鹿児島旅行は、当初夜着早朝帰りの現地2泊1日のような日程でしたので温泉宿は取らず、ホテル京セラに泊まりました。
そのため、補償された中1日は日帰り温泉プランでゆっくりしたいなあ。と思い見つけ出したプランは、なかなか宿泊では泊まれないのでは?と思うスモールラグジュアリーな宿の昼食プランでした。
スモールラグジュアリーな宿 雅叙園の昼食+日帰り温泉の素敵時間をご紹介します。
忘れの里 雅叙園のある妙見温泉とは?
空港近くの立地
妙見温泉(みょうけんおんせん)は、鹿児島空港から車で15分という便利な場所にあり、飛行機で鹿児島に行ってレンタカーを借りる人にはありがたい立地。
バスは一日4便などと公共交通で行くには若干不便な場所ですので、鹿児島市から向かうには隼人駅からタクシーで行ったほうが便利かなと思う場所です。(タクシー11Km程度)
自然の中の雰囲気 旅館は離れて点在
妙見温泉には10軒程度の旅館が加盟していますが、徒歩での湯巡りという感じではなく、各旅館は車で数分づつ移動する距離に点在している雰囲気でしょうか。素朴な自然の景観を楽しむような場所です。
泉質は「ナトリウム炭酸水素塩泉」です。
神経痛、筋肉痛、関節痛、皮膚病、冷え性、やけど、きりきずなどに効果があるとされているようです。
忘れの里雅叙園は期待高まる一流の宿
一流ポイント①:ななつ星の行程に含まれる
この素朴な妙見温泉ですが、その中にある忘れの里 雅叙園は超高級列車『ななつ星』の乗客の旅館宿泊行程に使われるほどの一流旅館なのです。
一流ポイント②:ルレ・エ・シャトーに加盟
海外旅行の宿を探している時によく見かけたルレ・エ・シャトー加盟のマーク。
ルレ・エ・シャトーはフランスのホテル会員組織で、ホテル会員は上質のレストランのある100室以下の宿などが会員条件となっており、レストランでも加盟できるよう。
私がレストランで、間違いなく一流!と感じた『ウェスティン都ホテル京都のなかに入っている ドミニク・ブシェ』の東京のお店やオテルドミクニ、神戸では世界一の朝食を売りにしている北野ホテルなどが加盟しています。
オーベルジュから発足しているこの組織に加盟しているということは、まず間違いなく美味しい!とそんな予感をさせてくれる宿ということになるでしょう。
忘れなの里 雅叙園は、原風景という言葉の似合う宿
茅葺き屋根が緑に映える風景
忘れの里雅叙園の特徴は茅葺き屋根の古民家を移築しているところ。
時代を遡って集落の中を歩いている気分にさせてくれます。
ロビーの大きな建物もなく、茅葺き屋根の建物の一つがフロントとなっていて、受付。その後お食事場所に向かいます。
通りながら見てみると客室も古民家の中にあるようです。
忘れの里雅叙園の側を流れる川のせせらぎと囲炉裏素朴さに包まれたお食事処
お食事場所も古き良き日本風。鉄瓶に趣きがあります。
すぐそばには川が流れていて一段と良い気持ち。地図で見ると天降川だとか。
お昼ご飯も田舎料理らしい地のものを利用している風のものでした。自給自足の野菜なども取り入れられていると思います。定食にはいくつかのメニューがあるようですね。
昼食時間帯は大浴場を貸切利用
忘れの里雅叙園に宿泊で来られている方は、おそらく客室温泉をご利用の方が多いと思われるため、大浴場としては狭めのお風呂が2部屋。(夜は男女別大浴場となるため)
そのお風呂を昼食時間帯は貸切で使うことができます。
小ぶりとはいえ、大浴場ですから天井も高く、貸切で使うには広さも充分。ゆったりと妙見温泉のナトリウム炭酸水素塩泉に浸かることができます。
忘れの里雅叙園の雰囲気を散策で
敷地内は本当に昔の『村』のよう。囲炉裏のある休憩所があったり、にわとりが闊歩していたり。忘れの里 雅叙園さんでは、人間よりにわとり優先。歩く時は道を譲りながらとなります。
そんなにわとりさんが産んだのか、うみたてっぽい卵が置いていたりと、至る所、雰囲気を感じるものだらけです。日帰りでもできれば散策の時間を取りたいところですね。
日帰り予約はお電話で
2022年1月の状況を見ても、忘れの里雅叙園公式HPで予約を受け付けているのは宿泊プランのみですが、予約はお電話でしていただくのが良いと思います。