【宮古島雨の日の遊び方②】屋根あり本島内の博物館と屋根なしマングローブのモデルルート 宮古島海宝館〜うえのドイツ文化村〜宮古島海中公園〜(小雨なら)島尻マングローブ林

宮古島での5月ゴールデンウィークはかなりの雨。『宮古島=海!』と思って訪問していると予定が変わりすぎて戸惑います。

1日ホテルのカフェ巡り等ももちろん素敵ですが、『観光』にこだわる場合は、小さな博物館をいくつか巡るという手も(いずれも一日中楽しめるような大きさではないと思います。都会の大きな博物館を思い描いているとこれで終わり!?と思ってしまうこともあるため注意)

ルートは宿泊場所等によって変わりますが、宮古島をL字型とみて右(東南)から回る順番で巡るルートをご紹介します。

屋根あり博物館モデルルート

①宮古島海宝館

②うえのドイツ文化村

③宮古島海中公園

④(小雨なら)島尻マングローブ林

全てを回ると走行距離40Km所要時間は3時間半から4時間ぐらいとなると思いますが、①・②と③・④の間はかなり離れているので、①②だけや③④だけもしくは単体と雨の降っている時間帯にのみ行くのも良いかなと思います。

①宮古島 海宝館

宮古島の東南の端、東平安名崎に行く途中にある『貝』の博物館です。道路上に大きな看板が立っています。太平洋が一望できるレストランがあるとのことで訪問してみましたが、レストランは閉まっていました(営業時間でもなく閉まっていた原因は不明ですが)。展示物(シェルミュージアム)だけの見学となりました。

シェルミュージアムの入場料は大人500円・小中学生300円です。

道路上の看板

ゴールデンウィーク中の企画展は海の中の危険な生物

入ってすぐにおどろおどろしい展示でした….。しかも捲りませんでしたが、サメの噛み跡写真などもあるようです。

企画展 海の危険な生物

あとは、本当にひたすらに『貝』の展示です。300年以上生きると言われているオオジャコガイが一の写真スポットです。いくつかの展示物については写真OKの表示があり記念スポット的な装飾がありました。

オオジャコガイ

次のスポットは2020年9月リニューアル時に作られたNHKの朝の連ドラのタイトルの貝文字。

貝文字

そして360枚の貝を利用したタペストリーやハンドメイドシェルランプなどの貝を活用した作品や18世紀の潜水服との記念撮影も可能です。

貝のタペストリー
ハンドメイドシェルランプ
18世紀の潜水服との記念写真

②うえのドイツ文化村

ドイツ文化村はセブンシーズリゾートホテルの西側ブリーズベイマリーナのほど近くにある施設です。(時間の都合で博愛記念館には入れませんでした。博愛記念館の情報はうえのドイツ文化村の公式HPをご参照ください)

キンダーハウス

ドイツ文化村は展望台やマルクスブルグ城の様子を再現した騎士の間などがある博愛記念館と、子ども家という意味の『キンダーハウス』があります。キンダーハウスの入館料は200円と看板などには書かれていましたが、近付くと無料となっていました。

キンダーハウスにあるのは本物の『ベルリンの壁』。1989年に東西ドイツを分断していた壁が取り払われて自由な行き来が始まりました。それまでは、東西を分断して155Kmに渡って聳え立つ壁でした。

特徴的なのは西側が落書き等された壁なのに対し、東側はただ番号だけが書かれているところ。そして、東側の壁には1箇所、弾痕が残されており、取り壊されたことで得られた『自由』について、感じることができるようになっています。

西側の壁
東側の壁

ハート岩(屋外 小雨ならOK)

小雨であればキンダーハウスの近くの岩場でハート岩を見ることができます。(大雨だと危ないかも)。できれば晴れの日にキラキラした海と合わせて撮りたいところですが…….。

ハート岩

③宮古島海中公園

宮古島海中公園は、海中生物を囲いに入れる水族館ではなく、人間が囲われて海に入るというスタイルの囲い設備の体験型観光施設。

横幅29.6m・奥行き5mの大きなコンクリートボックスが海中に沈められているイメージです。

入場料は大人1,000円、高校生800円、小中学生500円。

なお、大人2,000円・高校生1,800円、小中学生1,600円となぜか小中学生だけ値上がり幅が上がりますが、お食事ソフトドリンクがセットのプランもあります。お食事は海中観光施設ではなく、地上の別の建物シーサイドカフェの好きなメニューが選べるとのことです。

入場後は階段をおりて海中観察施設に入っていきます。ゴールデンウィークの外で遊びにくい雨の日ということもあり、中はなかなかの盛況ぶりでした。

構造のイメージ図
階段を降りて海中の設備へ
海中観察施設

窓の付近には長期間をかけて放置されることで育った藻があり餌となるため、魚が寄ってきます。

窓を除いた様子

写真には撮れませんでしたが、この日はウミヘビがいるというスタッフの方の説明に場内がざわざわしていました。

大物であるマンタを観れるのは1月から3月、しかも年に1・2回とのことですので、観られた方は幸運の持ち主ですね。

あとは、スタッフさんの解説がないと絶対に無視してしまうのは、イワシの稚魚たち。泡のようなチリのような稚魚がたくさんいる様子です(とっても稚魚に見えない……。)

イワシの稚魚

(小雨なら)島尻マングローブ林

宮古島海中公園のほど近く、屋外ですが、マングローブ林を眺める遊歩道があります。海よりは雨も似合う景観だと思いますので、小雨であれば立ち寄っても良いかと思います。(大雨だと遊歩道歩くの大変ですが)。

マングローブ林 小舟(演出?)
遊歩道
マングローブに白い鳥

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