黒部ダム長野県側のアクセス口となる扇沢駅から10km以内のホリデイ・インリゾート信濃大町くろよんに宿泊してきました。パジャマ・アメニティ情報がなかなか事前に見つかり辛かったため❶ではお部屋情報にてパジャマ代わりの作務衣・アメニティ情報もお伝えします。
この宿泊記は2話に分けてお伝えいたします。
- ❶お部屋・設備編 ツインルームと温泉など 本記事
- ❷アラカルト夕食編 アラカルト(2食分)
ホリデイ・インリゾート信濃大町くろよんは黒部ダム訪問に利便性の高い立地
ホリデイ・イン信濃大町くろよんは松本空港または松本駅から北上すること車で約1時間、安曇野よりも少し北にあります。
信濃大町は温泉のある町の名前、くろよんとは『黒部川第四発電所』のことで、黒部ダムを意味しています。
黒部ダム訪問は自家用車では行けないため、アクセス口は電気バスで移動出発口となる『扇沢駅』となりますが、ホテルからは9Kmの場所となり利便性の高い場所となります。

ロビー周辺にはアウトドアグッズショップも
外観は2019年9月に閉館したくろよんロイヤルホテルの伝統を活かしたもので、入ると明るくポップ、かつ品のあるロビーエリアとなります。
ツインルーム
ツインルームは明るいインテリアで寝るのは広々、お食事など2人でいただこうとすると少し手狭かなという感じです。テレビ画面が大きいのが嬉しいところです。
テレビの下方の机兼収納、引き出しにはお茶類とポット・アイスペールがあります。
お部屋の冷蔵庫は空、温泉の前に自動販売機がありますのでドリンクは買えます。また、お部屋には2本ミネラルウォーターがありました。2泊しましたが補充はなしでした。
荷物おきは、キャリーケースを広げるには便利な台があります。2つ広げようとすると1つは床となります。
お風呂はユニットですが、温泉があるためお風呂は利用せずでした。
クローゼットにはハンガー6本とアイロン、セキュリティボックスがあります。
パジャマ兼用の作務衣とスリッパは温泉までの着用OK
ベッドの上に置かれていたパジャマ兼用の作務衣とスリッパは、お部屋以外に温泉までの往復には着用OK。レストランやロビーは着用禁止です。
作務衣は色でサイズ分けされていてピンクにも見える赤がLサイズ、ベージュがMサイズです。
巾着はありますが、お部屋からタオルを持参する際のバスタオルは入らないサイズですので、濡れたバスタオルをそのまま持ち歩くのが嫌な方は大きめのエコバックなど持参すると便利かと思います。
スリッパは薄地の白いものです。
お部屋と温泉のアメニティ 温泉には基礎化粧品も
お部屋
アメニティは、お部屋は歯ブラシとカミソリ、ヘアブラシです。後はユニットバスにボトルのシャンプー・コンディショナー・ボディーソープとハンドソープ・ボディローション(ダブ)があります。
温泉
女性用の情報となりますが、温泉の脱衣所には、雪肌精の化粧水・乳液・クレンジングとコットン・ブラシが、洗い場にも洗顔とDHCのシャンプー・トリートメント・ボディソープがありました。
一休サイトにてホリデイインリゾート信濃大町くろよんのプラン情報を見る
屋内プールはフロントで受付・温泉脱衣所で着替え
冬季はしまっていますが、屋内プール利用は宿泊者無料で、フロントで受付をして、隣にある温泉脱衣所で着替える形です。
黒部ダム観光の前後で深く学ぶギャラリー
『黒部ダム』名前は有名で、黒部ダムのトンネル工事を取り扱った映画『黒部の太陽』も私を含めて名前は知っているものの視聴したことが無いという方も多数いらっしゃると思います。
そういう方は、是非できれば黒部ダム訪問前にホテル内のギャラリーで事前情報を得ることをお勧め致します。
実際に長野側から黒部ダムを訪れる際に電気バスが通るルートは映画のテーマともなっているトンネル。そして、トンネル途中には『破砕帯』と呼ばれるエリアがあります。
工事を過酷にした破砕帯(工事を進めると岩盤から水がトンネルに溢れてしまう地帯)とはどういうものか、それを当時の技術でどのように掘り進めたのか。
現在の技術であれば人命が失われることはなかったかもしれないことを想像すると見ていて苦しい面もありますが、その現在を作り上げるための電力を確保する目的で開発された黒部ダムに挑戦された先人の労苦を学ぶことができます。
トンネル内の排水の方法などを学ぶには、展示パネルではなく、タッチパネル式のディスプレイで動画を視聴されると詳しい情報が得られます。
雨の日や夜も遊べるリゾートセンター
ギャラリーの奥にはリゾートセンター。テレビや、ビリヤード、サッカーゲームに本など、雨の日や夜にも楽しい時間を過ごすことができるようになっています。