指宿のたまて箱乗車記 往復海側席 記念乗車証 車内限定グッズ等(2023年8月情報)

JR九州も鹿児島駅から指宿駅までを運行している観光列車。指宿のたまて箱に往復乗車してみました。

JR九州のアプリから発売日前予約購入

乗車したのは8月3連休の中日。午前に鹿児島発、午後指宿発の日帰り。満席必須のチケットでした。

JR九州のアプリ予約の良いところは、発売日10時の販売開始時間に操作できない場合でも、発売日の1週間前から購入予約ができるところ。購入できたかどうかは発売日に順次わかり、予約時座席は選べませんが発売日以降変更予約で座席を変更することも可能となるところです。

また、JR西日本の主要駅の緑の券売機にクレジットカードを差し込めば予約した切符を関西に居ながらにして事前に受け取ることも可能です。

私はこの予約方法で往復の予約が取れ、発売日になってから海を眺めることのできる人気席に座席変更しました。

なお、指宿のたまて箱は鹿児島中央駅から指宿駅までの区間、1名片道乗車券、特急券込みで2,500円とお手頃に乗れる観光特急です。

指宿のたまて箱外観は2色の塗り分けが特徴

鹿児島中央駅ホームには指宿のたまて箱の写真を撮影しようとされている方々が多数集まっています。そんな中姿を現した指宿のたまて箱は、白と黒の塗り分けが特徴の車体でした。

指宿のたまて箱 外観

指宿行き先頭車両1号車の様子

指宿のたまて箱は、割と年季の入った列車でしたが、中は完全に観光用に装飾されています。

指宿のたまて箱 車内グループ席

指宿のたまて箱 山側2人がけ座席

発売前の予約で押さえられていた席は上の写真の様な2名がけでしたが、変更により押さえ直した席は座席Aとなる海の見える方向窓際に一列に並んだ人気席です。

指宿のたまて箱 海を眺める座席

この海側座席を押さえられなかった場合も短時間であれば、海側席の背後から海を眺めるためのソファ型自由席に座ることが可能です。この座席は自由席ですが、指宿のたまて箱に自由席切符はありませんので、指定席で乗車して短時間だけ交代で自由ソファ席に座る形です。

指宿のたまて箱 自由ソファ席

鹿児島中央行き真ん中または先頭車輌2号車の様子

復路は2号車の最も後ろの座席を取りましたが、この席は揺れすぎるため、1号車の真ん中座席の方が良かった感じでした。この揺れの違いは座席によるものか、往路、復路の違いによるものかがわからなかったのですが、復路の窓際角席は飛び上がるほど揺れて明らかに往路1号車中央窓際席と乗り心地が異なりました。

指宿のたまて箱 2号車の角席

2号車は指定型のソファ席や子ども用自由席があります。繁忙期には3号車が連結して、この車輌は真ん中になることがありますが、2輌編成の時は真ん中です。

指宿のたまて箱 2号車指定型ソファ席

指宿のたまて箱 2号車前方自由子ども席
指宿のたまて箱 2号車 中央窓際席

なお、繁忙期の鹿児島中央駅行き先頭車輌にあたる3号車も覗いてみたところ、2名用座席がずらっと並んでいて普通車輌に近いイメージでした。

指宿のたまて箱 3号車座席

車窓風景

指宿のたまて箱の走行ルートは真夏のタイミング木々が生い茂りすぎて、木をかき分けて列車が通る感じです。そのためじっくり写真を撮ろうとすると木に邪魔されて意外と大変ということがわかりました。シャッタースピードが遅いLiveモード写真だと、撮りにくいため設定確認をしておくと良いと思います。

車窓風景 桜島

なお、途中駅には縁起の良いとされる喜入れ駅があるため、撮影もお忘れなく。

車窓風景 喜入駅

車窓風景 海

車窓風景 海

お土産グッズ購入 車内限定品も

指宿のたまて箱は観光列車ですので1時間ちょっとの行程でも車内販売があります。ワゴンは3号車から順に回りますが、1号車ではカウンターで直接購入することも可能です。

決済は現金、クレジットカード、2次元コード決済など可能ですが、万札の利用はお釣りがないためと断られていました。あと、交通ICも利用不可とのことです。

指宿のたまて箱 販売商品

オリジナルグッズのおすすめは2輌の車両模型がついた携帯ストラップ(840円)。車内限定販売品ではありませんが、見た目が上品なのでおすすめなのはわかる気がします。ただ、せっかく乗ったのだからと車内限定品としてマグネット(740円)も購入してみましたが、こちらはかなりシンプルなイメージです。

指宿のたまて箱 お土産

記念乗車証はカウンターでスタンプも

なお、カウンターには記念乗車証があり、裏面はスタンプを押せるようになっています。スタンプもカウンターにあります。

記念乗車証

車中グルメはスイーツセットやいぶたまプリン

車中グルメとしては、オレンジケーキとサブレがセットとなったいぶたまスイーツ(720円)。車内限定販売となるこちらは賞味期限も3週間近くあって持ち帰りでも良いかと思います。添えている知覧茶も170円で車内購入可能です。

指宿のたまて箱スイーツと知覧茶

もう一つ大人気だったのは車内限定販売ではありませんが、いぶたまプリン(440円)。黒ゴマプリンと層分けされた濃厚プリンで高級感漂うお味です。

いぶたまプリン

たまて箱はどこに?

さて、指宿のたまて箱乗車時の車内アナウンスで車内にたまて箱が設置されているので探してみましょうと言われます。

このたまて箱、メッセージを入れると車内アナウンスもしてくれるそうです。狭い車内、すぐ見つかると思いますので探してみるのも良いかと思います。

たまて箱

写真撮影サービス

指宿のたまて箱の下車近くなると往路、復路ともプレートを持ってスタッフさんが乗客のカメラで写真撮影してくれるサービスがあります。無料です!

指宿のたまて箱 撮影用のプレート 日付入り

到着時はたまて箱から出る煙見学を

終着駅到着時は、たまて箱から出る煙を楽しむ趣向となっています。

指宿のたまて箱 煙

指宿駅でポストなど見学も

鹿児島中央駅発の場合目的地となる指宿駅は、指宿のたまて箱推しの装飾が。なかでもポストは本格的ですので一見を。

指宿駅表示

指宿のたまて箱イメージのポスト
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