さて、私のブログではよく出てくる情報となりつつある大阪中之島美術館情報です
基本情報や展示会情報の記事は以下のリンクよりご参照ください。
4.みんなのまち大阪の肖像展2期_昭和家電の世界(2022年9月情報)
2022年9月現在は3・4の展示会が開催中です。いずれも美術に造詣の浅い(そんな日本語はないような…)私でも楽しめる美術展。本当に芸術に詳しい方は私の記事では『違うよ!!!』と思う内容もあるかと思いますが、お気づきの点があれば、是非コメントでご指摘いただければと思います。
ちなみにブログを書くことで、今まで入場料高いからやめておこうかなと素通りしていたような展示や美術館などにも積極的に向かうようになりました。私は、どちらかというと絵画的なものよりも文章に心惹かれるようですので、作品の理解を文字に起こしてみてじんわり感動するということが最近なんとなくわかってきました。
書こうと思うと他の方の書いた関連情報も読もうということにもつながって自分になかった視点で文化に目を向けることができるのはブログの醍醐味ですね。

大阪中之島美術館 1Fにカフェ『ミュゼカラト』オープン
閑話休題。
さて、まだまだ美術的思考のかなり薄い私。2022年2月の大阪中之島美術館のオープン時より、最も気になっていたのは「ミュージアムカフェ素敵なのができるのかな」という少々『俗』な点だったりしました。
当初は春のオープンを予定されていたため、春に見にいくとまだ….。という状況が続いていましたが、遂に2022年8月10日オープンしたようです。
すみません、店内の様子を撮影したかったのですが、満席ぎゅうぎゅう気味でしたので遠慮しました。自席周辺部分のみを撮影しています。
座席はアフタヌーンティ予約にしてはかなり狭いのですが、オープンから日が浅く満席気味なので仕方がないのかなと思います。
客層は美術展利用者層よりかなり若い方が多いかなという印象です。
アフタヌーンティのみ予約可
2022年9月現在、アフターヌーンティ予約ができるのは、食べログサイトからのみでした。まだ、オープンから日も浅いため、いずれ色々なサイトで予約ができるようになるかもしれませんね。
アフタヌーンティセットは、税込4,950円。このカフェ,ランチのスペシャルランチプレート遊園地が2,640円ですので、アフタヌーンティは少し割高に感じますが、予約ができて待ち時間ゼロで座れるのとダマンフレール紅茶がフリーに飲めるという点がアフタヌーンティのメリットかなと思います。
(座席のみ予約は今の所みつけられませんでした。)
ダマンフレール紅茶
ダマンフレール紅茶の歴史は320年!なんとフランス ルイ14世の時代に遡ります。マリーアントワネットの旦那さまはルイ16世。その時代より前、国王が『太陽王』とよばれている王政全盛期。
その時代にフランスの紅茶流通の独占販売を許されていたのがダマンフレール紅茶。フランスの紅茶の歴史そのものと言っても良いのではないかと思われる権勢を誇る紅茶ブランドです。
これまでに発売されてきた紅茶の種類はなんと3300種!その歴史を誇るティーブレンダーがブレンドしてくれた紅茶をここでは楽しむことができます。
一杯目は自分で選定はできず、全員がアールグレイ インゼン。しかも否応なくポットサービスのホットです。(夏場は席につくなりアイスが希望の方もいると思いますので、ホットかアイスかだけでも選択制だといいですね。ポットサービスのホットを飲まないとアイスにたどり着けないのは酷暑の中行くと紅茶がフリーなのにお冷やを飲んでしまうことに….。)
アールグレイインゼンは、中国紅茶にベルガモットとシルバーティッピーが加わったものです。シルバーティッピーとは『銀白色をした新芽のシルバーティップス』が多めに含まれています。
2杯目からはアイス・ホット・ハーブティ類からも選べ、別枠に書かれているコーヒー系もオーダーが可能となります。
なお、オーダーはスマホでQRコードを読み込むことによるセルフ仕様。スマホの画面でもメニューを閲覧できますが名前だけですので、解説は自席の紙での確認となります。
セイボリー・スイーツは3段トレイ
セイボリーとスイーツは3段トレイでの提供です。
最下段はセイボリーで甘くないもの。
サーモンとクリームチーズのサンドイッチ、燻製ポテトサラダと生ハムのサンドイッチ、渦巻きショコラパンです。
ショコラパンもスイーツ並みの甘さではなかったためセイボリーカテゴリーで良いかと思います。
2段目はスイーツで、エンガティーナ・珈琲ランドクシャ・リーフパイ・ショコラオランジュ・抹茶オペラです。
エンガティーナとは、スイスの伝統菓子で、現地ではヌストルテとよばれていますが、スイスのエンガディン地方で作られたお菓子なのでエンガティーナと呼ぶのでしょう。
写真でいうと真ん中のお菓子で、たっぷりのくるみにヌガーを絡めてクッキー生地で挟む(包む)お菓子のこと。ほろ苦さとくるみの食感の絡み合いはハマったら大変と思う魅力がありますね。
最上段はスイーツとスコーン、そして小さなドリンクの構成。
スイーツはガトーショコラとキャラメルシュークリーム・フランボワーズフィナンシェです。
スコーンはカリカリと美味しい生地で、別皿に乗ったホイップをつけていただく形です。
小さなドリンクは、バタフライピーフラワーティ(パッションフルーツとレモンのエッセンス添え)です。
この紫のドリンク、レモン果汁を合わせると若干色が変わるのを楽しむ仕様だと思い、果汁エッセンスを入れてみましたが、あんまり変化が….。本来はどうだったのか気になるところです。
今回オーダーしてみたところは、美術館の展示物との関連要素はなさげでしたが、オープン初めの頃のバタバタ具合が落ち着いた頃には、何か美術館帰りらしい楽しみができていることに期待しています。
(美術館の芸術品の二次利用権利など考えてみると大変そうですので勝手に言っているだけですが)。