伊良部島巡りモデルルート 伊良部大橋〜渡口の浜〜佐和田の浜〜フナウサギバナタ〜漁協直営おーばんまい食堂〜いらぶ大橋海の駅(雨時々曇の日の景色/2022年5月情報 沖縄 宮古島発着)

宮古島のドライブ観光の中で、『必須扱い』なのは伊良部大橋。2015年に開通し、3540mの無料で渡れる大橋です。

宮古島から伊良部大橋を渡った伊良部島・さらにその先はいくつかの道路が下地島へと繋がっています。

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伊良部島には伊良部大橋開通後素敵なリゾートができて滞在型の観光ももちろん最高ですが、宮古島滞在でもぐるっと回っていただくと良いというモデルルートです。

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まる1日観光であれば下地島も合わせて回るとよいと思います。

下地島には有名な17end・下地島空港がありますが、そちらはそれぞれ別記事をご参照ください。

17endで飛行機と海を見る記事はこちら

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伊良部島巡りモデルルート

宮古島から伊良部島に渡って西側からぐるっと一周回るルートです。景勝地を巡って漁港ランチをいただくというルートとなっています。

  • ①伊良部大橋
  • ②渡口の浜(下地島に行く場合はこの後が近い)
  • ③佐和田の浜(下地島から戻ってすぐ)
  • ④フナウサギバナタ
  • ⑤漁協直営おーばんまい食堂
  • ⑥いらぶ大橋海の駅

雨時々曇の日の景色

この日は雨時々曇、早めの梅雨入りを目前にした天候でしたので、ガイドブック写真にあるほどの景色にはならないのですが、それでも美しいのが伊良部島の海。雨となってもせっかく来たからには景勝地巡りをするかどうかそのご判断にご利用ください。

(ある意味ガイドブックには載っていない画像ですね!)

①伊良部大橋

宮古島と伊良部島を結ぶ3540mの大橋は、関西圏に住んでテレビの情報などのみぼーっと見ていると、ただまっすぐな起伏のない橋が伸びていると思っている方も多いのではないでしょうか。(私は思っていました)

それはおそらくこの橋の宮古島側のあたり海の下が砂地で綺麗に見えるためその方向の写真が多く出ていてそちらから見ると平坦な橋に見えるからかと思います(完全な私見です)。

実際、雨でどんぐもりの中でも、宮古島側の伊良部大橋の近辺は綺麗な淡い青の海の色が見えていました。

そして、実際の伊良部大橋は非常に起伏の激しい形状です。厳しい建設条件の中で技術を駆使して建てられた橋なのでしょうね。

橋の両橋の少し斜め側には橋を眺めるための駐車スペースがあって、一旦車を止めて橋の撮影をすることも可能です。

伊良部大橋
曇でも青い色を見せる海

②渡口の浜

伊良部島に渡って下地島方向に向かう道の途中にあるのは渡口の浜です。

長さ800m・幅50mという広く白砂が広がっています。

綺麗なカーブを描く砂浜と透き通った海の水が素晴らしい浜。これはきっと晴れたらもう1段階素晴らしい景色でしょう。看板にも与那覇前浜ビーチと並ぶ代表ビーチと書かれています。

駐車場、お手洗いと有料シャワーがあります。あと、マリン用品の貸し出しもあるようでした。が生憎の天候で観光客は私たち以外1組のみでした。

あとはジェットスキーが1台ぐらいでした。

渡口の浜
透明度は抜群
サービス店舗

③佐和田の浜

宮古市指定記念物『名勝』で、300個以上の岩の塊が遠浅の海に点在する礁湖です。曇だと少し寂しい景色にはなってしまいますが、『日本の渚百選』にも選ばれた景色のようです。

この岩は1771年の明和の大津波によって運ばれてきたとありました。

どちらかというと見るための海で、泳いだりシュノーケリングをしたりする場所ではなさそうです。

佐和田の浜

③フナウサギバナタ

ガイドブックの地図を見ていて語感が気になって訪ねてみた場所です。

看板上の表記はふなうさぎバナタとなっていました。由来は、地元の方言からきているようで『船を見送る岬』。今や伊良部島と宮古島は橋で繋がって下地島にも旅客機がきてと便利な時代ですが、昔に沖縄本島に出立する方や兵士の方を見送るというのは色々な思いがあったのだと思います。

元々は鳥の形の展望台が設置されていたようですが、老朽化によって上の部分が取り払われて、今は築山のような展望台が立っています。

展望台(今は足元の部分のみ)
展望台の上からの景観

④漁協直営おーばんまい食堂

伊良部大橋に戻っていく途中、漁港の中にある食堂が『おーばんまい食堂』です。ガイドブックの写真に釣られて来た(私のような)お客さんも多いのか大盛況の食堂です。雰囲気は明るくて新しい感じ。お土産物が販売されていることからも漁業関係者用の食堂ではなくて、『漁協直営』が売りの観光客向けのお店だと思います。

おーばんまい食堂
おーばんまい食堂座席の雰囲気

カウンターでオーダーしてお支払い、出来上がったら鳴るブザーを渡されるフードコート的なセルフサービス方式です。

メニューは海鮮のみではなく、生物がダメな方には宮古そばやメンチカツもあります。お値段は1000円から1500円が中心です。

おーばんまい食堂メニュー

サイドメニューは冷蔵ケースから取るスタイルとなっていました。

サイドメニュー

海鮮丼(1100円)はガイドブック写真に詐欺なし!の豪華具材。

お土産物としても350mlで950円で販売している旨味ポン酢をかけていただきます。この旨味ポン酢は,おーばんまい食堂のある佐良浜漁港で水揚げされたカツオからできているものです。

海鮮丼
旨味ぽん酢

もう一品は、この日の特別メニューとなっていたため、常時いただけるかはわかりませんが島ダコ海鮮丼。新鮮そうなタコ刺たっぷりの丼です。

島ダコ海鮮丼

おーばんまい食堂をでていらぶ大橋海の駅までの区間にヤマトブー大岩があります。停車するところはおそらくなかったので走る車から1枚撮影して、伊良部大橋まで戻り、橋を下りてすぐの場所いらぶ大橋海の駅へと向かいます。

ヤマトブー大岩

いらぶ大橋 海の駅

伊良部大橋の伊良部島側の正面にあるのがいらぶ大橋海の駅。

駐車場は第3駐車場までありますが、おすすめは第2駐車場。海の駅の2階建ての建物の2階と直結していて、橋を見渡せる撮影スポットがあります。(第1駐車場から建物の1階に入った場合は、2階の食堂を抜けて外に出た先に撮影スポットがあるです。

いらぶ大橋海の駅の撮影用スポット
海の駅(2階部分の入り口)

海の駅1階はお土産物屋さんになっていて、島とうがらしやカツオ製品、渦巻きパンなどの特産品が販売されています。

2Fは食堂となっています。(1階は人でいっぱいで写真を撮れる雰囲気ではありませんでした。)

海の駅という名前ですが、メニューは宮古そば系やカレー・唐揚げなど(日替わりでマグロ丼はありましたが)が中心です。おーばんまい食堂で食べたあとでしたので立ち寄れませんでしたが、伊良部大橋を眺めながらのお食事も良いと思います。

海の駅の食堂メニュー
食堂の雰囲気



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