名古屋港水族館の週末訪問。週末はイベントスケジュールも充実していました。人生初のベルーガ見学も。
名古屋港水族館の場所は?
名古屋港水族館は、名古屋地下鉄名港線の名古屋港駅から徒歩3分です。
チケット売り場は大行列 名古屋港水族館のみでも4施設共通チケットでも事前購入(日付指定要)は正解
私が訪問したのは、休日の朝10時30分頃。事前にアソビューで周辺施設を含む4施設共通券を日付指定で購入して難を逃れましたが、チケット売り場は長蛇の列でした、
事前購入4施設共通券の場合、まず水族館で入館券を見せて入館、その他の施設に入れる紙のチケットを受領します。(水族館の再入場については、紙チケットではなくてブルーライトで光るスタンプを手におす形です。また、チケット売り場に並ぶ必要はなく、他施設用の紙チケットの受け取りも『チケットをお持ちの方向けの入場口』となります)。
チケットは大人単館2,030円・小中学生1,010円・4歳以上500円です。4館共通券は大人2,440円・小中学生1,210円です。
名古屋港水族館のみ訪問の所要時間と4施設巡り所要時間
4施設チケットで入れるのは、水族館から見えている場所にある名古屋港ポートビルの展望台と同じ建物の中にある名古屋海洋博物館・南極観測船ふじです。
名古屋港水族館巡りの所要時間は、週末の場合、かなり充実したイベントプログラムの何に入るのかによりますが、私はイルカパフォーマンス(途中入場)・シャチの公開トレーニングとベルーガの食べ方イベントの3つに参加して、結構早足でその他エリアをめぐって2時間半でした。
水族館以外の3館巡りは合計で1時間程度。これはスケジュールの都合上かなり早足で巡っています。南極観測船ふじの船内を隈なく見たり、名古屋海洋博物館でミニゲームに参加したりしたい場合は、1.5時間から2時間程度を予定しておくと余裕がある巡り方ができると思います。
巡り方としては、水族館の北館から入り、南館から出て、目の前にあるポートブリッジを渡って名古屋港ポートビルに、そこから歩いてすぐの南極観測船ふじを見て駅に向かうというルートの場合、ほぼ一筆書きのルートとなるかと思います。
【北館】スタジアムと周辺プール ベルーガも
名古屋港水族館は大きく北館・南館に分かれており、北館のメイン設備は日本最大らしきプールのあるスタジアムです。そのスタジアムから見るプールの中が下にあるフロアで見られるようになっています。
スタジアムは飲食OK
スタジアムは飲食もOK。複数箇所売店があります。ドーナッツなど食べ物も置かれています。
イルカパフォーマンス
イルカパフォーマンスはこの広いメインプールをいっぱいに使った躍動感をめいいっぱい感じられるもので、時間があえば必見のプログラムだと思います。後方座席から見るとプール全体の動きと大型スクリーンに映るアップの映像を捉えやすいかと思います。
シャチの公開トレーニング
シャチの公開トレーニングは、メインプールではなく、その奥左右に設置されたシャチ用プールで行われます。ただ、そのアップ映像が流れるため、スタジアムでの鑑賞が推奨されていました。
おすすめに従って、スタジアムから見ると実物のシャチはかなり小さめとなる距離で、どちらかというとスタジアムに映し出される映像を見ている時間が長いイメージです。
『ベルーガ』の不思議な食べ方
ベルーガと出会える水族館ということでも有名な名古屋港水族館。
ベルーガは別名白イルカと言われていて、全国の水族館の中でも5箇所程度しかいないため出会えるのは希少な機会です。
生まれた時は灰色で成長するにつれ、白くなっていきます。非常に寒い海に生息するため、脂肪がたっぷりついていていますので、体型にも可愛らしさを感じますね。
このベルーガ、非常に泳ぐのが早いため、写真にとらえるのは結構大変。ただ、ベルーガの不思議な食べ方のプログラム中、スタジアムと同フロアにいるベルーガ水槽の付近に行くと餌をもらう停まったベルーガに会えました。
