんを生姜醤油で食べる習慣はあったようですが、「姫路おでん」という言葉は今や地域団体商標にまでなっているとのことです。
おでんといえば、辛子か味噌かと思っていたため、生姜醤油での食べ方は新しく感じて新鮮。そのような姫路おでんが朝食に出てきます。