宮古島に観光旅行に行ったところ雨。ダイビングや雨でもプールで楽しめる人はもちろん良いのですが、土砂降りだと海を眺めてのドライブも辛い。
そんな時に雨でも楽しめる屋内施設『ユートピアファーム宮古島』をご紹介します。
ユートピアファーム宮古島の場所
ユートピアファームは空港から約10分の場所にあります。ゴールデンウィーク中の大雨の日。レンタカーで来られる方がほとんどですので、オープン時間の10時から駐車場はほぼ満車状態です。駐車場代は無料です。
マンゴーたっぷりスイーツカフェのみ利用の場合入場料不要
ユートピアファームの入り口を入ると正面にレジ・右側に広がるのはスイーツカフェです。正面のレジで入場料をお支払いして中に入りますが、カフェの利用の場合は入場料不要です。
カフェのみといってもブーゲンビリアが咲き誇るグラスハウスのエリアもカフェエリアとなっているため観光農園に来た意味が出てきそうです。
パーラーの館内席は空いている日は良いですが、ゴールデンウィークの雨の日などは横のレジにずらっと入場者が列をなしているようですので、落ち着くならテラス席が良さそうです。
雨の日でも遊べる!ユートピアファーム宮古島で花や果実を撮影!
有料観光施設に入る場合は入場料360円
『ユートピアファーム宮古島』時折屋外に出る箇所がありながらも大半がビニルハウスの中という観光施設です。
入場料は15歳以上一人360円です。
グラスハウスは全部で8つ。ハウス間移動時は屋外ですが間隔はそれほど開いていません。
フルーツ園 『島バナナ』から『三尺バナナ』へ
フルーツ園では青々としたバナナ、パパイヤなどがあります。
宮古島では、明治時代小笠原から伝わった島バナナを生育していました。が、大正時代背丈が低くて収穫量が多く甘味も強い三尺バナナに生育種を変えられたようです。背が低いバナナが良いのは、宮古島が台風の多い島だから。背が低いと台風によって倒れてしまったりせずに逞しく育つためです。
三尺は約90cm、そしてバナナは木ではなくて『草』だそうです。背の低い草にこれだけぎっしりのバナナ。ありがたい品種です。
アップルマンゴーとキーツマンゴー
宮古島は亜熱帯気候でマンゴーの販売に適しています。
この農園でも3つのハウスで多数育てられている『アップルマンゴー』は、販売される頃には赤く丸みのある果実となります。有名な品種ですので、耳にする機会も多い名前かと思います。
アップルマンゴーのハウスに挟まれた一つのハウスには『キーツマンゴー』。私は初めて聞いた品種ですが、数が少なく幻のマンゴーと言われているようです。
5月の段階は果実肥大期とのことで、まだアップルマンゴーと大きさは変わりませんが、最終的にはアップルマンゴーの2倍もの大きさとなるそうです。収穫期にはエメラルドグリーンに輝く果実が美しいそうです。
ハイビスカスはなんと品種250種/10,000種以上!
ハイビスカスは元々10,000種類以上あるハワイ原産のお花です。この農園にはそのうち250種類以上が植えられているとのことで、お手洗いにあった農園スタッフさんのコメントマップでも『数が多すぎて覚えられない』とあるほどの品種数です。
歩くたびに違う色の花が見えるような素敵なハイビスカスハウスの中は、土砂降りの宮古島の中のまさに楽園です。
説明書き看板には花言葉が「新しい恋」で台風にやられて全てなくなってしまったところに1週間もすれば新芽が出ることが「新しい恋」のようだと書かれていて少し笑ってしまいました。
パッションフルーツ紹介のコメントも『恋』か
途中パッションフルーツも植わっていて、朝でしたので花は咲いていませんでしたが、パッションフルーツの香りまで『初恋の香り』と紹介されていました。かなり乙女なご紹介文も、土砂降りで落ちがちな気分を払拭させてくれます!(先ほどから土砂降りコメント多いですが、ハウスから出るたびにドカドカと降る雨でしたので、この農園さんが観光できるありがたみを感じていました)
インスタ女子の『私と花びら』ニーズ対応 ブーゲンビリア園
ハイビスカス園は通路が一人づつ通れるぐらいのスペースでしたが、ブーゲンビリア園はゆったりした造りです。
ブーゲンビリア園はここ1年で、3箇所目ですが、比較してもこの農園は充分な広さがあると思います。
宮古島ではありませんが、ブーゲンビリアグラスハウスの旅行記はこちら
そして、この農園はインスタ女子の『花びらと戯れる私』の絵が撮れるようにか床に通路以外に花びらが残されており、戯れた写真を撮られている方も数組いらっしゃいました。花びら大量の箇所は撮影中でしたので撮影できていませんが…….。
そして、有料見学ルートのブーゲンビリアハウス最後のハウスが前述のスイーツカフェのテラスハウスへと繋がっています。