【京都冬③】京都で迎えるお正月は懐石料理で 京懐石美濃吉本店 竹茂楼 訪問記

※この旅行記は2020年1月3日の訪問記です。

今年も1月3日(今日)予約が取れるかなと何度か一休レストランで確認いたしましたが、本日は取れませんでしたので、HP上で気持ちだけ味わいます。

京都ウェスティン都ホテル京都の滞在中、徒歩にて訪問。ウェスティン都ホテル京都から歩けるということは蹴上駅からも徒歩で訪問できます。また、平安神宮と合わせて訪問されるルートもお勧めです。

平安神宮の鳥居はウェスティン都ホテル京都より撮影(この写真は紅葉シーズンに撮影)した写真の近隣の建物と見比べていたらわかる通り、近くに行くと巨大すぎて撮影が難しいぐらいです。近くに行くと迷うことなく鳥居を目指したら訪ねられると思います。

平安神宮(ウェスティン都ホテル京都客室より撮影)

京懐石美濃吉本店 竹茂楼の風格ある門

美濃吉 竹茂楼の門

高級マンションなどを見上げながら京懐石美濃吉本店 竹茂楼正面に向かうと、さすがの門構え。

美濃吉さんの始まりはなんと8代将軍徳川吉宗公の時代、三条京阪付近の腰掛け茶屋だそうです。名前に歴史に重みを感じます。

その美濃吉が、平成4年本店多額の費用で改築されてできたのが、京懐石美濃吉本店 竹茂楼だそう。

数寄屋造りと合掌造り

美濃吉竹茂楼 玄関

木々が綺麗にはえる木々を眺めて玄関へ。本格料亭の雰囲気に少し緊張しつつ中へ。高級な和の雰囲気は背筋が伸びる思いがして心地良いですね。

この京懐石美濃吉本店 竹茂楼は、数寄屋造りの本館と合掌造りの別館が中で繋がっています。

数寄屋造りとは風情あふれる茶室風の作りで、合掌造りは急勾配の茅葺屋根を持つ岐阜の高山市のイメージが強い雪の似合う建物のことですね。(浅すぎる理解ですので以下Wikipediaの説明を引用しておきます。)

数寄屋造り(すきやづくり)とは、日本の建築様式の一つである。数寄屋(茶室)風を取り入れた住宅の様式とされる。語源の「数寄」(数奇)とは和歌や茶の湯、生け花など風流を好むことであり、「数寄屋」は「好みに任せて作った家」といった意味で茶室を意味する。

Wikipedia 数寄屋造りより引用

合掌造り(がっしょうづくり)は、日本の住宅建築様式の一つである。急勾配の屋根を持つことがしばしばであるが、現存する合掌造りの屋根は45度から60度まで、傾きにかなりの幅がある。

Wikipedia合掌造りより引用

玄関で丁寧なお迎えをいただいて、個室に入ります。

京懐石美濃吉本店 竹茂楼の名通り凛とした竹のお庭

個室は数寄屋造りの方にあり、竹茂楼の名前の通り、竹のお庭を眺める純和室でした。この個室で和装の方にもてなされるとは、お料理が出る前から最高のお正月となる予感です。

美濃吉 竹茂楼 個室

京懐石美濃吉本店 竹茂楼近くの粟田神社から授与いただいた榊

お正月らしい一品目に出てきたお盆には、京懐石美濃吉本店 竹茂楼から歩いても行ける粟田神社にて祈祷して授与された榊。ありがたくいただいて帰れます。この一皿のみでも上質なおせちをいただいた気分になれます。

京懐石美濃吉本店 竹茂楼 お料理と粟田神社の榊
京懐石美濃吉本店 竹茂楼 お雑煮

白味噌のお雑煮の甘みでさらに幸せな気分に。

私の実家では関東文化と関西文化が混ぜ合わさって、お正月は白味噌、おすましが日替わりで出ていた所以にどちらが関西の味かわからなくなってしまっていました。が、ここ京都で白味噌が関西文化であることを改めて認識しました。関東はおすまし・角餅、関西は白味噌・丸餅ですね。(と、認識しつつまた来年には混同してしまうそう)

お雑煮についてインターネット情報によると、岩手県にはくるみ雑煮なんていうくるみをすりつぶしたものを砂糖醤油で味付けしたものにお餅をつけて食べるのがあるそうですね。昨今流行りの悪魔的魅力を感じます。岩手は私の行ったことない県の一つ。いつか行ってみたいですね。(雪が凄そうで、ウィンタースポーツをしない私に冬訪問はないかなと思っています。お正月以外にもくるみ雑煮が食べられたらいいなあと妄想が膨らましています。)

忘れられないほど美味しい 京懐石美濃吉本店 竹茂楼名物の鰻蒲焼きご飯

懐石料理が続き、〆に出てくるのは京懐石美濃吉本店 竹茂楼名物だという鰻蒲焼きご飯。

美濃吉さんは、享保の時代、腰掛け茶屋であったことは冒頭に書きましたが、その後は川魚の生洲料理屋さんとして発展され、京都所司代から認可を受けた川魚生洲八軒に選ばれた歴史を持たれるとか。

そんな美濃吉さんの鰻はもう美味しい鰻の中でも別格。1年経ってもあの鰻….うっとりしてしまえるほど、カリフワの食感と絶妙に合うタレの味が忘れられません。

食後には京懐石美濃吉本店 竹茂楼内合掌造りの建物の中も見学を

食事が終わると、京懐石美濃吉本店 竹茂楼ももう一つの特徴的な建物、合掌造りの建屋の中と女将のコレクションというマイセンの食器なども見学させていただけました。


京懐石 美濃吉本店 竹茂楼の予約は一休レストランで

明日からは2021年末から2022年年始ウェスティン都ホテル京都の滞在記と周辺観光をお届けします。8話に渡って滞在しながら一日観光するコースもいくつかご紹介出来たらと思います。

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。