かに道楽といえば、全国にいくつかチェーンもありますが、なんといっても道頓堀の巨大カニ看板が有名。
かに道楽 網元って何が違うの?
道頓堀本店の近くに上位店舗『網元』というお店が存在していることを知りずっと気になっていましたがこの度訪問することができました。
どう上位かというと素材のかにの大きさが一般店舗より大きめのようですね。あとは建物が、旅館風!となって高級感が漂います。
かに道楽網元本館の場所は?
かに道楽道頓堀に近い各線難波駅から徒歩で行ける場所にあります。ただ….適当に地図ナビで行くと道中の周辺の環境が若干…..。都会なので仕方ありませんが、お子さま連れで行かれる場合は大通りをできるだけ通る道順を確認されてから向かうことをお勧めいたします。
純和風旅館風の大きな建物
かに道楽網元本館は、かにの大看板はなく、高級感ある和風の建物です。

玄関までの木の通路を歩いていると、池らしい場所には大きなかにが。写真で撮ると看板のライトが映り込んであまり綺麗にはなりませんが、生簀のような感じなのでしょうか。
中で案内を受けて5階に上がったところは内装も旅館風。個室がいくつか並んでいます。完全個室ですが、隙間は沢山空いているので隣席の声は聞こえます。
どうやらお隣は欧米のファミリーのよう。難波(大阪ミナミ)はもう完全にインバウンド盛り返してきていますね。
予約メニュー つどい
かに道楽では結構凝ったメニューも多いのですが、今回は最もシンプルな昼食『つどい』(5,280円)に単品でシンプルかに料理の追加を行い、かに素材堪能風にしてみました。
(昼食上位コースだとかにグラタンなど凝ったお料理になりそうですのでシンプルにかに酢・お造りなどが続くメニューを選択です)
意外にかに料理に合うフォション紅茶のお酒 ウーロン茶割
かに道楽はオリジナルの日本酒なども置いておるようですが、なぜここに?というフォションの紅茶のお酒をウーロン茶割(770円)でオーダーしてみました。
食事中に紅茶:?と思ってしまう方もいるかと思いますが、ウーロン茶割でいただくと、お料理の合間にまずはウーロン茶らしく口中がさっぱりされて、その後ふわりと紅茶の香。
かには下手すると途中で食べ飽きることもあるかと思いますが、次の料理の前にいったん気分がリセットされて新たな料理をどんどん楽しめます。
かに道楽、この組み合わせポップで出しても良いのでは?と私としては絶賛の組み合わせでした。
ちなみにビールはプレミアム熟選で803円です。
なお、この個室には『蟹賞味處付給仕之儀堅断申候』と表記されていました。これはお酌お断りってこと?そんなことお願いする人いるのか?などと話しながらこの注意書きを見ていましたが、旅館らしき雰囲気で無理言ってしまう人もいるのかもしれませんね。
『つどい』はシンプルに網元の『かに』の素材を楽しむ
かに酢
このコースはお昼の5280円。最もお手頃なコースなのに一品めのかに酢の爪の立派なこと。身もぎっしりです。かに食べにきたらこの爪味わいたいと思わせる甘味と味わいがあります。
かにのお造り
次は、かにのお造りです。冬場にかにの産地に向かうのは寒い旅行となりますが、かに道楽はかにの方から都会に来てくれるありがたいところ!
ぷるんとみずみずしい、かにのお造りは必須メニューかと思います。
単品料理はこのかにのお造りの後に挟みますが、コース単体をご紹介するため章分けして、後述にします。
かにの天ぷら
かにの天ぷらもシンプルな感じ。サクサクの衣とジューシーなかにの味。天汁でいただけます。
かに寿司食べ比べ
かにのお寿司は、昆布巻き太巻き細巻きの3種もり。つどいのコースはお手頃なだけに品数少ないですが、かに寿司の量が結構ありますので、お腹はいっぱいになりそうです。
デザート
デザートはフルーツ3種。デザートの前にちょっと嬉しいおしぼり交換には手についたかにの匂いを取るためレモンが添えられています。
別注文単品で焼きがにとかに味噌甲羅焼きを
つどいコースでは料理の品数が少なめですので、単品で追加を2品。
単品は、5万円もする活けがになどまでありますが、3,000円程度から、ズワイやタラバのかにの種類や焼き・茹で・お造り・揚げなど調理方法を選ぶことができます。
ズワイかに焼き物
選んだのは『つどい』に含まれない焼き物でかにはズワイ(3,300円)に。
あらかじめ、焼かれてはいるのですが、目の前で再び焼いて熱々でいただくことができます。見事な爪も2つ。2人で一つでも十分堪能できそうです。
かに味噌の甲羅焼き
かに味噌を満足するまで食べたい!そんな願望にも応えてくれるのが、単品のかに味噌の甲羅焼き(1,280円)。かに身や椎茸(おそらく)で、少し味変も加えつつ満足いくようかに味噌を味わえます。
焼きがに用かもしれませんが、燃料で甲羅も少し温めてみると、味わい深くなりました。