神戸市ふるさと納税返礼品Kクーポンとは?
ふるさと納税は、JTB、楽天トラベル等の地域限定旅行ポイントだったり、ホテル指定のものだったりしますが、まあこのご時世。ピーク時旅行、日付指定等で使えなかったら。と思うと不安もありますが、神戸市民でないけど、神戸は日帰り圏内という人にもおすすめなのは、Kクーポン。
1万円単位の金券、直接予約のみ、割引券併用不可など制約はあるものの所定リスト上のホテルの滞在のみでなく、レストラン利用だけでも使えるというところに柔軟性があります。

ただ、注意点は利用可能期間が6ヶ月しかないこと。神戸行きがなんらかの形で中止になってもリベンジ可能という人向けの返礼品となります。
ホテルモントレ神戸の場所は?
ホテルモントレ神戸は、JR・阪急・阪神三宮駅から北西の生田神社方向に向かって歩いて行けます。
何故、ホテルモントレ神戸なのか
ホテルモントレ神戸は2020年4月にオープンしたホテルで、建て替え建設中からチェックしていました。そのため、オープンしてしばらく後に一度訪問し、その時の朝食セットメニューがとても美味しかったことと、大浴場があることから、また機会があれば行きたいと自分の中でフラグ立てしていました。
価格も朝食付き夏休み期間の週末で2名合計2〜3万円程度という、正にKクーポン利用先にピッタリという機会ができたことによる訪問です。
近隣にもう一つのモントレグループのホテルホテルモンテエルマーナ神戸 アマリーというホテルがありますが、そちらの方が新しいのですが、大浴場がありません。そのため、個人的好みでモントレ神戸の再訪に至りました。
ホテルモントレ神戸 宿泊者誰でも利用可能なロビー珈琲ラウンジ
ホテルモントレ神戸のフロント前には、ちょっとした階段を上がって入れるラウンジがあります。
宿泊者は誰でも使えてセルフで珈琲メーカーで淹れる珈琲か、ティーパック式の紅茶がいただけます。
サービス時間は朝10時から夜10時。朝食付きの人は朝食会場前で紙カップ式持ち帰り可能な珈琲サービスもありますので、珈琲好きも不自由はしません。
ツイン部屋は?
ホテルモントレ神戸では2食付きのグランピングルーム宿泊や、バースデールーム等特徴的なお部屋もありますが、今回はオーソドックスなツインです。
ベッド幅も充分ですので寝心地は悠々快適です。
お部屋は7階なのですが、窓の外は完全ビルの壁ビューですので、日中でも若干暗め。これは、お部屋の方向によるかもしれませんね。
ただ、ライトはメインライト以外にも窓際・ベッドボード、デスクとそれぞれあるため必要な明るさは確保されています。
なんとテレビのリモコンはビニールパッケージの中に入っていてこのまま使うように書かれています。消毒より使い捨てビニールの方が衛生的ということでしょう。私はあまり見ないスタイルですが、最近多いのでしょうか。
お茶は割り切って日本茶のみ。でもロビーでコーヒーサービスがあるから良いと思います。お水はペットボトルで2本置いていました。
タンスの中にはセキュリティボックスと室内スリッパが。お風呂にも入れいける室外スリッパも別途置かれています。衣類用除菌スプレーも完備です。
お風呂は大浴場利用が前提ですので気にしていませんでしたが、ユニットバスカーテンタイプでシャワーヘッドがミラブルとなっているのが特徴です。
客室ユニットバスとアメニティ
アメニティはプラスチック削減ということで、歯ブラシはフロント渡し。ブラシとカミソリはロビーのアメニティ設置の場所で取って行く必要があります。
お部屋に設置されているのは、ボディソープとコットンセットのみ。シャンプー・トリートメント・ボディソープはボトル設置です。
パジャマで行ける大浴場
パジャマはセパレート
パジャマは着心地重視で糊付けなしのセパレートタイプ。大浴場に着て行けるだけあって厚手で透けません。
大浴場とアメニティ
大浴場は、2階にありますのでロビーを通らず、客室から向かえます。女性用には星空ライクな天井のミストサウナ 男性用にはドライサウナと水風呂があって、水風呂はかなり冷たいそうです。
タオル設置がありませんので、タオルは客室のものを持参。大浴場に設置されているのは、化粧水、乳液、クレンジング(男性はクレンジングなしでトニックあり)とシャンプー・コンディショナー・ボディーソープです。
名物料理が並ぶ朝食ブッフェ
さて、冒頭で述べた通り、ここに再訪したのは前回朝食セットが美味しかったから。(ホテルモントレ神戸の場合はレストラン利用だけの場合、ふるさと納税返礼品のKクーポンは使えませんので、Kクーポンありきだと朝食付きプランでの申し込み必須です。)
今回はセットメニューではなく、ブッフェでしたので、前回とは全く異なる印象でしたが、結構楽しい朝食となりましたのでその情報を。
繁忙期とのことで通常7時からの営業時間が6時30分に変更となっています。混み合う時間は8時から9時とのことでしたが、かなり早めの6時45分ごろ行ってみてもチラホラ人は入っていました。
前回はセットメニューでの提供でしたが、今回はブッフェ形式です。
あれ、割と一般的なメニューでは?と思われた方、お待たせしました。ここから登場するのが兵庫県地元名物の数々です。
明石で玉子焼きといえば?
