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【松阪・伊勢志摩①】大阪から伊勢に行くなら、追加料金で乗れる『しまかぜ』にも乗って『まわりゃんせ』を使い倒そう

前回の伊勢志摩旅行は2年前。念願の『まわりゃんせ』というお得なチケット使い倒し旅をしました。その旅行を振り返った後、2022年1月再訪した伊勢・松阪旅行をご紹介します。9話までの予定です。

2023年1月には『しまかぜ』の洋風個室に乗車してきました。その記事をご参照いただくには以下のリンクをご参照ください。

しまかぜ洋風個室乗車記(2023年1月)記事はこちら

今年の松阪旅行宿泊は理由があって東横イン宿泊。そのため特色のある宿のご紹介は2年前の旅行記の方が選定の参考にはなるかもしれません。

※まずここからは自粛前の2019年ラグビーW杯で日本が盛り上がっていた頃の旅行記です。

お得な切符『まわりゃんせとは

兵庫県民が利用できるお得な切符として代表的なものをあげるとすれば、大阪市営地下鉄で行く『大阪周遊パス』か近鉄で行く『まわりゃんせ』かというほど超有名なお得な切符。

旅行会社のパンフレットでも伊勢・志摩をめぐるものには、通常の近鉄特急往復のパターンの他にまわりゃんせを使うものも掲載されていますね。

まわりゃんせの良いところの一つは、旅行会社でセットで購入すると、別に近鉄電車のサイトにアクセス等しなくても近鉄特急の予約まで旅行会社窓口でしていただけるところです。それ以外も良いところ満載なので以下にご紹介を。

まわりゃんせの特徴①:近鉄特急が出発地からの往復特急利用以外で、フリー区間も特急に乗れる

周遊切符でよくあるのが、出発地から代表目的地までは有料特急に乗れるけれども、現地では普通車両のみ乗り放題とかいうもの。でも、まわりゃんせならフリー区間用の特急券引換券もついているため発駅からはじめの到着地までの行って観光等した後、現地でも特急が使えるのです。

松阪・伊勢・鳥羽と志摩の地域はフリー区間としては、かなり広いためとても便利。後、繁忙期で追加料金を払ってもどうしても『しまかぜ』に乗りたい!というとき、例えば鳥羽⇆志摩の区間だけは空いていたりするので、乗車体験に使うのも良いのではないでしょうか。特急列車『しまかぜ』のレポートは別途いたします。

私は、旅行会社で発売日申し込みでも取れなかった『しまかぜ』になんと往路朝イチ窓口立ち寄りでの変更申し込みで2日後の帰路の志摩発大阪行きが取れたので、この技は利用しませんでした。が、取れなければ短い距離でも鳥羽⇆志摩で乗ってみるつもりでした。

近鉄電車終着駅 志摩には数々の特急列車が

まわりゃんせの特徴②:入場チケット込みのため新たな発見があるかも+日帰り温泉割引も

観光施設を有料で廻るとなると、自分好みの施設に絞って訪れるもの。しかもどうしても同じ施設のみをリピートしたりしてしまい、また、ある程度観光するともういいかと思ってしまいます。でも、施設入場し放題のチケットだと『元を取ろう!』という心理もあって、アグレッシブに施設巡りができるところが面白いですね。

私も、しまかぜに乗る時間を増やしたいからという理由だけで,賢島まで行ってクルーズなんて、普通料金だったらまず考えなかったと思います。

現地バスもフリーですので、より行動が広がりますね。

引用:2022年1月現在の無料入館可能施設

①本居宣長記念館 ②旧長谷川治郎兵衛家 ③旧小津清左衛門家 ④松阪市立歴史民俗資料館 ⑤文化財センターはにわ館 ⑥斎宮歴史博物館 ⑦お伊勢まいり資料館⑧伊勢河崎商人館 ⑨賓日館(ひんじつかん) ⑩伊勢忍者キングダム ⑪鳥羽水族館 ⑫ミキモト真珠島 ⑬鳥羽湾めぐりとイルカ島 ⑭マコンデ美術館⑮志摩スペイン村パルケエスパーニャ(パスポート) ⑯伊勢志摩温泉 志摩スペイン村「ひまわりの湯」 ⑰志摩パークゴルフ場⑱都リゾート 奥志摩 アクアフォレスト「アクアパレス」 ⑲都リゾート 奥志摩 アクアフォレスト「ともやまの湯」 ⑳賢島エスパーニャクルーズ ㉑海ほおずき㉒愛洲(あいす)の館 ㉓伊勢現代美術館

まわりゃんせ公式HP

また、ひまわりの湯以外でもまわりゃんせで割引になる温泉施設もあり、宿泊旅館以外の温泉に入れるのは楽しみが広がりますね。

写真は賢島。2019年当時はマンボウのいる水族館、志摩マリンランドもあったのですが、閉館してしまったため、水族館なら鳥羽水族館ですね。(元々鳥羽水族館は利用できたので、私は当時贅沢にも『水族館はしご』してました。)

