2021年7月にオープンしてから7ヶ月。やっと気になっていたモクシー京都二条に宿泊する機会がありました。
モクシー京都二条は『二条駅から徒歩3分』
モクシー京都二条はJRまたは地下鉄二条駅から徒歩5分。地下鉄二条駅の1番出口を出た雰囲気は、一駅違いの二条城前駅とは異なり、観光地イメージは薄い立地で、都会を歩いている雰囲気です。
モクシーらしい バー風チェックイン
モクシーはマリオットグループのホテルの中でももっともカジュアル。1年以上前はじめて大阪新梅田のモクシーに宿泊した時には戸惑いましたが、その後本町、京都二条と3軒目ですのでもううろたえずにチェックインできます。
モクシー京都二条 マリオットチタン(プラチナ以上)特典
選択式特典で10ドルクーポンを(ランチ・ディナー利用可)
チタンの特典は、以下の3つから選べました。
- 500p
- 10ドル/人のフードのクーポン
- スナックandドリンク
テイクアウトでお部屋に持ち帰る目的でフードのクーポンをいただきました。
ウェルカムドリンククーポン
あとは人数分のウェルカムドリンククーポンもいただけます。ウェルカムドリンクはかなり種類も豊富で、部屋へのテイクアウトの場合、24時間オーダー可能とのことでした。
レイトチェックアウト
16時まで可能になりました。空き状況を確認されていたため、完全保証ではなく空き状況による特典となるのでしょう。16時だと荷物を置いて観光できるのが本当にありがたいです。
※マリオットゴールド以上特典 コーヒー・紅茶サービス
モクシー京都二条ではマリオットゴールド以上の方向けに朝10時から夜9時までコーヒー、紅茶のサービスがあります。お部屋にもスティックタイプのコーヒーはありますが、くつろぎスペースが数多くあるモクシーでのフリードリンクはありがたいですね。
モクシー京都二条のさくらプレミアムルーム
モクシー二条はスイート等はなく、3カテゴリとベッドタイプ2種(クイーンとツイン)に分かれています。
カテゴリー分類
- スタンダード…うめ
- セレクト …もみじ
- プレミアム …さくら
うめ、もみじは17㎡、さくらは19㎡ですので、あまりカテゴリーによる差分はないかと思いますが。
うめともみじの違いは『光の演出の有無』。プレミアムカテゴリーのさくらにも光の演出があります。
クイーンサイズベッド+折りたたみデスク
くつろぎスペースはお部屋のほとんどを占めるクイーンサイズベッドと折りたたみデスクの前にあるチェア。このチェアが肘掛け椅子なのは、プレミアムルームだからなのかもしれません。
パジャマはワンピースタイプ
パジャマはワッフル地のワンピースタイプです。
壁掛け
モクシーの特徴はなんと言っても壁掛け。他のモクシーでは、机や椅子まで壁掛けですが。
こちらは、まず大型テレビは壁掛け演出だけでもちろん固定されています。
ライトと充電器もかかっています。充電器は中を見てみるとタイプBのみ。ライトニングケーブルやタイプCはありませんでした。
ライトニングケーブル、タイプCの方はケーブル持参した方が良いかと。最新のホテルですのでUSBコンセントは完備しています。
ハンガーと鞄の置き台。棚がないため、鞄置き台はありがたく利用しました。
鏡と消臭スプレー、案内板も壁掛けです。
コーヒー類
コーヒーとほうじ茶、煎茶はスティックタイプで便利。ヒーターとカップの色合いが素敵です。
冷蔵庫は空で奥行の短い薄型です。
黒電話の演出
実はプッシュ型の黒電話も置いていました。
水まわり
湯船はなしのシャワーのみ。リンスインシャンプーとボディーソープがモクシーカラーのボトルで置かれています。シャワーは天井シャワーとハンドタイプがあり使いやすい仕様です。
アメニティはハンドソープと歯ブラシ、綿棒、コットン、プラスチックブラシ、シェーバーです。
と、一見最小限に見えて。シューシャインクロスが置いているのは流石の気遣いです。京都観光は神社仏閣が多く、砂利道を歩くということを考慮いただいているのかと。その下にはランドリーバッグ。スリッパは黒ですね。
ドライヤーはモクシーピンクのヴィダルサスーンです。
モクシー京都二条の特長 光の演出
モクシー京都二条の特長である光の演出は、もちろんさくら。
メイン電源とは別の系統となっていますが、眠る時にはコンセント部分でオフにも出来ます。
