2022年3月3日、阪神電鉄甲子園球場に隣接した甲子園プラスがオープンし、甲子園歴史館がリニューアルオープンしました。
甲子園プラス阪神電鉄甲子園駅から徒歩7分
甲子園球場は、多くの日本人には説明不要かと思いますが、阪神タイガースの本拠地だけあって阪神電鉄甲子園駅にあります。甲子園歴史館のある甲子園プラスはその甲子園球場と連絡通路があり、駅から見ると甲子園球場を超えたところにある位置です。
自粛前の阪神戦開催時大阪駅前より平常時の甲子園はトラトライメージは薄い感じでしたので野球に詳しくない一般旅行者女性でも入って良い雰囲気。
甲子園球場の敷地内の雰囲気を楽しみつつ甲子園プラスに向かいます。
野球塔は2009年に再生されたもので、初代野球塔は1934年に現在の高校野球にあたる大会の第20回を記念して建てられたもの。
春夏の優勝校が刻まれています。
甲子園プラスとは
2022年3月3日にオープンした商業施設で、2階甲子園歴史館以外に1階には飲食・物販店舗、2階にはシミュレーション野球体験ゾーンとカフェ、3階はキッズゾーンでパルクールプレイハウスとプログラミング教室が入っています。
球場マップで見ると下に飛び出たように見える四角い建物です。
1階には関西初出店となる大型野球専門店 スタンドイン甲子園が入っています。
甲子園歴史館とは?
阪神タイガースと高校野球、そして舞台となる甲子園球場そのものの歴史を展示している博物館で、往年の名選手グッズなどが沢山展示されています。
展示会場は甲子園プラス以外に球場側ゾーンにも展示スペースがあります。
甲子園歴史館での写真撮影
嵐のサイン色紙などは撮影禁止。禁止の札が貼っていないものは、基本撮影可能ですが、ただ撮影しても良いもののうち、ネット上に上げて良いものは指定されています。
SNSに上げて良いものと、リアルに思い出を友人家族に語ったり、自分の思い出に浸るものを理解して写真撮影する必要があります。
写真撮影可能で、ネットにあげてはいけないものがほとんどなので気をつけないといけません。
甲子園歴史館
入場受付は甲子園プラス側のみ
甲子園歴史館の展示場は甲子園プラスと甲子園球場側に分かれていますが、入場受付は甲子園プラス側のみです。
入場料は900円です。
4月以降には阪神甲子園球場スタジアムツアー2000円(甲子園歴史館入場料込み)も開催されるようです。
阪神タイガースゾーン1
優勝と歴史
球団の歴史が、優勝ペナント、数々のトロフィーと共に飾られているヴィクトリーロードでは、間近でみるペナントの大きさに驚かされます。
少年時代に阪神タイガースの優勝に嬉し泣きしたことがあるという人たちにとって、感動をもう一度、から阪神タイガースゾーンは始まります。
その後は、栄光のヒストリー、球団の歴史を年代を追って、紹介されます。
星野仙一監督のユニフォームの隣には『正力松太郎賞』金メダル。正力松太郎賞はプロ野球の発展に大きく貢献された方に贈られる賞です。読売ジャイアンツの創設者を讃えて生まれた賞が阪神タイガースの監督に贈られるのかあと思って注目してしまいました(後で日本シリーズ優勝チームの監督に贈られることが多いと知りました。)
ヒーロー列伝
ヒーロー列伝では、今やBIG BOSSとなられた新庄さんや車椅子チャリティーにも大きく貢献された赤星選手、鉄人 金本監督など24人の阪神タイガース選手時代のユニフォームやバッド・ボールなどが展示されています。
名場面シアター
名場面シアターではオンデマンドで過去の名シーンを大型スクリーン前に座ってみることができるようになっています。
タッチスタジアムでドラフト体験コーナーも
タイガースの選手の使った道具実際に触れられる展示や球場リニューアル前のベンチを再現した『ダッグアウトレスト(選手待機席)』で記念撮影も出来るようになっています。
ダッグアウトは英語の掘り出すから来ていて地面より低い位置にある控え席を指すそうです。
ドラフト体験コーナーでは画面に指名球団・所属・名前を表示して、インタビューを受けるシーンの選手の気分で記念撮影ができます。
センバツ企画展2022
企画展では今年出場の32校の紹介や大会写真展が開催されているほか、来館記念スタンプを押すコーナーもあります。また甲子園歴史館公式Twitterで順次紹介されるという応援メッセージボックスが設置されていました。
また、校名札を持って甲子園球場を背景に写真が取れるコーナーもあります。
阪神タイガースゾーン2
監督・選手の方々の名言コーナー
甲子園プラス側出口に向かうウォールには監督や選手の方々の名言が記されています。
関西らしい言葉が、関西人にはじんわり来ますね。野球ファンの方々はこの言葉の背景にいろいろな映像を頭の中で再生されるのではないでしょうか。
また、時代によって虎の顔が変わっているということも知りました。
高校野球ゾーン
甲子園プラスの建物を出て、甲子園側展示に移動します。
始まりの一球
甲子園の始まりは1914年大正4年第1回中等学校優勝野球大会。その試合で使われたボールが暗めの室内にスポットを当てるように展示されています。
ボールウォール4253
壁一面に展示されたボール。日本高等学校野球連盟加盟校と同じ数のボールです。ボールには高校の名前の書かれたものがあって甲子園出場校を探す楽しみもあります。
メモリアルコレクション・名勝負ギャラリー・プレイバックシアター
高校野球のシーンで実際に使われた道具や歴史紹介されています。
名勝負ギャラリーでは2018年に一大旋風を巻き起こした金足農業の名勝負などの名シーンが紹介されています。
プレイバックシアターでは、桑田さん・清原さん時代のPL学園や平成の怪物松阪大輔さんの映像などをオンデマンドで座って見ることができます。
阪神甲子園球場ゾーン
最後のゾーンのテーマは甲子園球場そのものです。
まんがと甲子園
壁にいくつもの野球まんがが掲示されている空間です。不朽の名作タッチもありました。
甲子園ボウル
突然野球から離れてアメリカンフットボールです。甲子園ボウルのボウルは球ではなく、丼のボウル。甲子園球場の形状を指しています。出場校のユニフォームなどが展示されていました。
バックスクリーンウォークとバックスクリーンビュー
バックスクリーンウォークでは、通路上に手書きに選手名盤や甲子園を訪れた仲村トオルさんや堤真一さんなどスターのサインボールが展示されています。
撮影不可の嵐のサイン色紙もこちらにあります。
バックスクリーンビューは試合中のため閉鎖されていましたが、開いているとスコアボードの真下からグランドを撮影することができるそうです。
BE STADIUM KOSHIEN
打ったボール又は投げたボールがCGとなって甲子園を背景とした画面に映し出されるというシミュレーション野球施設があります。
甲子園歴史館入場料とは別でメニューは以下の通り。3種セットはバッティングとトスバッティングとピッチングのセット、2種セットはバッティングとトスバッティングかピッチングのいずれかをセットにできるもの。
土日祝、夏季休暇中など繁忙期は3種セットの1500絵のみの提供となるそうです。
- 3種セット1200円(特定日は1500円)
- 2種セット900円
- トスバッティング400円
- ピッチング400円
こちらは、人生の中でバットを振ったことがないため諦めました。