【行ったことのない県へ】はじめての新潟 カーブドッチワイナリーと月岡温泉旅行記

「人生で行ったことのない都道府県制覇計画」で行った9月3連休の新潟をご紹介。

渡れなかった佐渡は飛行機の窓から

私は関西人のため、九州は以前紹介の佐賀県で制覇済ですが、中部以東は日本地図塗りつぶし状態がかなり真っ白。海外旅行が大好きで、国内旅行は海外旅行に行けない時の代替だと思い、行くなら北海道か沖縄!という日々を過ごしてきたツケか本州制覇がからっきしとなっており、国内全県制覇が新たな人生目標となりました。

ちなみに関西以西では2県。来年あたりには行ってみたいところです。

そんなわけで縁のなかった新潟県。それまで私の中の新潟情報は、雪が2m積もることがある、佐渡島に金山とたらい舟があり、トキがいる、あと有名なのは魚沼産コシヒカリという99%の大人の日本人が知っていると思われる薄ーい情報。

佐渡と魚沼?、でも佐渡は台風シーズンでは行けなかった時の事も考えて、と代わりに温泉でも行ってとなんとなくイメージをしつつガイドブックのマップを見ると。新潟の広さをなめていたことに気づきます。

私にとってなんとなくイメージする県内旅行距離は大阪駅から関西空港空港の距離程度の50km。でも新潟空港から魚沼って100km以上離れているんですね。今回は長距離移動は避けて市内に一泊、エメラルドグリーンのお湯と謳われていた月岡温泉に訪問先を定めました。

飛行機は海外旅行に行くために貯めていたマイルの有効期限が迫っていたため、そのJALマイルで。本当はどこかにマイルで使いたいけれど、9月は台風シーズンのため行き先は選んだほうが良いと普通にとりました。マイルでの予約は330日前にするという鉄則を破ってしまいましたが、運良くか時節柄か朝出発、夜帰着の便に空きがありました。

1泊目市内は節約のため、100%vボーナスポイントの時にポイント購入して置いているIHGポイントでANAクラウンプラザ新潟、2泊目は月岡温泉のホテル摩周を予約しました。

さて、3連休。台風こそ伊丹空港、新潟間の影響はなかったものの新潟は大雨。一泊目は市内の近くの観光にあてます。

立ち寄り観光「新潟せんべい王国」での味付け体験

ガイドブックとネットで調べたところ、お煎餅を自分で焼いたり絵をかける体験もできる新潟せんべい王国に。絵心のない私は、お煎餅への写真プリント体験を目論んでいましたが、残念ながら機械故障。ならば手書きに挑戦とはいかず、お煎餅味付け体験に変更。味付け体験は焼きの工程はなく、シャカシャカポテトのような要領で、味のパウダーとお煎餅を混ぜるだけ。

体験自体は簡単ですが、甘そうなもの、辛そうなもの、変わり種のラインナップから一人3味選べるため、味の選定楽しむ感じでした。

そして、その後はスーパー銭湯(笑)。雨のためで近場の日帰り温泉への移動も断念です。

ANAクラウンプラザ新潟滞在

ANAクラウンプラザホテル新潟の予約はこちら

宿泊はANAクラウンプラザホテル新潟。市内のホテルがなぜか3連休に満室気味で、不思議に思っていましたが、ジャニーズコンサートがあったからのよう。ずっと疑問だった答えをくれたANAクラウンプラザホテル新潟のスタッフさんに感謝です。(それ以上にジュニアスイートにアップグレードしてくれたことと限定っぽいビールや村上茶をくれたことに感謝なのですが。)

ANAクラウンプラザ新潟での予約制割烹「萬代」

ANAクラウンプラザ新潟はポイントで宿泊代がすんだため、お食事は気合を入れて同ホテル個室割烹の萬代さんを予約。完全個室和室で出汁味を楽しむとホテル滞在というより旅館気分。完全予約制ですので思いつきではいけない点が注意です。

