京都二条の住宅街の中。ポツンとあるそのお店は完全予約制のこだわりを持ったチーズケーキ専門店。といっても博物館というからには単品ではなくて。チーズケーキ約10種類と焼き菓子を販売されています。
京都チーズケーキ博物館 予約方法は?
『チーズケーキ博物館』予約は公式インスタサイト記載のURLにアクセスするとダイレクトに予約画面が表示されます。
営業日の2日前の12時から予約開始で、訪問した日曜日は営業時間前の13時には当日予約枠は埋まっていました。
運営されているのは尖ったチーズケーキをECで販売されている『至極紫紺ノ果(しごくしこんのはて)』というお店だとか。
一度は通り過ぎてしまった外観
チーズケーキ博物館があるのは京都二条から徒歩5分の住宅街。二条駅は、地下鉄、JRとも止まる駅です。
わかりにくそうな場所なので早めに駅に着いた私は、予約時間ではないけれども場所を下見しておこうとスマホナビで行ってみたところ。
見事に行き過ぎてしまいました。
近辺を一周回って戻ってやっと気づいたオープン前のお店はこんな感じ。オープンしていない時はのれんも出ていません。
和モダンでもなく。普通に昭和….な感じです。足下に唯一の表記が。これは気付かない…..。
駐車場はもちろん、駐輪場もないそうですので、ご注意を。あと、近隣住宅街ですので、待ち時間にわいわいガヤガヤするのは御法度だと感じました。
中は枯山水の世界
オープンすると、お店の入り口に暖簾が。
予約の名前を告げてオーダーシートを受領します。
写真を撮影して良いか尋ねると、「沢山撮って下さい」とのご回答がありました。
中はなんと砂利敷。靴のまま上がります。
そして、テーブルの上は枯山水の世界です。
枯山水につけられた模様は水を意味していて、そこに岩や苔を置いて自然を表現するものです。
お皿たちも自然に溶け込んでいてそこに浮かぶチーズケーキというイメージでしょうか。
バリエーション豊富なチーズケーキ
ECでは尖ったラインナップを揃えられているお店のようですが、この京都チーズケーキ博物館に置かれているのは誰でも食べてみたいなと思いそうなラインナップです。
オーソドックスなバスクチーズケーキのものや、きっと濃厚そうな甘夏のテリーヌ、和風にきなこと酒粕のニューヨークチーズケーキも。
バスクチーズケーキのバスクはスペインのバスク地方のこと。表面に焼き目がありちょっとしたほろ苦さを表面に感じられるタイプです。
テリーヌとは四角い器を指す言葉。お菓子に限らず、お料理でもよく使われていますよね。そこから取り出したチーズケーキも四角い形をしています。
ニューヨークチーズケーキは、ベイクドではなく蒸し焼きのタイプとなります。
そして、このお店でのタイプ的バリエーションはもう一種あってスフレチーズケーキです。スフレチーズケーキは日本発祥といわれていて、ふわふわメレンゲを使って膨らまし、シュワシュワ溶けていくような食感を持つものです。
確かに日本でよくみると思います。
この4タイプにさらに味を変えて。上の写真の抹茶のバスク、下の写真は左からホワイトチョコいちごバスク、カカオバスク、プレーンテリーヌです。
チーズケーキの賞味期限は当日中。日持ち(1週間ぐらい)が必要な方は焼き菓子という手もあります。
なお、チーズケーキは1名4個まで購入できるという決まりのようです。焼き菓子は個数制限がありません。
これは前の人に買い占められる心配がないありがたいシステムですね。
私は、チーズケーキを4個購入。お会計は2700円でした。
包装はナチュラルな感じでフォークをいただく(申告制)とウッドフォークでした。
この包装中を開けると。
可愛らしくシールで商品名をラベリングしてくれています。では、4種実物の写真を。
決めきれなくて結局夫と昼食がわりに4種全部を半分こした結果、マイベストはホワイトチョコレートといちごのバスク。甘すぎずほのかに味が絡み合い、特別感がありました。