都道府県別検索は最下部のメニューをご利用下さい。このサイトでは、アフィリエイトリンクを利用しています。

高知県『雲の上の町』梼原(ゆすはら)訪問記  雲の上の図書館・雲の上の温泉・雲の上のギャラリー 隈研吾氏の建造物ミュージアムのような街を(2022年10月訪問記)

松山空港から高知県 入口の洗練された街ゆすはら

松山空港から高知県の四万十川源流点近くへの移動を考えている際、ネット情報で気になる街を発見。

場所は松山空港から移動すること2時間弱。国道33号線→440号線を通って高知県に入ってしばらくしたところにその街はありました。

道中は本当に山の中。まさにドライブのためにある道路のような自然いっぱいの景色です。

愛媛県・高知県境周辺道路

愛媛県・高知県境周辺の橋

雲の上の図書館(隈研吾氏設計)

そんな山道を進んだ先に突然現れる洗練された街。それが『ゆすはら』高知県の高岡郡梼原町の街なみです。

まず、洗練された建物として必見なのは梼原町図書館である『雲の上の図書館』です。建築家 隈研吾氏の建築物です。

カーナビでは雲の上の図書館では出ない場合もありますので、出なければ『梼原町立図書館』で検索してみてください。

『人と自然が共生し輝く梼原構想』という、構想を体現した建物で、ここで利用されている木材が梼原町産のものだとか。

雲の上の図書館とYURURIゆすはら

雲の上の図書館ロゴ

この建物中も必見です。この日はイベントでマリンバのコンサートをしていたためたくさんの人、ということで天井付近の状況のみ撮影してみました。

この図書館は、図書館の機能の他にカフェが入っていたり、コンサートがあったり、現在停止中ですがボルダリング施設があったり。

素敵なコミュニケーションスペースとして一般開放されています。

人がいらっしゃって撮影できませんでしたが、通常図書館では厳禁とされているお喋りを楽しめる場所もあるとか。

天井からはたくさんの木材。そして写真左側の長い本棚は『いろはウォール』。梼原を原点に高知・四国・日本と文化を辿れる造りになっています。

雲の上の図書館の内部

ボルダリングウォール

館内5箇所には場所のテーマに合わせた海洋堂(フィギアで有名な企業さん)のジオラマが置かれています。

海洋堂のジオラマ

雲の上の温泉

雲の上の図書館から約2Km離れた場所にあるのは雲の上の温泉。

炭酸水素塩冷鉱泉とのことで、しっかりとしたとろみを感じる温泉でした。入場料は500円とネット検索でありましたが、500円+何十円かお支払いしたはず(すみません、料金表の画像がのこっていませんでした)

湯船は女性用は露天が2つと中に一つ、後はサウナがありました。

タオルは100円で購入するか、バスタオルレンタルも利用できます。シャンプートリートメントはあって、スキンケアはなぜか、化粧水だけ。スキンケアセットは250円で販売もしていますが、持参する方が良いかなという感じです、

時間がなく入っていないですが、プールもあるそうです。

雲の上の温泉

雲の上のギャラリー(隈研吾氏設計)

雲の上の温泉の写真の左上部に写っている木材を活かした建築物が、隈研吾氏設計の雲の上のギャラリーです。下から眺める他、上に上がって中に入ることもできます。(展示が移転したからか、入館料は無料でした。)

雲の上のギャラリーの廊下を近くで見た様子
真下から眺めると木組みの様子が

入り口のところに人影があるから動かれてから写真を撮ろうとしてしまいましたが、人影は隈研吾氏の等身大写真…..でした。

雲の上ギャラリーの入り口

木組みの渡り廊下の部分は木の教会かなと思われるような静謐な空間で、ガラス戸には、名言が書かれていました。

渡り廊下中から

写真に撮ると見えないですが、『本来のクールジャパンは海外へは伝わっていない可能性が高い』などがガラスごとに書かれています。

ガラスには名言

梼原町のパンフレットによると、世界的建築家の隈研吾氏の建築スタイルのルーツが30年前に訪れたゆすはら座の木造建築の保存活動だとのこと。

ゆすはらの街全体が隈研吾氏のミュージアムのようなものだとのことです。

お土産は雲の上の市で

温泉の隣には雲の上の市というショップが。

お土産品の中にオリジナルの雲の上ロゴの可愛らしいお菓子もあります。

オリジナルドーナッツ

オリジナルフィナンシェは1本250円。お洒落土産に良いですね。(写真はチョコと塩味)。

ゆすはら町限定 オリジナルフィナンシェ

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。