愛知県犬山市の有名レストランらしき奥村邸。フレンチレストランとは別棟にラ メゾン カシュ 一灯という鉄板焼きレストランがあります。
奥村邸の場所は?
奥村邸は名鉄犬山城駅から徒歩6分程度。
犬山城の帰りには歩いていけないこともないけれども、タクシー1000円未満かなという場所にあります。
犬山城から移築の蔵での珈琲付き 重要文化財での鉄板焼きランチ
蔵を楽しむため予約はデザート付きのコースを
犬山の奥村邸 ラ メゾン カシュ 一灯のランチは3500円/人からありますが、選択すべきはデザート付きのランチ。
というのも、このデザート・珈琲タイムは鉄板焼きとは別室の蔵でいただけるから。蔵の様子は後述します。
奥村邸 ラ メゾン カシュ 一灯のメニュー一休レストランで見る
重要文化財 奥村邸の庭を見ながらお食事
重要文化財 奥村邸は風情ある建造物。ネット情報によると、元呉服問屋さんだとか。
まずは、細い建物の中の通りを歩き、奥の鉄板焼き専用部屋へ。
鉄板焼きの座席はお庭の見える重厚感のあるお部屋です。
クラフトビールもあるドリンクメニュー
ドリンクは、コースには含まれず別途。です。犬山のクラフトビール 『犬山ローレライピルスナー』(900円)と『はっさくしぼり』(900円)をオーダー。
鉄板焼きコース『機(からくり)』6000コースの内容
鉄板焼き専門ルームではオードブルからご飯まで
鉄板焼きコースの機(からくり)は、3種のアミューズから始まり、オードブル・スープ・スープへとフレンチのコースのように続きます。
お隣がフレンチ奥村邸だなということを意識させる凝り具合。本格的です。スープは、冷製ですがヴィシソワーズではなくコーン。甘味が上品で印象に残るお味。
サラダは瑞々しくて量もたっぷり。
と、この4品の途中、鉄板の上ではなんらか可愛らしいバンズとハムが焼かれています。
こちらはメニューにないサービス。岐阜県の明宝ハムのハムで作ったミニバーガーです。
聞けば、犬山遊園駅を下りてすぐの鉄橋を渡れば、もうそこは岐阜県だとか。土地勘のない私たちにありがたい情報も。鉄板焼きの楽しみの一つシェフの方のお話ももちろん堪能です。
紙に包まれた様子も可愛らしい上に、味が凝縮されていて、ジューシーで美味しい。ありがたいサービスでした。
お肉は銘柄牛ではないけど、しっかりと写真用に見せて下さいます。そして焼く時も。フランベ前に、フランベします!と。写真を撮らせて下さいました。鉄板焼きの醍醐味はフランベ!ですもんね。
そして、焼き上がったお肉は丸ごとレモンのソース、レモン塩、ワサビクリームチーズのソースで。夏らしいレモンもいいけど、ワサビクリームも捨てがたいとソースもかなり楽しめました。茄子とワサビクリームチーズの組み合わせもなかなか。と、野菜との組み合わせも試せます。
コースの標準は土鍋白ご飯です。
そして、贅沢にも+500円で『土鍋ご飯のガーリックライス』に変更可能。
ガーリックライスをお願いしたところ、鉄板の上で何やら色々載せられています。
どうやらこの色々が美味しさの秘訣。出されたガーリックライスはカリカリ食感や甘味など複雑に絡み合った美味しさでした。
ご飯を食べ終わるとシェフの方から、珈琲をいただく蔵が犬山城から移築されたものだというお話が。蔵前にはその表示もあるとのこと。
蔵に移動して犬山茶のシフォンケーキと珈琲を
犬山城で何を保管されていたかは不明ですが、蔵は本格的なもの。
内装は美しく飾られていて、中でも風鈴が中でなっている飾り置き。涼やかな音色が鳴り響いていて『日本の夏!』と言いたくなります。
犬山茶のシフォンケーキには、犬山だからか足跡のソース付きです。
お料理の清算はこの珈琲が提供されたタイミング。あとは自分のペースでゆったり時間を楽しめます。
帰り道にも名水の井戸など、邸宅の歴史を感じながら帰路につけます。