ただ、まわりゃんせのフリー区間は広大。計画的にいかなければ移動ばかりに時間を要してしまいます。『伊勢神宮お参りの日』・『鳥羽エリア巡りの日』・『賢島巡りの日』・『スペイン村の日』などと分類して、行動予定を立ててから訪問するのがお勧めです。

何より、この行動予定こそが、お得感を時間できる幸せなひととき。是非事前の予定自体を楽しんでください。

まわりゃんせの特徴③:なんと最大4日間も使える

まわりゃんせがすごいなと思うところは、2日券、3日券など費用が上がっていく訳ではなく、定額の大人9900円で最大4日間使い放題のところ。長期で行けば行くほどお得が募っていくという仕組みです。

といっても、毎日が日曜日という生活ではないため私は自分にできる限り最大の3日間で使い倒すことにしました。

まわりゃんせを買ったら特急券の予約を

まわりゃんせのチケットを買ったら、旅行会社の窓口などでまずは往復の近鉄特急は予約をします。近鉄特急券の発売日は1ヶ月前が通常ですが、2022年1月現在は2週間前の予約開始となっているためご注意ください。

事前に近鉄特急を予約していても、出発時間前に当日窓口で変更が可能です。前項に書いていましたが、もし事前予約で希望の『しまかぜ』が取れなかったとしても、当日窓口に行くとキャンセルで空いている可能性がありますので果敢にチャレンジを。

近鉄最上級車両『しまかぜ』のチケットはキャンセル狙いもあり

ここまで読んで『しまかぜ』って何!?とか、『しまかぜ』ってそこまでこだわって乗りたい列車なの?と思う方もいらっしゃると思います。

『しまかぜ』は近鉄電車の最上級車両で、一般クラスの車両はなく、全席プレミアムかグループ席、『しまかぜ』乗車料金がかかります。プレミアム座席のシートは本革、エアクッションもありリクライニング、足置き付きの快適仕様。大阪 京都、名古屋の各出発地から一日一往復のみのため予約の取れづらい列車です。

前述した通り、発売日には予約が取れず、往路近鉄電車の窓口で伺うと、復路分キャンセルの空きが出ていたため賢島→上本町最長路線を取ることができました。

賢島→鳥羽の区間は空いている『しまかぜ』でカフェ車両も利用

2019年賢島から上本町の乗車

賢島から乗車すると多くの人が利用する鳥羽→大阪の区間の手前のためがらがらでした。約30分間、貸切気分でただただ特別車両を見学します。

車両に誰も乗っていないため、プレミアム座席の写真も取り放題です。2人がけ+1人がけのゆったり3列シートがいいですね。伊勢志摩ライナーのDXシートも3列がけですが、椅子自体の高級品具合が異なるのだと思います。降車したくないと思わせるほど快適でした。

近鉄特急 しまかぜ プレミアム座席

カフェ車両の座席も選び放題です。その貸切環境で本格的なケーキとコーヒーを、車窓を見ながら優雅にいただけます。

車両だけあって飲み物は蓋付きの配慮がされています。

近鉄特急しまかぜ カフェ車両
近鉄特急しまかぜカフェ車両
近鉄特急 しまかぜ ケーキセット

思い出に残る特急とされているだけあって、記念乗車証も配布されていました。もっと記念にという方向けのオリジナルグッズも販売されています。

令和元年版記念乗車証

2022年1月伊勢市から上本町乗車記

2022年の伊勢旅行も復路しまかぜを利用しましたが、賢島から乗車ではないため、座席写真取り放題とはならないですね。

そのため、自席で細々撮影できた写真のみのご紹介となります。

伊勢市駅に入ってくる『しまかぜ』

伊勢市からの乗車でも、忘れられずに記念乗車証は配布されました。

令和4年版記念乗車証
しまかぜお食事・グッズメニュー

今回の乗車は2回目ということもあり、落ち着いてワゴン販売を利用しました。(と、書きつつ内心乗車が嬉しくてついつい3品も買ってしまいます。)

カフェ車両のみか、ワゴン販売で利用できるのかなど、メニューには詳しく記載されています。

購入したのは、『しまかぜ弁当』・『しまかぜオリジナルパック入りおつまみMIX』・『お菓子職人おとべ 米粉ミニリアスクーヘン(志摩)』の3品。お弁当以外はお土産に。

しまかぜ ワゴン販売購入品

お弁当は放送で流れていた宣伝文句通りに四つのご飯と数々のおかず。これが1240円とは、お買い得なものでした。

お弁当は当日中の賞味期限で、持ち帰りも可能でした。お腹がいっぱいでも自宅の晩御飯に良いのでは?

ちなみにミニリアスクーヘンは中で2個が個包装されていました。1個は車内で1個は自宅での楽しみにといういただき方も可能です。

ミニリアスクーヘン個包装



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