遡り旅行記の季節感がまったく冬とかけ離れているので、もう一歩遡って、2020年の冬、フェスティブシーズン真っ盛りのJWマリオット奈良の宿泊記を挟みます。
JWマリオット奈良に電車で訪問する場合、駅はメジャーな近鉄「奈良」駅ではなく、一駅隣の「新大宮」駅です。奈良駅はTHE観光という雰囲気ですが、新大宮はどちらかといえば生活感のある駅前。そこから徒歩またはシャトルバスでホテルに向かいます。歩いても10分かかりませんので気候が良ければ散歩がてら歩いていく手も。
フェスティブシーズンのロビーは?

昨年度ですので、ホテルオープンから初めてのクリスマスシーズン。ロビーでまずお出迎えしてくれるのはお菓子の家です。今年のハウステンボスのクリスマスでも転がってしまいそうなサンタの様子がデザインされていましたが、雪の中各地を巡るサンタさんって重労働ですね!
シックなお部屋
ロビーで他にもクリスマスらしさを感じながら、チェックインを済ませてお部屋へ。ツリーは色味が統一された大人っぽいもの。JWを冠する上品さも味わえます。
プールは静かな時間帯を狙って
お部屋でのくつろぎもそこそこに急いでプールへ。真冬でも元気一杯のお子様たちがプールに繰り出す前の静かなプールを楽しみに急ぎました。この写真撮影から30分後、プールは市民プール化してしまいましたが。
2020年冬はプールでのアメニティは全て撤去されていましたので、化粧水等は全て持参が必要でした。こちらは情勢により変更があるかもしれませんが、念のために準備しておいた方が良いと思います。
クラブラウンジのフードプレゼンテーション
このホテルでのおすすめはクラブラウンジ。充実したフードプレゼンテーションが味わえます。マリオットプラチナ以上の方以外の方も、クラブルームの予約をお勧めします。カクテルタイムはお子様連れのファミリー層の方を中心にアペリティフというよりディナータイムを過ごされている雰囲気。「お食事」のニーズにも答えるラインナップでお腹の膨れそうな和そばやブレッドも置いてあり、お酒を嗜まれない方には充実の紅茶ラインナップなども楽しめるようになっています。大食漢でなければ、クラブラウンジの後コースディナーは苦しいのではないかなと思うほどフード充実しています。
ただ、このラウンジの良い点は、遅い時間帯は子ども禁止になるところ。大人の時間にお食事感はありませんが、静かにお菓子を摘んで過ごす時間もきっちり確保されていて層に合わせた対応がされているところです。
朝食もクラブラウンジで。ホットミールもあるかなり充実のラインナップ。この日の午後はロビーでのアフタヌーンティを予約しているため、食べすぎないように注意が必要でした。
外来も可能:ロビーラウンジでのアフタヌーンティ
レイトチェックアウトができたため出発日の午後に楽しんだアフタヌーンティです。一休レストランのサイト等でも外来で予約が可能です。
変わり種は、奈良県産椎茸のアンクルートでしょうか。アンクルートとは「パイ包み焼き」のことだそうです。ロビーラウンジは満席で、ドリンクオーダーもままならないのはおそらく開業から日が浅かったからだと思います。もう1年たったので大丈夫かなと思います(多分)。
近隣散歩①:金魚ミュージアム
※2021年4月リニューアル前の情報です。今は西日本最大級とのこと。
今回、実は奈良の古都観光を予定しないぶらりホテル宿泊。そのため、ホテル周辺散歩を行いました。といっても、場所は奈良駅ではなく新大宮。地図を見ると徒歩範囲の近隣にありそうなのは金魚ミュージアムというショッピングモールの中の施設。
訪問すると、珍しい金魚を水族館的にみるのではなく、「金魚と写真を」というスポット。ディスプレイ・照明・騙し絵など、写真を撮る場所が多数というよりほぼ全ての展示物が撮影のためにありました。
この施設は2021年の4月リニューアルされて、西日本最大級のアクアリウムミュージアムになったとのことで、また行ってみたいですね。
リニューアル後の金魚ミュージアムミュージアムチケット予約はじゃらん遊び・体験で
近隣散歩②:平城京左京三条二坊宮跡庭園
ショッピングモール向かいのすぐの見えるところに、広い宮跡らしいものがありましたので、事前に調べず立ち寄ってみました。特別史跡・特別名勝に指定されていて無料で入ることができます。
奈良時代の皇族等の邸宅だったと考えられている池を中心とした遺跡です。建物は復原ですが、池の中の景石は発掘したものを展示しているそうです。
奈良駅にないからこそ、メジャー観光地でない静かな遺跡にも目を向けることができたそんな一泊の宿泊体験でした。