ANAクラウンプラザホテル 萬代 個室

新潟市内からの立ち寄り観光「カープドッチワイナリー」・「ふるさと村」

日本酒に合わせた蟹爪の松葉揚げ、デザートのメロン入り杏仁豆腐と最後まで美味しい!連続でした。

明けて翌朝。連休の中日はめでたく晴れたため、カープドッチワイナリーというワイナリーに向かいます。本当は初日、カープドッチワイナリーの貸切露天風呂を予約していましたが、大雨の数日前は台風予測があったため仕方なく数日前に予約を取り消し。そのため、予約なしでお食事のみに伺いました。

新潟市内から南下してカープドッチワイナリーに向かう途中、道を間違えたことで迷い込んだ超有名道の駅ふるさと村。レンタカーのカーナビはときどき古くて、曲がるタイミングがずれたりすることもありますが、おかげで良い寄り道ができました。道の駅の中には公共施設なのか雪国紹介する大規模展示があったり、お花畑があったりと新潟市内の都会っぷりに遠くに来ていることを忘れがちな頭にアラートをくれました。

新潟 ふるさと村
新潟 ふるさと村 雪国の様子

ふるさと村から車を進めていよいよカープドッチワイナリーへ。

予約をしていればワイナリー見学とセットになったランチなどもいただけるのですが、今回は天候見合いの予約なしだったためレストランは満席。でも、ベーカリーカフェでは予約なしでサラダランチやソーセージ、ベーコンのランチがいただけました。

カーブドッチワイナリー 葡萄畑

思い描いていた米どころ新潟ではない方向ですが、やっぱり広々とした農産地は旅行しがいがありますね。

このカーブドッチワイナリーは宿泊施設や日帰り温泉施設もあってゆっくりしたいところですが、この日は方向の異なる月岡温泉に向かわなければならず、ご飯とお洒落なワインに合いそうなおつまみのショッピングのみで早々に月岡温泉に移動開始。新潟市内を超えて北東方向に進みます。

月岡温泉 温泉街

普段、綿密な計画をたてて旅行する私ですが、今回天候に振り回されっぱなし。大忙しの旅行となりました。

月岡温泉 ホテル摩周滞在

月岡温泉は温泉宿以外に割と新しいお店の並んだ通りがあり、和菓子屋さんで抹茶体験ができたり、日本酒ショップで有料試飲ができたりチョコレートのお土産を買ったり。ぶらり歩きの時間は必須です。が、個人店が多いのか昼休みの時間お店自体に入れなくなるため、必ず行きたいお店がある場合には候補時間帯を2回程度用意しておくと良いと思います。

月岡温泉 ホテル摩周 客室

宿泊したのはホテル摩周。実はここも天候事情ありで、当初数ヶ月前から予約していたホテルは7日前からキャンセル料のかかる宿。台風の進路が読めず、やむなしの8日前キャンセルをして、台風がそれるのが分かった直前に取り直したのがここ。そんな予約ながら、新しくて綺麗で選択大成功と実感できる良い宿でした。

直前予約にも関わらず、夕食に早めの時間選んだところ半個室を利用させてくれます。一口サイズの沢山の種類のおかずがいただけるのは旅館食の醍醐味ですね。ジャンルでいうと創作和食にあたるのでしょうか。一部洋食らしさも取り入れられたバリエーションに富んだお食事でした。

夕食時に

温泉は広々でエメラルドグリーンのお湯がなみなみ。このエメラルドグリーンの成分が最も濃いと言われていた貸切温泉も有料で利用出来ました。

月岡温泉 ホテル摩周 貸切温泉 赤玉の湯

確かに成分が濃そうで、ほてりざましタイムを挟みながらの利用となりました。

月岡温泉 ホテル摩周 朝食

新潟市内への立ち寄り観光「咲花温泉 佐取館」

翌朝も、同じ個室利用で品数の多い朝食をいただいた後。予定の立たないこの旅行中ホテル摩周に滞在しながら申し込んだ日帰り温泉+昼食プランで夜の飛行機に向けた時間調整をしようと咲花温泉に移動します。阿賀野川を眺めるホテル佐取館は月岡温泉と同じくエメラルドグリーンのお湯を楽しめるお宿です。築年数は経っていそうですが、お食事どころは広々していて、お料理は丁寧に作られた和食が割合手軽なお値段でいただけます。

そして夕暮れの新潟空港を出た飛行機で佐渡の上空を。佐渡島の通りの形に改めて新潟に足を踏み入れたなと実感を持って帰路につきました。

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