2022年7月の3連休に、今年オープンしたばかりの愛知県犬山市ホテルインディゴ犬山有楽苑(うらくえん)に滞在しました。
宿泊記は①お部屋編 ・②設備編・ ③夕食編の3編となります。
ホテルインディゴ犬山有楽苑の場所は?
ホテルインディゴ犬山有楽苑は愛知県の北の端、名古屋から名鉄電車で30分ほどの犬山遊園駅付近にある犬山城を借景にした贅沢なホテル。元々名鉄系のホテルがあった場所に建てられています。

犬山城を臨む洗練されたロビースペース
ホテルインディゴの新しい建物。ピカピカのロビーは天井までガラス張りの窓から遠く犬山城の見える設計。
事前に写真で見て思い描いている以上の広さと美しさで滞在への期待が高まります。
アーティスティックな布地のチェアが可愛らしいスペースもあります。
このホテルの良さは心のこもった親身なサービス
そして、スタッフの方がとても親切で親身。
お出かけから帰ってきたら、どうでしたか?と行き先を覚えていてくださる。
ホテル外のおすすめのお食事場所も教えていただいたり、といたれり尽せり。
雨で犬山城ビューが残念だったとお話すると、雨の日こそ『ライトアップが映える』など、ほんのひと時しか滞在できない滞在客の気持ちに配慮したお話もいただけたり。
温泉の清掃もとてもこまめで、廊下ですれ違う客室係の方も丁寧なご挨拶。お風呂場でアメニティを確認していると「何かお探しですか。」のお声がけ。
丁寧な対応でフレンドリーという最高の対応はスタッフさんは地元の方が半分ぐらいとのことですので、この犬山や近隣の岐阜の土地柄が親切なのか、教育が素晴らしいのか、何度も感心していました。
先にご紹介した『奥村邸 ラ メゾン カシュ 一灯』のシェフの方が営業に行った際に親切にしていただいたたというエピソードをお話されていましたが、このホテルの方々だったら納得!!と大きく頷きました!
有楽苑スイートお部屋紹介
ホテルインディゴ犬山有楽苑は、スイートが最上級ホテルインディゴスイートと、今回ご紹介する有楽苑スイート合わせて16室、通常のお部屋が、犬山城ビュー・木曽川ビュー・国宝茶室ビュー・ビューなしスタンダードと合わせて140室。
スイートの有楽苑スイートは、犬山城と書いていないため犬山城が見えないのかと思いきや、犬山城と木曽川の両方が見える素晴らしいビュー。広さは51㎡の、ジュニアスイートタイプのお部屋です。
広いベッドに同じ幅のゆったりソファ。ごろごろするも、ソファでまったりするも良しの快適さです。しかもソファーのサイド部分にはUSBとACコンセントがあり、充電しながら携帯操作もソファでできてしまいます。
壁には犬山城の絵画。お部屋の照明がアシンメトリーなのも洒落ています。
ソファの前には大きめのテーブル。机の上に置いていたのは犬山の名物というげんこつ飴が二つと手拭い(こちらはもしかするとIHGプラチナ特典かもしれません)。
テレビは大きめで見やすく、レストラン・お風呂・ジムと3箇所の混雑具合チェックも可能です。
ティーコーナー
お茶のサービスコーナーには瓶に入ったお水が2本。ネスプレッソと茶器があり、茶筒の中には日本茶。それ以外に下の引き出しには、ロンネフェルトのハーブティーや紅茶が。
個人的にロンネフェルトではルイボスクリームオレンジが大好きなのですが、まさにそのクリームオレンジがあってテンションが上がりました。もう一種類のハーブティーはフルーティカモミール。紅茶も2種あります。
ミニバーはビールが400円とお手頃価格のため、ルームサービスの夕食時などにも利用しやすいです。
バスルームとバスアメニティー
バスルームは広々バスタブと広々シャワールーム。(なぜかお手洗いだけは手狭なのは設計上の都合かと)
シャワールームは独立しています。
バスルームアメニティは、歯ブラシ・ボディタオル・シェーバー以外にソーイングキット、ネイルケアキットを含むボックスがあります。
ボディソープ・ボディーローションは洗面台にボトルが設置されていますが、化粧品類は客室にはありません(温泉にはクレンジング・洗顔・化粧水と乳液があります。)
シャワールームにあるシャンプーとトリートメント・ボディーソープと洗面のボディーローションと同じブランドで、Biologyというシリーズ。ネット検索するとオーストラリアの自然派シリーズのようですね。
クローゼットは2箇所
クローゼットはバスローブとセキュリティボックスの入った箇所ともう1箇所。たっぷり衣装の収納ができます。
パジャマと浴衣は両方あり!
クローゼットのセキュリティボックスの下には2段の引き出しがありますが、それぞれパジャマと浴衣が入っています。
浴衣はうっすら色合いの違う2色展開。帯は男女で色が違うものです。丈は短めでお風呂にいくには動きやすいものです。この浴衣と下駄でお風呂までの移動は可能です。(ロビー・レストランの利用は不可)
パジャマはM・Lの2サイズ。上下セパレートのしっかりした厚め素材です。
足下もお部屋内とお部屋外に合わせて下駄とスリッパ両方が備え付けられています。
4F有楽苑スイートからの国宝犬山城情景
宿泊したのは2泊。観光を中心とした旅でしたので、お部屋での犬山城情景の移ろいを撮影できた時間は限られていますが、時間帯・天気によって姿をかえる国宝犬山城の情景と横を流れる木曽川の景色を何点かご紹介します。
ちなみにテラスにはベンチがあって、雨でなければ景色の移ろいを楽しめると思います(初日から大雨でテラスが濡れていたので利用していませんが)
雨の日中
雨の日中は、少し不穏なお城のイメージです。
晴れの夕暮れ
2泊の中で貴重な時間となった晴れの夕暮れ。空の色の変化と犬山城の景色は価値あるものでした。
雨の夜
ホテルの方に教えていただいた『雨の方が素晴らしく綺麗に浮かび上がる』ライトアップ。雨の水蒸気に光が当たって確かに幻想的です。
ターンダウン
さて、実はホテル滞在中少し期待しているターンダウン。
何もなくお水とタオルの補充だけの場合もありますが、こちらでは、一口スイーツが置かれました。一口だけのスイーツって一番美味しく感じますね。
写真は1日目と2日目の2日分。種類が異なるのも楽しいですね。