京都の美濃吉本店竹茂楼に伺った時の美味しさを思い出して、シェラトン都ホテル大阪宿泊時コートなしで移動できる立地からこちらのお店を訪問。
2013年1月25日から2月28日まで、全国旅行支援の大阪いらっしゃいはクーポン割り増しキャンペーン中で平日泊なら1人5,000円分(全国共通分2,000円と割り増し3,000円)がいただけるのですが、このクーポンが使えるお店でもあります。
一休レストランで予約可能
シェラトン大阪のラウンジでカクテルタイムおつまみを食べた後の軽めの夕食目的でしたので、最も少量の5,500円の【季節の御膳】のコースを選びました。
こちらのコースは、少食な方向けの量だと思います。また、美濃吉さんのお料理の中驚きの美味しさの『名物うなぎご飯』はついてきませんのでご注意を。2023年1月現在11,000円の特別会席にはついていました。名物うなぎご飯はいただいてから何年か経っても美味しかったなあと記憶に残る味ですので本当におすすめなのです(今回の記事には含まれませんので前述の竹茂楼訪問記をご参照下さい)
美濃吉 近鉄上本町店の場所は?
店名のままの立地。近鉄上本町駅直結の近鉄百貨店上本町のレストランフロアにあります。
百貨店の上という気軽な店内
百貨店のレストランフロアということで、京都本店竹茂楼とは全くイメージの異なる気楽な店舗です。
ただ、気楽なのは良いのですが、私がいったときは大規模宴会にしても『行き過ぎた音量の声』が店中に響いていて…..。
懐石料理屋さんなので、宴会に参加する人も、ある程度は品位のある宴会をしていただきたいですね。個室を超えて店内反対の果ての席まで聞こえる大声はいくらなんでも…..。
口コミを事前事後に調べてもこのお店がうるさかったという情報は見つけられなかったため、たまたまの不運だったのだとは思いますが。
懐石料理とは、お茶会の濃茶の前にいただく軽いお食事の茶懐石がもとのはず。温めた懐の石のように身体を温めたいというような和のおもてなしの心ではなかったかと。
繊細な味わいの京懐石。美濃吉さんのお料理は、出来れば五感を活かして味わいたいものです。
念のため気を使う相手とのお食事の場合は、大規模宴会が同時間帯にないか等、確認した方が良いかと思います。
日本酒 ゆきの美人と漢茶
日本酒は秋田の純米酒 ゆきの美人(180ml 1,430円)。このお酒調べてみると、マンションの1Fで醸造されているのだそう。小規模だからこその完全温度管理など丁寧に作られているのだと思います。
もう一つオーダーしたのは漢茶(どれも770円)。体に良さそうなお茶が3種類ありましたが、ここ数年で最も寒い1週間と言われたタイミング。しっかり温まるタイプのお茶『暖宮茶』をいただきました。
冬の御膳
お料理は一の膳として胡麻豆腐とお造りが。
二の膳が名物京の白味噌椀。名物というだけあって、甘味も感じてほっこりします。
三の膳は選択式で、国産牛ひれ肉炙り焼きか海老と野菜の天麩羅。
我が家は2人ともお肉を選択しました。焼き加減はちょうど良く美味しいのですが、かなりお上品な量です。
お肉より懐石料理にきてよかった感があったのはこの里いもの焚き合わせ。ふんわりとして全く癖のない里芋にからむ上品な出汁の味わい。私の中のこの日のベストはこの焚き合わせでした。
そして鯛めし。結構あっさりのお味です。私の好みでいうとうなぎご飯の方がやはりおすすめかなと思います。
デザートはぜんざいでした。少し硬めだったと思いましたが、懐石のデザートでぜんざいをいただいたことがなかったため、甘味でよくいただくやわらかめのとどちらが正統派なのかは不明です。
大阪いらっしゃいキャンペーンの『大阪ペイ』使えます。
大阪いらっしゃいキャンペーンの大阪ペイが、こちら美濃吉 近鉄上本町店さんでお会計時に使えます。1月25日から、2月末日は大阪来てなキャンペーンが併用されて、平日一人5,000円 休日3,000円もらえますので、いつもは懐石を食べることがない方もこの機会に気軽にお試しすることができそうです。