近鉄人気の観光特急『あをによし』京都→大阪難波乗車記 あをによしビールと限定スイーツ記念乗車券は?(2023年2月情報)

運行から1年弱となっても人気が衰えず、予約の難しい近鉄特急『あをによし』。長く乗っていられる京都駅発大阪難波行きに乗車してきました。

あをによしとは?

近鉄京都駅⇆奈良⇆大阪難波を走る『観光特急』。

目的地に急いで向かうための特急ではなく乗ること自体を楽しむための特急なのかと思います。また、奈良京都という古都代表!のような2都市を巡ることから『くつろぎの歴史旅』というコンセプトとのことでした。

言葉としての『あをによし』は奈良や国内(くぬち)にかかる枕詞(歌文で調子を整えたり修辞をする目的で特定の言葉をつけるもの)です。奈良を讃えるニュアンスを持っているため、近鉄を代表するような車輌の一つに相応しい名前ですね。

車輌デザイン

乗車しなくてもホームにいる時に入って来ると思わず写真を撮ってしまうほどの美しい外観です。

あをによし 外観

あをによし外観 横から

客室など

車内 はこのような感じ。ツインの座席はサイドを向いたタイプと向かいあうタイプ2種類あります。

私ははじめ向かい合うタイプで取ったのですが、その後空席が出たサイドのタイプに変更しました。サイドタイプの方がゆったりとしているように感じます。

この写真は一番乗りで撮影しましたが、ツイン以外のサロンシートまでは行き着けませんでしたので写真はありません。

ツイン座席

この車両は4号車、京都出発時には最後尾となる列車ですが、その最も後ろ側にライブラリーがついています。

ライブラリー

ライブラリーのラインナップは、鉄道と観光好きな人のためにという感じのものですね。

ライブラリーラインナップ

あと車内設備は、大きな荷物はが置ける荷物置き場があります。

荷物置き場サイズ感

荷物置き場

デザインを楽しめるのはお手洗いの洗面台、陶器が可愛らしいものでした。

記念乗車券は?

同じ近鉄特急でも『しまかぜ』は車内販売があり、アテンダントさんが記念乗車券の配布を各座席に来て行ってくれますが、『あをによし』はそのサービスはありません。

記念乗車券が欲しい場合は2号車販売カウンターに自分で取りに行きます。(何枚もカウンター上に置いているため人数分自分で取ります。

『しまかぜ』とばかり比較して恐縮ですが、『しまかぜ』では乗車日がスタンプで押されていますが、『あをによし』の方は空欄。

記念にしたい人は日付を自分で入れるようにということでしょう。

あをによし 記念乗車券

あをによしビールと限定スイーツ

あをによし、乗車してさっと写真を撮り、着席前に販売カウンターに並びに行きましたが、すでにお待ちの方がちらほら。出発からすぐに長蛇の列となっていましたので、特に西大寺までなど乗車期間が短い方は早く並んだ方が良いと思います。

さて、かなり混み合っておりメニューの撮影がかなりイマイチなものとなりますが一応掲載を。

車内販売品
販売カウンタースイーツ売り場

有名どころを購入してみたので、実物でご紹介します。

メニュートップに乗っているのはあをによしの車体カラーをテーマとした限定スイーツの『バターサンド』。単品は850円、セットは1,100円で写真はフルーツティをセットしたものです。

バターサンドは、購入時お土産にできるように小袋に入れて渡してくれましたが、賞味期限は当日中でした。

バターサンドセット

冬季は柿と栗のスイーツとなっていて中も古都を思わせる色合いです。

バターサンド(中)

なお、私の一押しお勧めなのは、まほろば大仏プリン(400円)。

まほろば大仏プリン

蓋を開けてみるとまったり本格的。甘すぎず上品なものでした。サイズも一口サイズで車内の一息にちょうど良い感じです。

まほろば大仏プリン中身

そして、ビールは生ビールが600円、瓶が750円。ビールは時々で大和醸造さん(しまかぜ乗車記で紹介)のクラフトビールのどれかが提供されるようなのですが、私が購入した時には、嬉しいあをによしのペールエールでした。栓を抜いて渡すかそのまま渡すかは確認して下さいますのでお土産にも良いかと。

あをによしの瓶ビール

ビールのアテとなるのは大和肉鶏の燻製(400円)です。ビール1本充分にいただけるぐらいの量があります。

大和肉鶏の燻製

お土産品は写真のキーホルダー(800円)、のほかクリアファイル(800円/2枚)、ボールペン1,300円など。ガーゼハンカチだけが車内限定販売とありました。

あをによしキーホルダー
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