京都で日帰りでお風呂も入れるプランを探していた時に、ホテル本能寺で、温泉ではありませんがオプションで大浴場が利用でき、『夕食』付、客室利用可能という贅沢プランを見つけました。
日帰り昼食プランより、観光終了後にお風呂が利用できる点と、夕食であるためコストパフォーマンスが上がるという点が良いプランでしたのでご紹介いたします。
ホテル本能寺の場所は?
京都市営地下鉄東西線の京都市役所前駅出口すぐです。
本能寺に隣接した真新しいホテル ホテル本能寺とは?
ホテル本能寺という言葉だけでは、宿坊?とかそういったイメージに捉えられる方もいるかもしれませんが、本能寺のお隣に併設された新しく上質な和の要素を取り入れたホテルです。
『本能寺』はどんなところ?
本能寺は、『本能寺の変』で織田信長が明智光秀に討たれたところという史実自体はおそらく知らない日本人の大人はほぼいないと思います。が、私を含めて行った事がない人は沢山いらっしゃるかもしれません。
本能寺は法華宗の大本山です。総本山は大本山をまとめ上げる最高位のお寺のことですので、大本山は総本山の次に大きい(位の高い)お寺ということになります。
織田信長公が討たれた地ではありますが、生前の織田信長公とのつながりは深く天皇家と親戚の本能寺日承上人の元に通って繋がりを深めようとしました。また、種子島に末寺がある本能寺は種子島に信者も多く、鉄砲入手の関連でも織田信長公は本能寺との繋がりを求めていました。
本能寺の変だけではない深い繋がりがあったとして、信長公御廟所が本堂の奥にあります。
ホテル本能寺日帰りプランとは?
1名から利用できる利便性の高いプラン
ホテル本能寺では、1名から客室利用できる利便性の高い日帰りプランを設けられています。内容は5500円/人で、旬の食材を使ったお弁当と客室利用、オプション500円/人で大浴場の利用ができるものです。
利用客室
日帰りプランの客室利用は17時から20時30分。時間の延長等は不可となります。チェックインの際に客室キーを受け取って、部屋に上がります。
日帰り客室も綺麗で新しい和室。お風呂・浴衣・布団は使えませんが、客室の洗面台・お手洗い、セキュリティボックス、クローゼットの利用ができるため、お風呂を使っても快適に過ごせます。また、洗面台には、大浴場と同じ化粧水・乳液・クレンジングが備え付けられていてそちらも日帰りでも利用可能です。冷蔵庫もありますが中身は空です。(食事時の飲み物の持ち込みは禁止ですので、夕食と合わせる飲み物はオーダーとなっています。)
大浴場
大浴場の利用はチェックイン時にオプションを申し込みます。申し込むとフロントでバスタオルとタオルを渡されます(回収は大浴場内BOXで可能)。
大浴場フロアは9F。素晴らしく広いロビーがあり、またこのフロアでは自動販売機で冷たい飲み物を購入できますので小銭を持って上がり、お茶を買ってロビーで京都の街並みを眺めながらのんびりという時間も取ると良いかなと思います。自販機価格は市場価格と同一です。
客室からの眺めも同じですが、大浴場ロビー空は市役所の建物が見渡せます。
大浴場のアメニティは、浴室内にシャンプー・コンディショナー・ボディソープ。洗面には客室と同一の化粧水・乳液・クレンジングとシャワーキャップがあります。綿棒やコットンはありません。貴重品ボックスは財布・スマホ程度なら入る大きさのものがあります。衣服はカゴに入れる形ですので、大きめの貴重品等は客室内のセキュリティボックスに。
お風呂は悠々5人ぐらいでも入れそうな内湯と、1人から2人用程度の大きさの露天風呂。街中ですので露天風呂の景観はありません。温泉ではなく更湯の大浴場となります。
ホテル本能寺 日帰りプランのお弁当はお弁当というよりお重の豪華さ
この日帰りプランを予約した際、旬の食材を利用したお弁当という表現であったため、客室で軽いお弁当がついている程度かなと思っていました。食事時間は18時または19時のいずれかを選択しておき、その時間に客席に届けてくださる方法です。良い方向に予想が外れ、とても豪華なお弁当が運ばれてきました。
お弁当部分のお重は2段でそれぞれにぎっしりおかず類が詰まっている他、お刺身やお味噌汁は別添え。タイしゃぶも十分な量があります。さらにはデザートも。これは会席膳とか別の名前で表現した方が良いのでは?と思わせる内容です。
飲み物はお食事が運ばれてきた際にオーダーし、追加は内線で行うことができます。ちなみに烏龍茶は小瓶でした。
宿泊用客室には洋室も
日帰り利用のみでしたので、和室しかないと思っていましたが、後で調べてみたところ特別客室には洋室もありました。利便性も高く、綺麗でかつ歴史的な価値の高い本能寺のホテル。一度訪れてみるのも楽しいかと思います。