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リッツカールトン日光宿泊記④無料アクティビティ サイクリングで中禅寺プライベート案内・英国大使館別荘記念公園・イタリア大使館別荘記念公園の訪問を(2022年8月情報)

リッツカールトン日光宿泊記を①から読まれる方はこちらから

リッツカールトン日光の無料アクティビティ凄すぎ……。さすが、リッツカールトン!の大盤振る舞いなツアーがサイクリングツアーです。

ツアー時間は14時から約90分です。参加した際は、私たちしか参加者がいませんでしたので、完全プライベートでした。

自転車はマウンテンバイク風。走行中は、ヘルメットを着用するため、帽子は被れません。日焼け止めは忘れずに。

貸していただける自転車

サイクリングルート

サイクリングルートはGoogleMap上、車でないとルート表示がされなかったため車での所要時間表記となっていますが、中禅寺(入場)から英国大使館別荘記念公園(外観)・イタリア大使館別荘記念公園(入場)でした。

サイクリングがメインというよりも自転車は移動手段で、観光メイン。とてもありがたいツアーです。

また、この行き先の英国大使館別荘記念公園とイタリア大使館別荘記念公園。

同日の朝、レンタカーで行こうとしましたが、公園近くにある駐車場は、思いやり駐車場のみで、一般駐車場ははるか遠く(思いやり駐車場から450m離れた場所)。真夏のジリジリした太陽の下かなりの距離を歩かないと向かえない場所にあり断念しました。

その思いやり駐車場の位置まで自転車で行けるサイクリングツアーは利便性も抜群!よくぞこのルートを選択してくれましたと言いたくなるコースです。

中禅寺

車道中心ですので、サイクリングは少し気を使いますが、ほんの1Kmほどの距離を進み中禅寺へ。中禅寺は通常500円の拝観料がかかりますが、本サイクリングツアー参加者は別ルートからさらっと門の中へ。

なんと拝観料無料、しかもお寺の方がお一人専属でご案内をしてくださるというおもてなし付きです。

身代わりの瘤は痛いところを触ってから瘤を

まず、ご案内して下さるのは、身代わりの瘤。この瘤書いてはいないのですが、まず身体の痛いところを触ってから瘤に身代わりになってもらう(瘤を触る)という流れでお祈りします。

逆に瘤を触ってから痛いところを触ると他の方の痛みを自分に移してしまう!!とおっしゃいます。(それ、書いていませんよね….と案内してくださるありがたみを感じます。)

中禅寺

身代わりの瘤

立木観音は1本の桂から

その後は殿内に入りますが、殿内は撮影禁止です。

御本尊「十一面千手観世音菩薩」(国重要文化財)は1本の桂の木に祈りながら彫刻をしていったという『立木観音』で、肩までの部分は根から繋がっているそうです。

この一本の立木からできている観音様は全国で3体。福島県と滋賀県にもあるそうです。

千手観音様は、千本の手と手を繋ぐことで千の願いを叶える恩恵を与えてくださるのですが、現在は接触させないため、千手観音様の手から繋げた灯りを自らの手に当てることで手をつなぐことに代えられています。

なお、1年間自分の願いを祈祷してくださるという権利(表現適切でなかったらすみません)を2,500円から申し込むことができます。

3,000円/年で1年間金運も付与した祈りを捧げてもらうよう申し込むと、この金色の小槌が授与されます。1名づつではなく家族連名で1権利、『開運』や『心願成就』『家内安全』『身体健全』などの祈りから2つを選択することができます。

小槌

この中禅寺の本堂は高いところにあるため、景観も楽しめます。構内の写真は取れませんが、外にむけての撮影は許諾されています。

この日は本当にいい天気で男体山が綺麗に見えました。

実は奥日光のこの地は、華厳の滝から上がる水蒸気で靄が出やすい土地柄。男体山が綺麗に見えることは『非常に稀』な状況だとか。

もし、訪問時男体山に靄がかかっていたとしても、それも奥日光の土地柄観光なのだと靄のかかった景観を楽しむという手もありますね。

男体山

また、合わせて奥日光では1年の半分ぐらいは雨の確率が高い土地柄。晴れるという機会が希少です。

私がサイクリングを行った前日も大雨でしたが、サイクリング当日は台風一過の美しい天気で湖はキラキラしていましたがこちらの方が希のようです。もし訪問時天気がすぐれなくても、それが日光だと思うと心が救われますね。

中禅寺湖

なお、この中禅寺、加山雄三さんの映画『エレキの若大将』(1965年)の撮影地だということで、君といつまでもの碑が立っています。

君といつまでもの碑

英国大使館別荘記念公園(外観のみ)

時間の都合か、混み合っていたからか英国大使館別荘記念公園は外観のみの見学となり、内部は見れませんでしたが、その後イタリア大使館記念公園でリッツカールトンサイクリング者向けに発行されたチケットは両大使館別荘記念公園の共通チケットですので、もしかすると見学する別荘はその時々で変わるかもしれません。

明治時代から昭和初期の期間、様々な国の大使館や外国人の方が、中禅寺湖畔に別荘を建設され、国際避暑地とされたという歴史があります。

旧英国大使館別荘は、2008年までは実際に別荘として使われていました。その後、立て替えられ、今は当時の家具見学等の館内見学(入場料300円)と中禅寺金谷ホテルのスイーツを出すカフェとして営業されています。

旧英国大使館別荘

イタリア大使館別荘記念公園(通常300円が無料)

イタリア大使館別荘は中に入って見学をします。こちらも通常300円の入場料が無料となります。無料で入っていますが、記念にとのことで英国大使館別荘との共通チケット(450円)を発券して下さったので、おそらくリッツカールトンさんがなんらかの契約をされているのだと思います。宿泊者限定とはいえ本当に無料で良いのか??このツアーと思ってしまいます。

英国の大使館別荘は建て替え時、もとの外装等とは異なる形となったようですが、イタリア大使館別荘も建て替えですが、こちらはもとの大使館を復元したもの。

この一風変わったセンスのある色調の外観、全て杉の木で作られています。

イタリア大使館別荘外観

中の家具は、ソファのカバーファブリック類等はさすがに張り替えを行われていますが、家具等はできるだけ当時のものを残されているとのこと。

1Fはリビング・ダイニング。優しくくつろげそうなインテリアです。

リビング・ダイニング

中には、色調の異なる杉の板も展示されていて色の違いを近くで見ることができます。

杉の板

また、縁側には椅子が並べられ、ただ中禅寺湖を眺め続ける時間を楽しめるようになっています。

縁側

眺める景色は桟橋と中禅寺湖。のんびりしています。

中禅寺湖

2Fは寝室ですが、お部屋名は眺望室という名前となっており、窓の外の中禅寺湖を眺めながら過ごしたお部屋だと思います。

2F眺望室①

2F眺望室②

館内見学の後は、中禅寺湖側の外に出て、湖側からの別荘外観を眺めたり、中禅寺湖をバッグに写真撮影をしていただいたり。

別荘外観(湖側より撮影)

男体山と中禅寺湖

そして、最後に澄んだ中禅寺湖のお水を触ってサイクリングで帰路につきます。

中禅寺湖のお水がこんなに澄んでいるのは、基本的に遊泳禁止だったり、湖に一回に船の出ている量が厳しく制限されていたりという環境保全のおかげだそうです。

中禅寺湖の水

別荘からの帰り道

リッツカールトン日光

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