中禅寺金谷ホテル(奥日光)のご紹介の前に日光東照宮近郊にある金谷ホテルの歴史館を訪問し、金谷ホテルについてまず知ることに。
金谷ホテル歴史館と中禅寺金谷ホテルの場所
金谷ホテル歴史館は、日光東照宮の近郊。中禅寺金谷ホテル(奥日光)より、金谷ホテル(日光東照宮近く)の方が近い場所にあります。
中禅寺金谷ホテルは、奥日光の中禅寺湖の北側。中禅寺ボートハウスの近くになります。
金谷ホテル歴史館で日本最古のリゾートホテルを知る
金谷ホテル歴史館のある場所は、金谷ホテル創業の地。現在の金谷ホテルの場所ではなく、その前身の金谷カテッジインの場所。
金谷ホテルの創業者である金谷善一郎さんは、元々日光東照宮の雅楽師でした。雅楽師さんとして創業の地にあった旧侍屋敷に居住し、その住居のお部屋を1870年にアメリカ人宣教師ヘボン博士に貸しました。そして、そのヘボン博士の進言を受けて、1878年外国人向けの民宿を開業、それが金谷カテッジインだったのです。
今から140年以上も前のお話ですね。
その後の1893年(明治23年)金谷善一郎さんは、国内最古のリゾートホテルとして、全30室の金谷ホテルを開業されます。
金谷ホテル歴史館(入場料550円)は、金谷カテッジインが元々、SAMURAI YASHIKIと呼ばれていた通り、旧侍屋敷の中を見学できるようになっています。
屋内の撮影は禁止ですが、竈門の様子やお侍さんが住んでいたとのことで防犯上の隠し部屋仕様、大きな梁などを見ることができますので、是非現地で。中に入館すると立派なお庭も散策できます。
中禅寺金谷ホテル
その国内最古のリゾートホテル金谷ホテルが1940年(昭和15年)第二次世界大戦中に作られたのが中禅寺金谷ホテル。奥日光の観光拠点の中心として長い歴史を持つホテルです。
ランチ予約とランチ温泉予約
中禅寺金谷ホテルのメインダイニングの予約は、朝食・昼食・夕食とも一休レストランにて予約可能です。
一休レストランで中禅寺金谷ホテルのレストラン予約をするにはこちら
ただ、温泉とセットで予約するには一休レストランではプランがありませんでしたので、アソビューサイトから予約しました。
アソビューで中禅寺金谷ホテルのランチ温泉プランを予約する場合はこちら
昼食+温泉プラン
中禅寺金谷ホテルのメインダイニングみずならの昼食オープン時間は正午。
天候の都合があって早めに到着したところ、歴史的な避暑地リゾートを感じるロビーに案内されてくつろぐことができました。喫煙をされる方は屋内喫煙場もあるため早めに着いてロビー時間を持つのも良いリゾート時間かなと思います。
奥日光の地はかなり標高が高く平地との温度差が10度ぐらいありますので、夏は特にクーラーのない自然な空気のロビーで『避暑』を実感できます。
その後12時になるとロビーで名前を呼ばれてレストランに。木目の美しいダイニングです。
アソビューのコースは、5000円でランチコース(夏のスペシャルランチ4,000円に温泉がついている形)。
メインは通常は豚肩ロースで、+600円で中禅寺金谷ホテル名物の日光紅鱒のソテーに変更が可能です。また+800円でデザートをアイスクリームからデザート盛り合わせに変更が可能です。
葡萄ジュースは900円です。結構なみなみと注いでくださっているのがありがたいです。写真に写っていませんが、ノンアルコールビールも900円でした。
前菜は栃木のお野菜の野菜サラダ。みずみずしくシャッキシャキです。
運ばれてくるパンは4種。ミルクパンっぽいものがもちもちふわふわで美味しくおかわりしてしまいました。
季節のポタージュは『牛蒡とシナモンのポタージュ』上品な味わいです。
メインアップなしの豚肩ロースの場合はこちら。低温調理されています。
そして下の写真が、名物の紅鱒のソテーにアップしたもの。甘辛い味付けが美味しい逸品でした。この幅から見たところ結構大きな紅鱒なのかなと思いますが、身も厚くて存分に味わえます。
最後はデザート。通常は戦場ヶ原のいちごを使ったアイスクリームです。
(すみません、アイスクリーム単品の方の写真撮り忘れていました。このでザート盛り合わせに乗っているアイスクリームの量が多いバージョンです)
デザート盛り合わせにアップするとフルーツとガトーショコラが盛り合わせになります。
戦場ヶ原というのは中禅寺金谷ホテルから車で数キロ北に向かった方にある平原で、男体山の神様と赤城山の神様が戦った戦場といわれている大きな湿地帯の名前です。ハイキングの名所だとのことです。
ランチ後の精算をフロントで実施するとバスタオル・タオルが渡され、温泉に入るためのパスワードを渡されます。
ロビーで貴重品Boxに貴重品を預けて温泉に。温泉には籠しかありませんのでご注意を。
温泉は、内湯と大きな露天風呂があり、かなり濃厚な硫黄泉で、かなり湯の花が浮いている状況です。サウナは小さめのものが一つ。
アメニティは化粧品も含めて揃っていますが、髪ゴムはありません。なお、お水は紙コップのみあって、『水道水が飲める』と記載されています。地下水豊富な土地柄だからでしょうか。
水道水にどうしても抵抗のある方は温泉を上がって、ロビーに戻る途中に冷水が置かれていますので、そこでお水をいただくこともできます。