近鉄特急 ひのとりは、近鉄難波(大阪)と名古屋を結ぶプレミアム車両です。
近鉄電車の特急では、1日1往復しかしない上本町(大阪)⇄伊勢志摩の『しまかぜ』 とは異なり、1時間に1本出ているため、連休でも乗車券が取りためには発売日の発券時間じゃないと!というほどではありません。(後述プレミアムシートの先頭座席を除く)
が、朝の早めの時間帯等はプレミアムシート 一般シート共に売り切れてしまうこともありますので、早めの予約が正解です。
近鉄難波駅で鑑賞 『あをによし』とは?
2022年4月にサービスを開始した観光列車で大阪・京都、奈良間をまた京都・奈良間を結びます。
『あをによし』という枕詞は奈良を讃えるものですので、その名の通り奈良を中心とした近鉄特急にピッタリの名前です。
こちらはまだまだチケット争奪戦に勝てていませんので乗る機会はありませんでした。そのため近鉄難波駅で回送車を見た瞬間、思わず乗らないのに撮影を。
3名以上で予約できるというサロンカー 広そうですね。
ひのとり 外観
さて、本題のひのとり。まだまだ人気で、ホームにひのとりが入って来る様子を撮影していた一般の方(スマホレベルのカメラ撮影している人)も数名。
赤い車両が特徴です。
ひのとり乗車 荷物はロッカー利用可能
大阪・名古屋間の長距離移動で3連休ということもあって、キャリーケースを持って乗車される人も多数。
ひのとりプレミアムシート車両ではそんな人も寛げるように、鍵付きのロッカー(大型でなければスーツケースでも入るサイズ)のロッカーが6つ/21席あります。座席に座る前に荷物から解放されます。
物理キータイプが2つ。自分の持っているICカード(なんでも)を鍵代わりにするタイプが4つです。
ひのとりプレミアム車両の座席は?
ひのとりプレミアム車両は階段を登った先に客室があるため、とても静か。
バックシェルで後ろを気にせずにフルリクライニングも可能な優れものシートです。
人が多いため全景撮れていませんが、2人掛けのシート隣に1人がけ。3列シートでクッションふんわり。贅沢な造り。
ヘッドレストの横についているものは読書灯です。
リクライニングは自動で、操作ボタンの真ん中に付いている波型矢印のボタンは7月には不要でしたが、座席ヒーターです。
2人掛け座席の真ん中にあるテーブルの下には、コンセント。そして小さなテーブルはスライド式となっていてずらせばドリンクホルダーが出てきますが、気づかない人も多そう。
ひのとり先頭車両最前列は展望席あり
私は座席指定競争に参戦出来ず乗車していませんが、ひのとり先頭車両最前列は正面がガラス張りとなっていて素晴らしい景色が楽しめます。
人気席で取れる区間だけ取ったのか途中の大和八木で先頭3席総入れ替えになっていました。
ひのとりでのドリンクは?お土産は?
ひのとり車内で販売されているのは、ホットのみ。
ロッカーのあるロビースペースまで戻ると、コーヒー自販機があります。
コーヒーが苦手な方も安心。隣のお土産販売機の最上段には、紅茶・ココア・スープの元が。それを購入してコーヒー自販機で無料のお湯を淹れることができます。
お土産自販機の中断はお菓子、そして下段にお土産が。お土産はハンドタオル(400円)ケース付きエコバッグ(900円)とキーチェーン(800円)。
でもこのお土産はしまかぜと違って、車内限定ではありませんでした。
近鉄難波駅に自販機があって、特急関連商品が販売しています。実は難波駅の方が商品が多かったりしますのでどちらもチェックを、
なお、食べ物の販売はありませんので、ひのとり弁当を買いたい方は駅売店でどうぞ。
この贅沢移動で難波・名古屋間5240円(一般車両は700円安くなります。)。新幹線より1時間余分な時間がかかりますが、むしろもっと乗っていたい快適さ。更に新幹線より安いなんてひのとり、最高です。