モクシー京都二条ライブラリーに描かれているのは、百人一首はどの歌か
モクシー京都二条で気になるものといえば、このライブラリー壁面の情報。オープン時のニュース情報で見ると百人一首とのこと。
どの歌でしょうか。
heavenly dancers という単語を元に調べます。
正解は小倉百人一首の12番 僧正遍照
天つ風 雲の通ひ路 吹きとぢよ 乙女の姿 しばしとどめむ
とのことです。
意味は、(天女の舞が美しすぎて)、天女が天に帰れないよう、風で雲を吹いて通り道を塞いでしまうようお願いするという美しい歌でした。
モクシー京都二条の寛ぎスペース
ロビー・バースペースはモクシーならではのポップな雰囲気。でもここは京都。しっとり和のテイストも取り入れられていて日頃、そんなにポップな場所に行かない人でも京都のホテルならではで、雰囲気を味わうことができます。
うさぎも餅をついている場合ではなく
月夜のうさぎもいますが、スケボーなんてしていたり。
棚の中で丸々ように座れたり。
大テーブルの中も和洋折衷
大テーブルの中にはモクシーらしい飾りつけ。
でも中を覗けば、砂の模様が水の流れを表す、枯山水の要素が取り入れられています。
炎も味わえる
フロント前のソファは暖炉仕様。炎を見ながらコーヒーブレイクもできます。
バー スペースとDJブース
バースペースにはDJブースまであります。海外の方で溢れると、きっと気後れする私としては静かな今こそバー見学の絶好の機会です。
モクシー京都二条の朝食と10ドルランチ(ディナーも同メニュー)
モクシー京都二条の朝食は1,500円。6時半から10時までとなっています。
お粥か、ワッフルかを選択して、ドリンクはコーヒー・紅茶・ジュースはフリー。
早朝6時半のためやさしいお粥1択でいただきました。
薄味がついていて、漬物等のお供も楽しむスタイルですので、どんぶりにたっぷりでも美味しくいただけます。スープは具沢山のコンソメっぽく少しスパイシーなもの。
温泉卵は醤油味のゼリーのようなものに使っていました。もしかすると、熊魚庵で習った泡醤油的発想かもしれません。泡醤油とは液体ではなく、泡の形状となっているお醤油。板前さんが舞妓さんのお着物が醤油をこぼして汚れないようにするという配慮から始まったものです。
10ドルランチ
10ドルのお食事クーポンをいただいたので それでどういうものがいただけたかをご紹介します。
テイクアウトでお部屋でいただきましたが、バーやロビースペース等でいただくことも可能です。
ベーコンとほうれん草のクリームソースパスタです。小さなフランスパン付きで1100円。胡椒が効いていてアツアツ。生麺っぽいもっちり麺でした。
モクシーパワーサラダはイートインだと900円ですがテイクアウトは600円とのことで、500円のペッパーポップコーンをつけてもらいました。ドリンクはウェルカムドリンクですので料金には含まれません。
その他、ナンの形状をしたピザ類も1100円でいただけます。さすがモクシー、マリオット系列の中ではリーズナブルですね。
モクシー京都二条 便利設備
地下1階は宿泊者専用スペースとなっており、利便性の高い設備が沢山。
ジム
現在ジムは2名定員の予約制。ご利用中の方がいらっしゃったので外側から撮影しています。
イベントルーム
会議室(イベントルーム)が2つ。ドアは開けていませんが、開けると中に卓球台もできる!?会議室があるそうです。
ランドリーと自動販売機
有料コインランドリーがあります。洗剤投入不要の乾燥まで一体タイプです。奥にはドリンクの自動販売機があります。自動販売機の価格は良心的に市場一般価格でした。
アイロンルーム
用がなくても開けたくなってしまうアイロンルームは各フロアにあります。セルフサービスで無料です。
モクシー京都二条 6F ルーフトップから朝日を
モクシー京都二条の宿泊者キーは、どのフロアのものでも6Fでエレベーターを止めることができるようになっています。
6Fで降りると、ルーフトップテラスがあり、鳥はいませんが、巣箱があります。
モクシー京都二条、若い方ばかりかと思いきや、ビジネスマン層、シニア層の方も楽しそうに宿泊していました。
和の世界を知っているからこそ、発見できるものもあると思いますので、世代を問わずぜひ、訪れてみて下さい。