私の神戸宿泊経験の中で最も個性的なホテルというと、「ホテルケーニヒスクローネ」だと思います。
「ケーニヒスクローネ」は大阪・神戸界隈の住人にとっては、あまりにも有名なお菓子ですが、全国的にも知れ渡っているのでしょうか。デパ地下洋菓子の代表格とも言えるこのお菓子をコンセプトにしたホテルとのことで、オープン当初かなり話題になりました。
※この旅行記は2019年1月のものとなりますが、今も変わらぬ佇まいであることは、神戸訪問の度に見ています。
ホテルケーニヒスクローネは三宮駅からセンター街を抜けてすぐの好立地
JRよりも阪急電車の方が近いのですが、阪急の西側出口を出て海に向かって歩きます。三宮センター街というショッピングモールエリアを抜けてすぐの場所にあります。この旅行記で昨日までにご紹介している神戸みなと温泉蓮や水族館atoaに向かう途中の場所にあります。
エントランスから瀟洒なケーニヒスクローネの世界観
コンセプトホテルだけあって、入ってすぐフロントまでの道のりのロビーからすでに「洋菓子の世界」、優雅なシャンデリアとソファがお出迎えして暮れます。ここでウェスカムドリンクならぬケーニヒスクローネのスイーツがいただけます。もちろんウェルカムドリンクとセットで出てくる一口おやつではなく本格的なスイーツとなります。
ウェルカムスイーツはチェックイン日のみの提供で1回のみのチケット制。終了時間も19時だったり19時半だったり、変わりやすい状況だけに、必ずいただくためには事前の確認と早めにチェックインをしたいところですね。
大きなくまの「くまぽちくん」がお出迎え
ケーニヒスクローネのテーマキャラクターはくまぽちくん。エントランスから宿泊者用エレベータにむかうところにくまぽちくんと写真が撮れるエリアがあります。シェフの帽子にたくさんの印がついているということは上級パティシエの証なのでしょうか。
お部屋までの廊下でも世界観を継続
エレベータを上がると客室までの廊下に赤いカーペットが。飾られている絵などと共に客室に入るまでの気分をどんどん高めてくれる雰囲気です。
お部屋は全室がケーニヒスクローネのコンセプトルーム
お部屋は他のホテルに存在したら「ケーニヒスクローネ コンセプトルーム」と名付けられるだろうなと思うほど、コンセプトを強く打ち出したインテリアと小物類。
ベッドの足置き布やクッションはもちろんハンドタオルティッシュケース・ハンガー、果ては衣類のスプレーやメモパッドに至るまで、くまぽちくんの連続。パジャマももちろんくまぽちくんマークがついています。
ケーニヒスクローネの材料へのこだわりを感じる朝食
お菓子は材料にこだわる物。こだわりのヨーロッパ風たまごのコーナーでは、飼料にこだわってたまご自体をヨーロッパ風に作るところから始めているとの情報が得られます。そんなたまごをはじめとして、「美味しさ」にこだわるスイーツショップならではの凝った朝食をブッフェでいただけます。
現在は宿泊者ではなくても限定予約制で朝食のみでお申し込みができる様です。お菓子に使う素材を利用したこだわり朝食、神戸に宿泊の際は利用してみませんか。
近隣は旧居留地
近隣は旧居留地。歴史ある建物の復元等がされているため、都会の街並みの中に神戸らしさが見つかります。
そのため、朝食後は、近隣散歩もおすすめです。
スイーツ好きにはこちらもおすすめ阪急岡本駅前 belle-ville
三宮駅から阪急特急では一駅7分 駅前に石畳の商店街のある高級住宅地。その駅前にある有名チェーンのパンケーキ屋さんがbelle-villeです。場所は阪急岡本駅の神戸方面行きホーム側改札口を下りて左を向けばあるというぐらいの駅前。
ふるふるに積み上がるパンケーキ特徴のお店です。ひとつづつメレンゲを立てて焼き上げる半熟タイプとのことです。通常パンケーキは4枚590円ですが、4枚無理でもパンケーキ食べたいという時にはベリーのパンケーキとマンゴーのパンケーキは2枚890円から注文可能です。普通のパンケーキとベリーのパンケーキ。どちらがカロリーが高いかは……考えてはいけません。(答えわからないだけです。すみません。)
明日は阪急神戸線沿線のこちらも高級住宅地御影と三宮から歩いて行ける旧居留地にある邸宅レストランをご紹介します。