そう、神戸より西の明石市で卵焼きといえば、それはいわゆる『明石焼のこと。』お出しをつけていただく、たこ焼きを柔らかーくしたものです。
神戸長田のソウルフード:ぼっかけ
『ぼっかけ』とは元々はうどん・そばなどの麺類に牛肉を『ぶっかけ』た言葉から生まれた言葉で、『すじコン』のこと。(すじコンは全国的に知られているのかわかりませんが、甘辛く似たすじ肉と蒟蒻のことです。)
今は、麺類にかけなくても『ぼっかけ』と呼ぶことがあるそうですが、ここでは基本に忠実にぼっかけうどんをセルフで作れます。
淡路島といえば:玉ねぎ!
神戸の少し先より明石海峡大橋を渡ってすぐのところにある淡路島ですが、そのこの明さんは玉ねぎ!ここでは玉ねぎを8つぐらいに割って皮ごとローストしたものが出ています。淡路島玉ねぎは甘くて、単品でご馳走になります!
厚焼き玉子サンドとドンクのパン
関西の玉子サンドは厚焼きを挟んだものが主流。喫茶店モーニング等でも厚焼き玉子サンドがあれば嬉しくなってしまいます。このブッフェでは、ミニサイズの厚焼き玉子サンドが小さいながらも存在感を出しています。
パンコーナーの一角には『ドンクのパン』も置かれています。
神戸市に本社のあるドンクは、百貨店などにも広く店舗展開されていますが、見かけるとふらっと寄ってしまう私に対して誘惑の魔力をもつパン屋です。ふんわりとした上品な甘味のあるパンが多くて、とても美味しい。
そのパンが取り放題なんて、ちょっとした夢の世界。(ぼっかけ麺なしにしたらよかった….とドンクのパンを見つけて贅沢な後悔をしてしまいました)。
明石のり・手延べそうめん『揖保乃糸』
あとは、明石のりなど、和食にあう名産もちらほら。
そして、その奥には『そうめんやっぱり揖保乃糸』と口づさんでしまう(このCMは全国CMなのか不明ですが)揖保乃糸です。
お中元にもらう高級そうめんに多様な具材と盛り付けるところから楽しめそうですね。
神戸名物スイーツコーナーに人参のスープがあるのは?
神戸といえばスイーツの方向。朝食ブッフェでももちろんスイーツは提供されています。プリン大皿丸ごとって何か気分上がりますね。あと、写真見切れていますが、チョコクッキーも置いてあって、それが美味です。
お子さまも大好きなスイーツのコーナーにフードロスを防ぐ意味での規格外人参を使った冷製スープが置かれているのは、食育効果を狙ったものかもしれませんね。
珈琲と紅茶(神戸は上島珈琲さんの本社所在地でもありますが)
珈琲はこちらで入れて座席でもいただけますが、出口には、客室への持ち帰りができる容器で、ホット・アイス両方の珈琲が準備されています。ただ、この珈琲は銘柄不明。超地元上島珈琲さんのものかどうかは不明です。
HPになしとなっているルームサービスは実はあり?
補足情報を一点。このホテルを予約したタイミングで、夕食はルームサービスを検討しており、公式HPで調べてみましたが、『ルームサービスはありません』と書かれていました。が、2022年8月現在、ホテル内エレベーターに搭乗すると宿泊者限定ルームサービスの掲示が。
私はHPの内容を信じて、別に完全個室の近隣店舗を予約してしまったので、利用できませんでしたが、ルームサービス利用を検討されたい方はホテルにお問合せすると実施されているかもしれません。
昼食・夕食の予約をホテルモントレモントレでいただく場合(一休レストランサイト)