ただ、『ベルーガの不思議な食べ方』プログラムは、水中での行動に関するもの。プールの水上にいると内容の肝心な部分が見えないので、下層2Fの水中を見ることができる場所で見るのがベストスポットだと思います。(どうりで空いていると思った….)。
なお、ベルーガの鳴き声?はものすごく大きく、地上から見ていると声が響き渡っていて解説もあまり聞こえません…..。
ベルーガの頭の部分にある大きな膨らみは『メロン』といい、水中で音を響かせるための脂肪が入っていると、ベルーガの解説にありました。そのことで地上から聞くと非常に大きい音になっているのかなと思います。
なお、2023年夏には赤ちゃんが生まれるとのことです。出会えるのは8月以降でしょうか。
【南館】日本から南極への旅 ウミガメやブタバナガメも
南館は、南極観測船『ふじ』(4施設共通チケットで見られる船)が日本から南極に向かう際にたどる海域特性を見せる形となっています。
日本の海 マイワシの大群
マイワシの大群が迫力のある日本の海。黒潮の水槽です。ベルーガの食べ方と時間が被っていて見ることができませんでしたが、マイワシの食事風景のプログラムでは、『トルネード』と名付けられたダイナミックな風景が展開されるとのことでした。
深海ギャラリー
日本の海に続く深海ギャラリーでは、タカアシガニなどの実物の展示の他、ホログラムで様子を浮かび上がらせた少し幻想的な風景なども楽しめます。
グレートバリアリーフとウミガメ回遊水槽
深海の次は打って変わって『トロピカル』気分の上がるグレートバリアリーフとウミガメの回遊水槽です。
グレートバリアリーフの水槽を上から見ると餌をあげている姿も見ることができました。
ウミガメ回遊水槽では目が合うぐらいの真近でウミガメを見ることができます。
オーストラリアの水辺 ブタバナガメ
グレートバリアリーフを超えるとオーストラリアの水辺。ここで愛嬌を見せてくれるのはブタバナガメです。ウミガメの水槽以上に可愛い可愛いと喜んでいるお子さまが多い水槽でした。
南極の海 ペンギン
南極の海の展示では『昭和基地からやってきた魚』展示があったのですが、非常に混み合っていてしかも小さなものでしたので魚が上手く探し出して撮れず。不思議な形の『シワヒモムシ』の表示板だけの写真ご容赦ください。(このコーナーの入場は行列です)。
そして、南極といえばペンギン。非常に多くのペンギンが自由に泳いだり、たたずんだりしています。
中で注目を集めていたのは周りと比較して一際大きいペンギン。全く動かないので、ぬいぐるみじゃないの?などと観覧側で噂されている人もいましたが……。きっと本物で、とても幸せ生活をしているのでしょうね。
【南館】くらげなごりうむ
最近の水族館はどこでも『くらげ』の幻想的な様子を推す展示に力を入れられているようですが、名古屋港水族館でも、くらげ専用コーナーで、時々に変わる照明などを取り入れて幻想的風景を見せてくれます。
同じ水槽を見ていても、色が変わっていく様子が楽しめます、。
【北・南館】ガチャガチャ【南館】お土産物ショップ
名古屋港水族館ではガチャガチャが大人気なようで、複数の場所に設置されていますが、無人となっているシーンを探すのが難しいほど。キーホルダーやミニタオル・スタンプなど揃っています。
ミュージアムショップも水族館限定のお菓子や、ベルーガ商品・シャチ商品など充実しています。
お土産のお菓子も、色々あって迷ったのですが。迷った人むけのお土産を発見したためそれを購入。甘いものも辛いものもあって良い。3段仕立ての缶となっていて、それぞれに違うお菓子が入っているものがありました。
中を開けてみたところ、1段ごとに袋で密封されたお菓子が入っているため、個包装ではありませんでした。