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HOTEL THE MITSUI 『四季の間』での個室ランチ 二条城正面で本物の贅沢を実感するお部屋のイタリアンが個室料無料で!(2023年5月情報:京都)

本格的に京都のラグジュアリーホテルの雰囲気が濃くなってきているHOTEL THE MITSUI 。その中でも総領家が客人をもてなすために使われていたお部屋を本格再現した特別感のある『四季の間』。

HOTEL THE MITSUI宿泊時のアートツアーに入られたことのある方なら、あのすごく綺麗なお部屋という印象を持たれたこともあるかと思います。

『四季の間』の個室料金が無料となるプランを発見!

通常個室料は、お食事代以外にランチ31,600円、ディナー63,300円とこのお部屋が特別な場所であることを実感できるもの。しかも予約は4名からとなっています。

そんななかなか高いハードルをあっさり乗り越えさせてくれるプランが一休レストランから発売されていたため予約して訪問しました。

イタリアンレストランFORNIのランチをいただいて、室料がなんと無料で11,000円/人。他にもお祝いプランなど、個室料のかからないプランが用意されています。

四季の間体験料を含むと思うと破格にも感じるものですね。

一休レストラン 四季の間のプランを見る場合はこちら

HOTEL THE MITSUIは二条城を正面に臨む立地

HOTEL THE MITSUIの場所は二条城の正面、丸太町通を挟んで向かいです。(玄関は二条城から見て遠い側の面にあります)

地下鉄の駅でいうと東西線の二条城前駅です。京都駅からはタクシーで15分です。

HOTEL THE MITSUI エントランス 梶井宮門

四季の間とはどんなどころ?

HOTEL THE MITSUIはその名の通り、三井総領家の邸宅の場所にその名残を色濃く残したコンセプトで建造されたホテルです。

オープン時は、海外来訪者がシャットダウンされていた時期でもあり、気軽に利用できたHOTEL THE MITSUIも2023年の春には宿泊者の方の7割が海外の方だそう。客層は元のコンセプトに沿った形になってきています。

四季の間というのは、三井総領家のご当主様がお客様をもてなす場として使われた奥書院 四季の間を再現された総檜造の建物です。

奥書院の書院とは、室町時代の武家屋敷の流れを汲む書院造のこと。侘び寂びの日本の美意識が活かされ、かつ格式や様式を重んじたお部屋で、床間に違棚、畳に襖があり、客人をもてなす場所となります。上座は床の間の正面となります。

四季の間へのアプローチ

四季の間のしつらえ

素晴らしい襖絵については、公式HPのご説明を引用いたします。


四季の間にある襖絵は、現代日本画家・朝倉隆文(あさくら・たかふみ)氏が描く当ホテルの、庭園の四季をモチーフとした作品。
「春夏秋冬」「陰陽五行」「二十四節気」「六十四卦」を表現した水墨画には、琳派の特徴である「たらし込み」、均等な太さで筆を走らせる「鉄線描」、装飾性のある「金泥」などを用いて、日本美術独特の「かざり」「あそび」の文化が反映されています。

HOTEL THE MITSUI 公式HP 四季の間解説
襖の図柄

床の間は、非常に奥行きのある床の間(一間奥行きの床)に大きな掛け軸。訪問した5月下旬には『鮎』の図柄でした。掛け軸手前のお花を飾られている装飾のツボのようなものも鮎を取るための道具という趣向とのことでした。

掛け軸

鮎の壷

また、お部屋の外に目を移すと舞台の周りには新緑の季節を感じる景色も鮮やかです。

FORNI 5品コースとドリンク

ドリンク

ドリンクはアルコールなしでノンアルコールビール(1,300円)とモクテル(2,600円)。モクテルは、メニューにないものでしたが、この日はメニューにないモクてるとしてキウィかいちごが選べましたので、いちごのものを。フレッシュないちごが非常に美味しい逸品です。

ノンアルコールビールといちごのモクテル

1品目:鮮魚のタルタル

FORNIはイタリア料理のお店です。

この四季の間の5品コース、一品目前菜は、鮮魚のタルタル。

タルタルという言葉から私たちが最も連想しやすいのはタルタルソースですが、『タルタル』はソースのみを指し示すのではなく、素材を生のままで細かく切り、ソースと和えるという意味があります。

ですので、この鮮魚のタルタル、新鮮なお魚の味がして、和食の始まりのような錯覚もしてしまいそうな爽やかさです。

そして、さりげなく、添えられているのはキャビアだったりするのが流石HOTEL THE MITSUIさんだなと思わせます。

鮮魚のタルタル

2品目:サフランのリゾット

2品目はサフランのリゾット。ラグーソースでいただきます。

サフランは和名を番紅花と言いますが、サフランの名前の方がメジャーですね。お花のほか香辛料自体をさす言葉でもあります。味自体は料理に影響を与えない程度の苦味があるようですが、主として色付け・香りづけに利用されています。

ラグーソースのラグーは煮込むという意味です。

このサフランのリゾット、芯があるわけでもないのに、一つ一つの粒をしっかり感じて味わうことができ、『はあ、高級なお味』、と庶民舌の私もうっとりとさせてくれます。

サフランのリゾット

3品目:オマール海老のグリル(+パン)

コースに含まれるだけで、気分高まるオマール海老。

オマール海老のグリル

ソースは魚介の魅力の詰まったアメリケーヌソース。オマール海老の素材も味わいたいし、絶品ソースも味わいたいしと、ソースはしっかりパンでいただきました。

パンも手前のフォカッチャにはドライトマトが入っていて、ソースがなくても美味しすぎるぐらい美味しいのですが、アメリケーヌソースの上品な味わいを加えると一段とまた!

パン

4品目:経産牛のグリル (SDGs的食材!)

イタリアンレストランFORNIでは、地元産の野菜や、SDGs的食材などのお取り扱いを積極的にすすめられているとのことで、メインの牛肉は経産牛です。出産を経験した雌牛の経歴は、非常に長く色々な牧場を経て提供されるとのことですが、FORNIではもちろんしっかりとしたトレーサビリティのもとで提供されているそうです。

霜降り肉の柔らかさとはまた違ったジューシーな味わいですが、グリル調理が素晴らしいので硬さはゼロ。表面のカリカリ感と中のジュワッと感の素晴らしい味わいです。

洋食のコースだと、メインの頃には結構お腹いっぱいで、お肉の脂が…ちょっときついと思う時もあるかと思いますが、このお肉は『ちょうど良さ』が完璧なんです。

そして、サラッと添えられている野菜の味がまた甘味があって、決して添え物ではない美味しさを主張してくる感じにも驚きました。

経産牛のグリル

5品目:抹茶のティラミス(+珈琲)

最後のデザートは抹茶のティラミス。まったり感だけでなく、サクサク感も味わえて、しっかりとしたホワイトチョコレートらしい味わいも感じるものです。

珈琲はお代わりもできるとのことでした。

抹茶のティラミス

珈琲

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