人生初の『おひとり様鉄板焼き』をメリケンパークオリエンタルホテルで味わってきました。おひとり様訪問の経緯はともかくとして、もちろんカップルでもファミリーでもお友達同士でも楽しめるステーキハウスのランチをご紹介します。
メリケンパークオリエンタルホテルランチ 1名予約可能なのは鉄板焼きのみ⁉︎
神戸のクルーズは様々ありますが、イベントクルーズでもあるルミナス神戸の出港地はメリケンパークオリエンタルホテルの建物の2階が旅客ターミナルです。そのため、最も簡単に移動する手段を考えるとメリケンパークオリエンタルホテルでお食事をいただき三宮駅からの直行バスを利用しようとホテル内ランチを探しました。
レストランは数ありますが、1名予約ができるのはなんと鉄板焼き『オリエンタル』のみ!?他は予約は2名以上でした。
ということで、1名予約で鉄板焼き屋さんへ。
一休レストランでも2名以上予約だと沢山のレストランが出てきますが、1名で予約できるところとなると数が減りますね。1名だと、長居もすることなく、良いお客さんになってくれそうですが、ブッフェレストランも2名からなんですね。今や深いわけがなくても一人旅をする人も多いと思うので、ホテルランチは(その1名のために特に余分な稼働がないお店は)1名予約実施してくれるといいですね。
一休レストランでメリケンパークオリエンタルホテル鉄板焼きのメニューを見る
メリケンパークオリエンタルホテルの送迎バス
メリケンパークオリエンタルホテルは、神戸メリケンパークの象徴的な建物です。JRや阪神電鉄の駅でいうと元町の方が近いのですが、三宮駅のバスターミナル(ミント神戸1F:ミント色のビルが目印)から20分に1本程度直通バスが出ています。
14F レストランオリエンタル
メリケンパークオリエンタルホテルのロビーに到着すると、どこか亜熱帯を思い起こさせるトロピカルな雰囲気です。
シースルーエレベータで14Fに向かいます。
オリエンタルという表記は小さくて見えにくいのですが、オリエンタルステーキハウスという名前でレストラン表記がされています。
お店の雰囲気はシックでセンスのある感じ。ホテルの鉄板焼きレストランだなあと実感できます。
きちんとリクエスト通りお店の最奥、端っこの席をご用意くださいました。
中央のお席では何組かお誕生日のお祝いの様子。『ぼっち』としては一方的にお祝いの気持ちで見守りたい感じです。
人生初、『女性ひとりで入る鉄板焼き』と少し緊張しましたが、今回焼いてくださる方は女性でしたので、温かい雰囲気に緊張もほぐれて楽しくお食事をすることができました。
ドリンク類
ビールが1210円程度。シャンパーニューやプレミアムワインセットなんという素敵なメニューも。
私は、このあと船に乗るため、アルコールは避けてソフトドリンクを。エルダーフラワー&ザクロのスパークリングウォーター(1,330円)は、グラスに入ると気分だけロゼワインといった雰囲気にも感じられます。
壮大なフランベ演出もある牛ステーキランチ6品のコース
いただいたコースは、『牛ステーキランチ6品』のコース(3,900円)です。このコースのご飯は通常白ごはんで、ガーリックライスへのアップグレードは850円プラスです。せっかくなのでアップグレードもお願いしてみました。
1名分でもしっかりしたお肉。
上品な前菜をいただきながら、鉄板の上を眺めます。
付け合わせの野菜は、じゃがいもと淡路産玉ねぎ。淡路産玉ねぎはとても甘味が強いのですが、焼きながら教えてくださった情報によると。生産者さんは土づくりから非常に手をかけて調整されているそう。単に淡路島の風土がというだけではなくて、名産を作るための技術があっての甘味だとのこと。
その淡路島産玉ねぎのドレッシングを使ったサラダが2品目となります。
海藻の食感と玉ねぎの甘味が相まってとても美味しいものでした。
と、そこで「フランベします」のお声がけと共に始まったフランベ!鉄板焼きの醍醐味ですね。
後で別テーブルの方もフランベを豪快にするか小さめにするかなど聞かれてる方もいらっしゃって。この瞬間の沸き立つ気持ちを大切にされているレストランなんだと思います。
お肉は熱々でいただける用2回に分けて提供してくださいます。
味付けは、ソースかポン酢、わさび、お塩はシチリア産岩塩か淡路産藻塩です。淡路産藻塩は写真右側大粒の方のお塩です。
付け合わせ野菜以外に、お肉の後の焼き野菜もついてきます。
一息お食事をしながら窓の外の景色を
お食事を楽しんでいる間にも、外には船が。中でフレンチなどもいただけるクルーズ船コンチェルトです。
その奥に見えているのは本物の潜水艦。川崎重工さん、三菱造船さんの並ぶ神戸らしい景色ですね。
その潜水艦に近づいていく航路をもつ、江戸情緒たっぷりの観光船安宅丸も通ります。
ガーリックライスアップグレード(850円)
鉄板の上は、アップグレードしたガーリックライスがつくられ始めました。
お出汁を使って味付けされているとのこと。ごまや海苔もあって少し和の雰囲気が嬉しいですね。
そして何より嬉しいのは、丁寧に何度も伸ばされたおこげ!おこげがあるともちっと食感でガーリックライスの美味しさは倍増すると思います。
出来上がりはこんな感じ。ガーリックライスに変更してもお味噌汁とお漬物もついてきます。
デザートはコーヒー付
デザートはガトーショコラにピスタチオのパウダーとブラッドオレンジのソースが合わされたもの。オレンジとショコラの組み合わせ、鉄板!です(決して駄洒落ではなく….)。
食後のコーヒーはこのコースについてきます。お砂糖までしっかりホテル鉄板焼きグレードで楽しませてくれますね。