GW前半の名古屋は雨予報。大雨になる前の短め時間90分での名古屋城見学をしてきました。
名古屋駅から名古屋城までのタクシー代は1400円
雨の降り出し開始まで時間が短かったため、いつもはバス・電車で名古屋城に向かいますが、今回は往復タクシーで時短対応。費用はもちろん状況で変わりますが、往路1400円でした。復路は激しく渋滞する直前で1310円の時点でタクシードライバーさんがメーターを止めて下さったので本来はもう少しかかると思います。
チケットは事前購入も可能
今回時間がなかったため、名古屋城のチケットも事前購入。現地では見せるだけでokでした。
入城料は高校生以上大人500円です。中学生以下は無料ですので子ども料金はありません。
天守閣はのぼれません シャチホコ記念撮影は裏側高台もおすすめ
お城の観光というと、天守閣にのぼる途中で、甲冑や年表や防衛用の仕掛けなどを見ていくものが主流だと思います。
ただ、2018年より天守閣は閉館中。閉館当時の記事を見ると2022年12月には再開と書かれていましたが、2023年のゴールデンウィークでは閉館中でした。
でも名古屋城と言えばシャチホコ!外観の撮影は可能です。
正面より少し近目にシャチホコが見える場所は、正面に向かって右側からぐるっと裏に回った場所、軒に沢山の槍の穂先が刺さっていて、剣塀と言われる場所の看板付近。
振り返ると階段となっていてその階段の上の高台でシャチホコ撮影されている方が数組。撮影スポットとなっているようです。
最大の見どころ本丸御殿
警備員さんの一言『殿様は天守閣に住んでいないから』
天守閣に登れないからといってがっかりすることはありません。とある観光客の方が警備員さんに『天守閣登れないのですか?』と尋ねたシーンで、警備員さんは『殿様は天守閣に住んでないし、本当に見るべきは本丸御殿』という趣旨のことを答えられていました。
そう、尾張名古屋の絢爛豪華な世界堪能するのは、天守閣ではなく復元された平屋の本丸御殿となると思います。
名古屋城の本丸御殿は1615年尾張藩主の御殿として徳川家康の命で建てられたものです。
入場前に….豪華な復元を守る!本丸御殿は無料ロッカーあり リュックは前がけ
数分並んで入ることのできた本丸御殿は、外観からは想像できないほど絢爛豪華な内部の世界となっています。豪華な調度を不用意に傷つけないようリュックやカバンは前で抱えるように言われます。無料のロッカーもありますが、荷物は少なめで行くのがベストですね。
車寄せから玄関・表書院
車寄せは入場前に外側から見ることができますが。表の玄関部分に入っていく入り口となります。
表書院は、藩主が来客・家来と対面するところ。まずは玄関から虎の絵、その後の廊下にも虎の絵が続きます。
その後、樹木や自然の絵柄へと続き奥に進んで謁見する形となります。
謁見の際の一段の段差。身分社会では大きな一段ですね。この段差の上段は『上段之間』下段が一之間です。
経年劣化のない時代の復元ですので、鮮やかな金色に囲まれていますが、表書院はまだ欄間や柱はシンプルですね。
対面所
次に藩主と身内や私的会合などに使われた対面所です。こちらは威信を示すことよりも柔らかな雰囲気を重視されているイメージです。下段側『一には和歌山の風俗や景観、上段の間には京都の情景が描かれています。
目線すぐは落ち着いた図柄で描かれていますが、天井・欄間は書院より豪華に見えます。
上洛殿
上洛殿は1634年の家光公のご来訪の際に増築された部分で、贅を尽くした造りとなっています。一之間から上段之間を見ただけでこの豪華さです。雪中梅竹鳥図などの傑作が襖絵となっています。
上段之間は豪華絢爛でありつつ極限の上品さも感じとることができました。
全体の豪華さだけでなく細部までの緻密な仕事を鑑賞できます。
大谷翔平選手のサイン入り月山松(がっさんまつ)
特別展示として、大谷選手のサインいり月山松が展示されていました。月山松は、岩手県の月山神社の山林で伐採されたもので、天守の復元に利用される予定のものだとのことです。
ミュージアムショップ
本丸御殿付近にミュージアムショップがあり、煌びやかな演出のお土産が購入できます。
以下購入品で、シャチホコ ミルククランチ(870円)・本丸御殿クリアファイル(260円)・エコバッグ(280円)です。
280円のエコバックすら金を感じさせたりしています。