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【会期終了】神戸ファッション美術館 祝祭の景色とヨーロッパクリスマスツリーのお国柄(2022年12月情報)

神戸六甲アイランドの神戸ファッション美術館。今年は神戸ファッション年宣言から50周年とのことで、結婚式をテーマとした展示が行われています(〜2023年1月29日)

神戸ファッション美術館の場所は?

神戸市六甲アイランド。六甲ライナーアイランドセンター駅前、神戸ファッション美術館です。六甲ライナーは大阪神戸間を結ぶJR住吉駅または、阪神魚崎駅で乗り継げます。

神戸ベイ・シェラトンからは連絡通路でも訪問可能。もう一件、アイランドセンターにある神戸プラザホテルは同じ建物内にあります。

神戸ベイシェラトンに宿泊していると入場料割引が受けられるため、フロントで受取ってからの訪問がおすすめです。

祝祭の景色

入館料1,000円(大人一般)で入館できる祝祭の景色は結婚式の衣装を主軸としています。

クリスチャンディオール、アニエスbや桂由美さん、コシノヒロコさん、ミチコさんのデザインしたウェディングドレスが美しく展示されています。

そのコーナーを抜けると世界の結婚式の様子。インドマハラジャ結婚式やインドネシア、韓国、オランダなどと、そして日本の結婚式で民族衣装が見られます。

写真撮影は禁止です。

祝祭の景色 看板

出口を出てからデジタルサイネージで着せ替えができるコーナーと撮影可能ドレスが1点のみあります。

着せ替えサイネージコーナー
撮影可能ドレス

たれ耳うさちゃんのブライダルパーティー

神戸のフェリシモ社が提唱しているたれ耳うさちゃんプロジェクトは、思い出の詰まったお洋服などをぬいぐるみに作り替え世界の子供たちにプレゼントする試みです。

たれ耳うさちゃんPT

また、出口には『たれ耳うさちゃんのブライダルパーティ』と称したガラスケース展示があり、こちらは撮影も可能です。

たれ耳うさちゃんのブライダルパーティ❶

たれ耳うさちゃんのブライダルパーティ❷
草原の花嫁さんイメージ

たれ耳うさちゃんのブライダルパーティ❸
オランダイメージ

ヨーロッパクリスマスツリーのお国柄

フェリシモさんのコレクション展示では他にクリスマスツリーが。クリスマスツリーのイメージは私個人的にはドイツ!なのですが。

ヨーロッパ各国、クリスマスツリーに特色があるとのことで解説とともにツリーが飾られています。

ドイツのツリー

まず王道(私見)のドイツ。どうやら私見というだけではないらしく、ドイツはクリスマスツリー発祥の地と言われているらしいですね。白銀の世界に生き生きと緑を届けるモミの木を礼賛する気持ちが表れる堂々とした雰囲気があります。

オーナメントの例は、りんごをイメージするガラス玉(ここではガラスではありませんでしたが)。

また、エコな国ドイツ、ツリーは8割型生の木だそうです。

ドイツクリスマスツリー

北欧のツリー

北欧のクリスマスツリー、オーナメントの特徴は麦わらは私にとって短絡的に麦わら=夏(単純に麦わら帽子イメージ)だと思っていましたが、違ってましたね。北欧では松やベルも麦わらで作るのが一般的だとか。麦の豊作への祈りが込められているそうです。

北欧のクリスマスツリー

イタリアのツリー

説明書きを読んでクスッと笑ってしまいましたが、クリスマスツリーを最近飾るようになった後発組のイタリアでは自由な発想で飾り付けを行うようです。なんとなくエピソードも、やっぱりドイツと雰囲気違うなという印象です。

特徴はないのかもしれませんが、イタリアンガラスオーナメントで飾られていました。

イタリア クリスマスツリー

ポーランドのツリー

ポーランドは古いガラス玉や国旗にちなんだ赤と白のオーナメントが。わら飾りやりんご、お菓子なども飾られるそうです。私は(不勉強で申し訳なく)ポーランドの国自体のイメージがよく掴めていないのですが、なんとなく民族的な雰囲気かなと思いました。どんな国なのかなと逆にツリーから想像してしまいます。

ポーランドクリスマスツリー

イギリスヴィクトリアクリスマスツリー

イギリスのクリスマスツリーの始まりは、ヴィクトリア女王の時代。王配のアルバート公がドイツのご出身で持ち込まれ、裕福な市民階級が真似て広まりました。紙の飾り付けだったり、リボンなどを用いてドレスのように飾りつけるのだとか。

ヴィクトリアンクリスマスツリー

アイルランドのツリー

そして、伝統が現代でも脈々と受け継がれているアイルランドのツリー。特徴的なのはシロツメクサのモチーフです。説明にはエメラルド島のイメージを反映させたとありました。グリーンのもみの木にグリーンのオーナメントというのも素敵なものですね。

アイルランドのクリスマスツリー

サンタクロースの衣装はなぜ赤い?

さて、そのアイルランドのツリーの隣にはサンタクロース。そしてプレートに書かれていたのは、サンタクロースの衣装はなぜ赤いか。

サンタクロース

……、どちらかというと商業ベースに近い形でクリスマスが広がった日本では、私も含めて深く考えることもなかったかもしれませんね。

が、サンタクロースのはじまり。聖ニコラウスは司教で、司教の服は赤が基本だそうです。

なぜ赤なのか、司教は自分の身と命を投げ打って、人々の幸福のために尽くすことから血の色を表す赤い服なのだとか。そのため、この赤い色は幸福をもたらす色として受け継がれているそうです。

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