大阪の万博公園、そこに『ニフレル』という生き物ミュージアムがあります。
目印は大観覧車。その隣の建物がニフレルです。
ニフレルは現在、15分単位の入場制限中。また、2022年1月末日まで(予算都合による終了の可能性はありますます。)イベント割が実施されていてワクチン接種要件などを満たすと入場料金が20%引きとなります。(イベント割は当日窓口では購入できません)
ニフレル公式サイトのチケット購入をご覧ください。
『いろ』に触れるゾーン
カラフルな背景ドレープの前に円柱の水槽が並んでいるゾーンです。
神戸のアクアリウムatoaと雰囲気が似ています(が、ニフレルの方が先ですね)。
入ってすぐに「うわっ。何これ!?」お子さまといらっしゃったお母さんらしき方がみていたのはシロボシアカモエビでした。個体自体が『色』なのでしょう。
『技』に触れるゾーン
ヒトヅラハリセンボンの技って?と思いますが、この擬態できそうな模様自体が技なのかもしれません。マモンツキテンジクザメのユニークな見た目も同じなのかな。このマモンツキテンジクザメは胸びれと腹びれを使って歩行できるという技も持っているとのこと。
そして、最も技らしきものを披露しているのはテッポウウオ。この水槽に立ち並ぶ柱の特定地点に餌を貼り付けると、水鉄砲のように餌を打ち落として食べるという動作をするところを見せてくれます。(早すぎて決定的な部分取れず……。ぜひ現地で見てみてください)。
そして、100cmのラインをはるか超えた高い位置に水鉄砲の最高到達地点のラインが。スナイパーと呼ぶのにふさわしい水鉄砲の威力ですね。
『泳ぎ』に触れるゾーンは真っ暗
暗い水槽に真っ黒な魚が泳いでいるシュールな光景は写真に撮ると、後から見ても魚いる??という感じになってしまいますが。
このゾーンは暗がりの水槽のなかで魚の泳ぐ様子をみるもの。長い首を持つシーベンロックナガクビガメを見ていると恐竜をみているような気分になれます。
そして最近はどこの水族館も力を入れられていそうなクラゲ。こちらではタコクラゲがユニークな姿を見せています。
ワンダーモーメンツ
暗いゾーンの奥には2Fから吊るされた巨大な球体に宇宙空間や海の空間を映し出すショーが。本来、静かに世界感を斜め下からなど眺めて気分に浸るものですが、現実はこの下の空間。ハイハイする赤ちゃんやはしゃぐ子どもでいっぱいというある意味微笑ましい光景だったりします。
2Fに上がって見下ろすこともできるようになっています。
2Fから見ると子どもたちがはしゃいでいたのが、床に映る映像を追いかけていたのだとわかりました。黒の影が魚を追いかけている子どもです。
ホワイトタイガー用のキャットウォーク?(水辺に触れるゾーン)
そして、ホワイトタイガーのいるエリア。自然光のない空間ではありますが、行動展示なのか、歩き回るホワイトタイガーの姿が。そして、檻内の階段を上がったと思うと…….。
観客たちの頭の上にあるキャットウォークのようなところを歩き回って周りをざわつかせていました。
ミニカバ親子は子どもが1歳(水辺に触れるゾーン)
ミニカバの親子は子どものテンテンが1歳になったということで、お隣のお母さんとあまり大きさが変わらなくなりました。
5分ぐらい眺めていても時間の99%は餌をむしゃむしゃ。写真はやっと顔を上げてくれた瞬間です。
カフェEAT EAT EATで『食べる水』を
ホワイトタイガーやミニカバのいる水辺に触れるゾーンにはカフェEAT EATEATがあります。
コンセプトとしては、ピクニック気分が味わえるとあって、通常のテーブルと椅子以外に地べたに近い保育園の高さ?(イメージ)のテーブルと椅子もあって、お子さま連れも楽しく過ごすことができるようになっています。
こちらのメニューで話題なのが『食べる水』。繁忙時間は専用のワゴンで販売しているようですが、訪問したタイミングではカウンターで普通に注文できました(250円)。
購入すると渡されるのは、本体と爪楊枝・スプーン。
白い輪っかを外して、風船を爪楊枝でついて中を取り出すと透明なゼリー状のものがプルンと落ちてきます。それをスプーンでいただく形です。
お味は、薄ーい砂糖水のゼリーのような感じです。私の写真は爪楊枝で刺したところに傷がついたのかもと思います。結構風船が割れにくいので、慎重かつ大胆に開ける必要がありますね。
ワオキツネザルを探せというけれど?(動きに触れるゾーン)
水辺のゾーンの出口近辺に、次の動きに触れるゾーンの予告というべきワオキツネザルの見分け方の表示が出ています。
これを見て、いざ、探しに!
このゾーンは水辺に動物等が自由に行き交うエリアで、ふと見ると隣に孔雀がいたりするところです。
中には独立した水辺を造られているコツメカワウソやアメリカンビーバーもいて、その表情を見ているだけで和やかな気分に。
で、ワオキツネザルは?というと。
「尻尾だけでどうやって見分けんねん!」と思わず心の中で大阪弁で突っ込んでしましました。
寝そべりペンギン(動きに触れるゾーン)
和み気分をもたらしてくれるもう一種はペンギン。
卵を温められるようにしているのか、隠れられるお家的な場所のあるゾーンからスイスイと泳げる通路があって。
その先には。でん!とただ一羽いつまでも寝そべっているペンギン。所定の位置なんでしょうか?くつろいでますねーっと言いたくなりそうな光景でした。
お土産ショップ『NIFREL✖️NIFREL』
館外からも入れるお土産ショップは、お菓子や、子ども用品ブランドとのコラボ商品など、たくさんの商品が。
オリジナルグッズが可愛らしすぎて、つい数時間前にEXPOショップでマルチクリーナークロスを買ったというのに、こちらでも買ってしまいました。
なお、お子さまと一緒に行かれるのなら、中でも使えるニフレルノート(300円→なぜか半額に値引き中)が、シール付きで生き物を見つけてシールを貼れるようになっていますので入館前に買われても楽しいかも。と思います。一緒に写っているボールペンは海洋プラスチックでできているもの(200円)です。