神戸市といえど、三宮よりずっと西側、明石や姫路寄りの立地となる舞子。この場所からは淡路島に向けて明石海峡大橋が繋がっています。
その橋を眺められる方向にあるのはシーサイドホテル舞子ビラ。見える景色は三宮より付近とは大きく変わってリゾートらしい景観となっています。
今回の予約は、ふるさと納税のKクーポンの期限が迫っていることもあり、神戸牛御膳の夕食の2食付きのプランで使い切りを図りました。
ふるさと納税のKクーポンは、神戸市の多くのホテルで宿泊やレストラン利用だけでも利用できるため、確実に神戸に行ける人には利便性は高いのですが、有効期限が6ヶ月間のみとなることと券面が10,000円券となることがネック。そして、6ヶ月の期間中に全国旅行支援が始まって行きたかった宿が週末満室等になってしまったという経緯が…。
でも、Kクーポンがなかったら、きっと舞子に旅行に来ると予定するなく、橋の科学館で心揺さぶられることもなかったと思うと良いきっかけを与えてくださったものとなりました。
ふるさと納税の旅行系チケットというのは、そういう気づかないきっかけを与えてくれるものなのだという原点を実感しました。
週末で25,000円/人程度のプランですが、舞子ビラのプランの中では少し高価格カテゴリなのかなという感じです。
今回旅行記は2部に分けて記事にする予定です。
舞子ビラ宿泊記❶お部屋と設備編(本記事)
舞子ビラの場所は?
舞子ビラの場所はJR舞子駅・山陽電鉄本線 舞子公園駅から徒歩10分。
徒歩で行くと道路付近に正面玄関行きエレベーター乗り場があり、『斜行エレベータ』が出ていると描かれていました。
斜行エレベーターって?と思って乗ってみると、正面を向いた時に斜め横方向に動くエレベータでした。
エントランスホールはかなり大きめで真っ白な空間でした。
明石海峡大橋を堪能できる本館ツインルーム
ツインルームは少しマット薄めのベッド。ベッドマットがもう少し厚みがあったらなと思いますが、薄めでした。が、硬くて眠りにくいかもと思ったのは一瞬でぐっすり眠れたので、ふんわりマットレスの幸せ感だけが欠けているのかなという程度です(かなりの私見)。
舞子ビラはファミリー向けのホテルカテゴリだと思うため、ふわふわマットでお子さんが上でジャンプするなどを防衛されているのかもしれませんね。
パジャマはワンピースタイプです。
テレビは32インチ。32インチのテレビ、少し前までは標準な大きさだと思っていましたが、最近ホテルのツインルーム等で見ると小さく感じるようになりましたね。まあ、別の宿泊記でも書きましたが、32インチのテレビを小さいと感じるお部屋は広さのゆとりがありということだとポジティブに考えます。
なお、珈琲は粉の珈琲となります。
お風呂はカーテン式のユニット。ですが、大浴場がありますので、こちらは問題なしです。
アメニティはコットンセット・シャワーキャップと剃刀・ブラシ、歯ブラシとなります。
このお部屋の少し困ったところはセキュリティボックスがないところ。フロント横にクロークがあって、小さなボックスが並んでいたので、貴重品は預けるという方式なのかなと思います。
お部屋自体は少し昔のオーソドックスという感じですが、スペシャル感があるのはお部屋からの景色!
窓は数cmぐらいしか開きませんので、写真撮影をするにはガラス越しか、スマホのカメラを窓ガラスの隙間に差し込んで撮影するしかないのですが、ずっと見ていられる絶景です。
お部屋からの景色ですので、どの時間帯も独占で、お茶を飲んだり、ビールを飲んだりしながら明石海峡大橋の表情の違いを見るには最高のお部屋です。
自動販売機はアルコールも
明石海峡大橋を眺める時間のお供にしたいドリンク。
自動販売機は1Fとフロントで渡される用紙記載の特定階にありますが、ソフトドリンクのみでお茶の種類が充実しているのは1F、特定階はビールはありますが、紅茶やコーヒーなどを飲みたいという要望には則していません。
価格は350mlのスーパードライが320円お茶のペットボトルが180円ですので、市場価格よりほんの少し高い設定です。
1Fギフトショップ
そして、ビールやお茶に添えるおつまみ類やお土産品は1Fのギフトショップで。フィナンシェなどの焼き菓子も1個200円程度で充実しています。
全国旅行割のクーポンの効果か、帰り際に伺うと『玉ねぎ一箱』のような超実用品を飼われている方も多くお見かけしました。
面白そうなお土産としては味付けのり醤油や忖度しない雑誌『LDK』で紹介されたソー酢ぽん酢などもありました。
大浴場(キャンペーンで無料:本来有料)
大浴場は最近リニューアルされたもの。地下にありますので、眺望はありませんが、新しい様子を大浴場に行くまでの廊下にパネル展示されていたためその写真を。
シャンプー・トリートメント・ボディーソープ・基礎化粧品は完備でした。
タオルは客室にあるものを持っていかなければならず、客室タオルは洗面台設置のものも含めて大小人数分のみ。大浴場に持って行くと客室の小タオルが残らないという状況(たまたまの置き忘れかもしれませんが…..)ですので、予備のハンドタオル等持っていくと良いと思います。
大浴場は本来500円ですが今は全員無料ですと言われたため、本来価格に戻るとタオルがついてくるように変わると良いですね。
ランドリー
大浴場の付近にはランドリーがあります。洗濯と乾燥セットで1.5kg400円です。
両替機と洗剤販売機も置かれていました。