神戸海洋博物館とカワサキワールドは語感は180度違いますが、同じ建物の中にあって共通入場となる施設です。(神戸海洋博物館の中にカワサキワールドの入り口があるイメージ)
神戸海洋博物館・カワサキワールドに行くには?
JR元町駅から海方向に向かって徒歩13分。メリケンパークにあります。
徒歩で向かう途中には中華街もありますので、立ち寄りチェックもありかと。

徒歩で目指すのにわかりやすい目印はポートタワーなのですが、2022年4月現在改修で建物が囲われているので思い込みの見た目で探すと存在しません。(再開は2023年度予定です。)。夜間にプロジェクションマッピングされているらしいのでいつか見てみたいです。
入館料は大人900円・小学生から高校生までは400円です。が、このお値段でここまで遊ばせてくれるのかと思います。
『長時間遊べる』カワサキミュージアム
『カワサキ』の技術とデザイン
1896年神戸に川崎造船所が設立されてから125年。
川崎汽船・川崎車輌・川崎航空機と重工業の広い分野で、高い技術を活かされて製品づくりをされていた川崎造船さんの『機械部分』の産業展示に進みます。
航空分野では、ヘリコプターや、一般人にはショーのイメージもあるブルーインパルスも川崎重工さんの製品なのですね。
また、乗り物に限らず産業用機械でも日本の産業を発展させていらっしゃることがよくわかります。
『二輪の世界』
重工業の世界を抜けると二輪の世界。『カワサキモータース』さんのバイクが並んでいます。
2020年科学技術賞 開発部門で文部科学大臣表彰を受けられた『軽量・小型・高主力・俊敏な応答・低燃費』を実現したエンジンから展示は始まります。
1972年に初めて縦列4気筒DOHC8バルブエンジンが量産機として搭載されたLegend of Z1や1982年にワールドグランプリに参戦したKR500など、好きな方に取ってはたまらない!オートバイが並んでいます。
乗り物シミュレーション王国!
カワサキミュージアムの特徴は様々な乗り物のシミュレーション乗車。
まずはバイク試乗。
原付免許すら持っていない私にはシミュレーションといっても人前で挑戦できませんでしたが….(心の声)これを言ってしまうとここまでの話の信憑性が…..。
後、高級バイクを一緒に写真撮影もOK
バイクの次は、ジェットスキーで風を感じるシミュレーション。
ジェットスキーはゲームセンターにあるようなゲーム形式のものも無料です。
陸・海と来れば空!フライトシュミレーターで神戸空港離発着体験もなんと無料!(当日現地予約制)
後、お掃除中でしたので撮影していませんが、電車でGoらしきものもありました。
産業用ロボットエンターテイメント等も
この様々なシミュレーションができる大型展示のコーナーはシミュレーションのみではありません。
産業用ロボットを動かすボタンを押すと、エンターテイメントすら感じる長い一連の動作を観察できて、『日本ってすごい』を実感できます。
また、1964年に運行を開始して、現在は退役となっているV−107の中に入ったり、コックピット観察ができるようにもなっています。
自販機でドリンクの買える休憩スペースあり
カワサキワールド内でお食事はできませんが、ドリンクV107の奥に休憩スペースがあり、紙パックドリンクがいただけるようになっています。
神戸海洋博物館でもシミュレーションもありますので一息ついてから、海洋博物館へと移動するのも良いと思います。
神戸海洋博物館
幻想的なエントランス
神戸海洋博物館のエントランスは大きな船舶模型と壁と床に映し出された映像で幻想的な雰囲気となっています。
3Dトリックアート
そのエントランスを抜けて、外に行くと大きな穴ぼこの中に描かれた絵。3Dトリックアートのコーナーです。
船のマストの上に立っている写真が撮れるものと、コンテナの上に立っているイメージのものがあります。
ベニスのゴンドラ
そして、たくさんの模型などもありますが、目を惹かれるのは実物(か実物大かは不明)のベニスのゴンドラ。優雅な曲線と近くで見るとよくわかる凝った造りが素敵です。
また、ゴンドラのコーナーのガラスキャビネットの中はボトルシップコーナーになっており、緻密な造りをじっくり鑑賞できます。
乗り物シミュレーション王国は続く
カワサキワールドに加え、海洋博物館側でも乗り物シミュレーション王国らしく、シミュレーション機器があります。
コンテナクレーンシミュレーション。クレーンの操縦者になってクレーンを縦横報告と上下方向にレバーで動かして特定のコンテナを移動させるもの。
かんたんモードをやって見ましたが、どんくさくても、ゲームオーバーにはなりませんでした(ホッ)。
次に神戸湾の中を行く船の操縦体験。左右に動かして自動的に進む船を操縦するします。係の方が非常に丁寧にレクチャーしてくれたにも関わらず、『舵を切ってもすぐには動かない』という船の感覚が結構難しく一度目は一つ目のコーナーでゲームオーバー。あまりに早いゲームオーバーに、初めはそんなものですよと優しいお声がけをいただいて再チャレンジさせてくださいました。(私の鈍臭さは参考にはなりませんので余談扱いで)