2022年6月にHIYORIチャプター京都を訪れた際に、外観に惹かれてチェックしたウェディングレストランでのフレンチ。
一人でも予約可のビストロスタイルフレンチ
半休を利用して週末京都旅を一人前乗り!のタイミングでランチ訪問(ランチスタートの最も遅いパターンだと14時30分スタート可能なのがありがたいです。)。ランチの予約メニューは2,800円〜。
予約可能人数は1人から。1人だと平日の空き時間も上手く利用できますね。
週末はディナーのみの営業(6,000円〜)となります。
一休レストラン(公式)でフォーチュンガーデン京都のメニューを見る場合はこちら
なお、ランチタイムは私以外にも1人ランチの方がいらっしゃいました。
フォーチュンガーデン京都の場所は?
フォーチュンガーデン京都の場所は京都地下鉄東西線の市役所前駅から徒歩2分程度。阪急電鉄京都線の終点駅 河原町駅からでも(頑張れば)歩いていける12分です。
マリオットファンの方への解説を加えるとHIYORIチャプター京都トリビュートポートフォリオやリッツカールトン京都からも至近(徒歩5分以内)です。
フォーチュンガーデン京都は『島津製作所の旧本社ビル』のリノベレストラン
フォーチュンガーデン京都を正面から見上げると『島津製作所』の文字が。
島津製作所さんの公式HPを見ると、現在の本社は西大路御池にあるようですが、創業の地はこの旧本社ビルから東方面に約3分歩いたところにある『島津製作所創業記念資料館』(電話予約制で見学可能:300円)の場所だとのことです。
創業の地至近にあるこの本社ビルの竣工は1927年(昭和2年)。京都市役所を設計された武田五一さんが設計を監修された建物です。
この建物は旧島津製作所さん本社ビルから改修するときに、竣工当時の欧州建築の要素を再び取り入れてウェディングレストランとして雰囲気ある建築となっているとのこと。
充分に雰囲気を楽しみたいレストランですね。
ランチフォーチュンコース(2800円)のご紹介
平日のみで予約のできるランチのフォーチュンコースは、スープ、前菜、メイン、デザートの4品。この日は13時半以降予約でデザートが2品選択できるキャンペーンコースでした。
ドリンクはノンアルコールは500円から、アルコールは800円から。ランチタイムはボトルワインがお得になるそうです。私はクランベリージュース(500円)をオーダーしました。
スープは冷たいヴィシソワーズ。
塩味が効いていて、暑い季節の一品目にはピッタリです。一緒に出てくるフォカッチャは、そのままいただくか料理のソースをつけていただくスタイル。フォカッチャはお代わりOKとのことです。
前菜は選択制です。ミートパテ、キハダマグロのカルパッチョ、モッチェレラのカプレーゼよりカルパッチョを選択しました。
カルパッチョは本来、生の牛ヒレ肉にソースやチーズをかけたものを指します。そのためキハダマグロのカルパッチョは、日本式和洋折衷料理にアレンジされたものということになります。
ソースはバジルでなくハラペーニョ入りだそうですが、辛くなかったためどんな人にも合いそうです。
メインは、姫鯛のポアレ、スペアリブの煮込み、バベットステーキ(900円アップ)から選択。
選択していませんが、バベットステーキのバベットとはフランス語で『よだれかけ』を意味していて、日本ではバラ肉の横についているカイノミの位置のお肉だそう。希少部位にあたります。
オーダーしたのはスペアリブの煮込み。煮込みとありますが、表面はカリカリしていてお肉はジューシー。大当たりメニューだったと思います。
デザートはピスタチオのセミフレッド、パッションフルーツのブランマンジェ。
そのほかの選択肢は、京丹後のプリン、バスク風チーズケーキ(200円アップ)がありました。
セミフレッドとは、アイスケーキやフルーツケーキなどの『半解凍状態のケーキのこと。
ピスタチオのケーキは濃厚ですが、途中別添えのラズベリーソースをかけることで飽きることなくいただけます。
パッションフルーツのブランマンジェ(フランス語で白い食べ物:冷菓を指します)は、フルーツとブランマンジェの間にかき氷の層があり夏にピッタリでした。
食後のコーヒーもコースに含まれていますのでゆったりとランチタイムを過ごせます。