神戸探訪②の冒頭記載の通り、兵庫県民割とポイントを活用して宿泊をしました。今後GoToトラベルが再開されても以前ほどの補助が出ないと報道されていますので、お手軽宿の情報も必要になる機会あると思います。
※本旅行記は2021年12月兵庫県民割期間中の旅行記となります。兵庫県民割は2022年1月1日チェックアウトを持って終了見込みです。
ヴィラフォンテーヌ神戸三宮は三宮駅から徒歩5分
ヴィラフォンテーヌ神戸三宮の立地は、JR三宮駅から海側線路沿いを大阪方面に歩いて徒歩5分。ミント神戸にあるバスターミナルも徒歩3分程度ですので、観光の拠点にするには利便性の高い立地。周辺は飲食店だらけの状況ですので、お食事をする場所にも困りません。コンビニも徒歩3分圏内に2軒あります。
共用部分へのデザインのこだわりがヴィラフォンテーヌ風始まりは1Fロビーから
ヴィラフォンテーヌのシリーズはずっと昔、東京で泊まったことがあったのですが、その時も出張に使えるホテルながら共用部分のインテリア凝っているなあと感じていました。ヴィラフォンテーヌ神戸三宮も同様、共用部分のインテリアには実用性のみではなく、落ち着いたくつろぎを感じさせるものとなっています。
まず、ロビーに上がる前の1Fのソファ。待ち合わせをしたり、お電話をしたりされている方がいらっしゃいました。1Fにあるのはこのソファとエレベータのみ。チェックインするには5Fフロントに向かいます。
自動チェックイン機ですが、丁寧なフルサービス
エレベータを上がると、邸宅に置いているようなゲーム用テーブルと落ち着いたソファが。雰囲気がありますね。このゲーム、遊び方の説明もあるので宿泊者が使っても良いようです。
エレベータホール横にあるフロントには2台利用者が操作できる自動チェックイン機がありましたが、スタッフの方も沢山いらして、操作を代行してくれたり、丁寧なご対応をうけました。自動チェックイン機らしさはお部屋番号の案内と朝食券がレシート発行されたことと、スタッフの方から別のお話を聞いている間に機械が部屋の鍵を発行してくれたことでしょうか。人のサービスと機械の良いとこどりを感じられた対応です。
県民割や、体温測定、夕食バウチャー等、フロントで実施することが多いため効率的な対応はありがたく感じます。
ロビーラウンジでは、自分で「豆から挽ける」ゆったりとした珈琲ラウンジサービス
フロントでチェックイン時にフロント正面にあるFree珈琲ラウンジが12時から23時半まで利用できることと、部屋への持ち帰り用のペーパーカップがあることの説明を受けます。
この珈琲ラウンジが秀逸で、こだわりの喫茶店を思わせる珈琲ミルが置いてあり、手でゴリゴリと珈琲豆を挽く時間を楽しめます。「珈琲」という表現を漢字で書きたくなる雰囲気というと雰囲気伝わりそうでしょうか。
珈琲豆は初めて自分で挽いてみて知ったのですが、結構時間をかけて挽くもののようで、遊びで滞在されているわけではない方にはもしかすると面倒な作業かもしれません。そんな方用には、電動ミルも用意されていますし、それさえも時間がないという方用にもドリップコーヒーのパックも。
かゆいところに手が届く、そんなサービスが嬉しいですね。珈琲嫌いの方には煎茶パックも置いていました。
そして、ここで入れた珈琲を邸宅でくつろぐかのようなスペースでゆったり味わえます。フリーの珈琲サービスとは思えないですね。珈琲ラウンジの窓から眺める中庭には大きなツリーもあり、より気分も高まります。
外廊下からスーペリアツインのお部屋へ
お部屋に上がるにはエレベータでお部屋の鍵をかざす方式。セキュリティ面も保たれています。
お部屋までの道のりは中庭を望む外気の中を歩くタイプの廊下。この季節は廊下が寒いので、お部屋から珈琲ラウンジのみへの移動の場合も薄着は厳禁な感じでした。
スーペリアツインのお部屋は至ってシンプル。ベッドスペース、1人用のデスクスペース(冷蔵庫とハンガースペースあり)、ユニットバスの構成です。
窓はなぜかカーテン半開きでしたが、ご覧の通り、外の景色はビルですので、カーテンは常時遮断かなという雰囲気です。
また、カードキーを差し込むと電源OFF・ONがされるタイプですが、冷暖房だけは別電源のようで、お出かけ後も部屋が暖かいままなのは助かりました。
私は水族館atoaとのセット券で神戸みなと温泉蓮を利用してからのホテル利用でしたので不便は感じませんでしたが、お部屋風呂の場合は少し味気ないかもしれません。
神戸みなと温泉はホテルから徒歩3分ミント神戸にあるバスターミナルの1Fから送迎バスにのって10分弱。日帰りは中学生以上からの利用です。
土日祝は入館料2700円の割と高級な温泉ですので、時間にゆとりのある方は是非滞在と合わせていってみて下さい。
遊び予約/レジャーチケット購入サイト「asoview!(アソビュー)」
夕食はチケットを持って徒歩1分の神戸牛神源へ
ヴィラフォンテーヌ神戸三宮にはディナーレストランはありません。ルームサービスは「神戸そばめし」500円、「シーフードピラフ」500円等、ドリンクよりも安いお値段でありそうですが。
今回、兵庫県民割の割引額を満額(クーポンを除く)受けるため、一人当たりの宿泊費を上げて、近隣の神戸牛神源の夕食バウチャー付きのプランにしました。「神戸牛」とありますが、ステーキハウスではなく焼肉屋さんです。
ヴィラフォンテーヌ神戸三宮とのセットプランで最もお安いコースはロース・カルビセット。お肉は1人8枚です。後は、ご飯とわかめスープ、ソフトドリンク・シャーベット(この日はピーチ)がついていました。
足りなさそうでしたので、現地で特選タン塩1人前プラス赤身焼しゃぶを2人前オーダー、ビール1杯と合わせて追加オーダー費用は5000円強でした。
追加オーダーのコメントとなり申し訳ありませんが、最も美味しかったのは追加した赤身焼しゃぶ。2枚で網を埋め尽くせる大きさの大きく薄いお肉をさっと焼いておろしポン酢でいただくものでした。
朝食はロビーラウンジで本格的に
さて、ヴィラフォンテーヌ神戸三宮のお話に戻り、朝食についてです。朝食は夜珈琲ラウンジとなる場所で、和洋ブッフェとなっています。
1番の売りは、「ル ・パン」のパンブッフェ。「ル・パン」は神戸では有名なラ スイート神戸という高級ホテルのパンのブランドです。私がよく利用する神戸みなと温泉蓮もラ スイート神戸の系列ですので、パンやケーキをよく朝食レストランや日帰りのお食事処でいただいています。
その高級なパンが、いく種類も並び、トースターで温められるようにもなっているので、ついつい取りすぎてしまいそうになります。
パン以外のおかず類も冷製・温製・和食系・デザート等数多くある本格派です。朝食は付けておくとより宿泊の満足度が上がるかと思いますので是非。